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次の日の朝、自警団長 アーヴァイン が無残な姿で発見された。
……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……
そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、村長の娘 シャーロット、冒険家 ナサニエル、お尋ね者 クインジー、学生 ラッセル、教師 イザベラ、踊り子 キャロル、見習いメイド ネリー、見習い看護婦 ニーナ、流れ者 ギルバート、のんだくれ ケネスの11名。
ああ。ひょっとしたらあそこに……
[唇に指を当て、僅かの間黙考していたが]
……そうですね。
もしかしたらあるかも知れない場所の心当たりがあります。
後で案内しましょう。
今日はもう遅いですから、明日では如何ですか?
先程城の中を見て回っている間に見つけたんですが、夢中で歩いていましたので、そこまでの道順も定かでないんですよ。
迷っても明るくなってからの方が安心でしょう。
[そう言って、ゆったりと微笑みかけた。*]
─キッチン・調理中─
[ダンプリングはシンプルにコンソメスープとネギと共に煮込み。もう一品、とほうれん草や牛乳等を取り出して来てほうれん草のグラタンを作り始める。オーブンに入れて焼くだけとなった後、目的の銀食器を探し始めた。途中ナサニエルに問われて探しながら返答する]
え?
心当たりあるの?
[返って来たのは期待を呼び起こす言葉。振り返り、紅紫をナサニエルへと向ける]
ええ、明日でも構わないわ。
案内お願いしても良いかしら。
[少し嬉しげにしながら言葉を返す。相手の微笑みには自然笑みを返していた]
[その後は居眠りしてしまったラッセルに声をかけ、出来上がった料理をダイニングへと運び、ささやかな晩餐始める*だろうか*]
[ラッセルに会うことはなく、部屋に戻る]
[水差しをテーブルに置き、窓の外を見た]
[明るい月だ]
[そして、一面――緋い]
似合わないな
[低い声に含まれた感情は、自嘲]
[左目を喪った男は、左目で見た最期を、今も鮮明に見ている]
[暫く、外の景色を眺めた後、男は身を横たえた]
[外の緋の中には、泉も含まれていたことに、気付くのは*明朝の事であった*]
[いっときながら現に返ったのは調理も終わる頃。
蕩けた眼が傍らの女を見上げ、小さく、その名を呼んだ]
どうだった?
[その手に在るスケッチブックを見、感想を求めつつ手を伸ばす。
けれど肝心の女の声は意識の表層にしか届かず、
己が返した言葉すら、朧に霞んで消えた。
彼女の求める答えが其処にはなかったのは、確かな事。
シャーロットに促されて食卓へ向かった後の、
食事の匂いも味も、よく覚えてはいない。
傍目にも、起きているか怪しく見えたことだろう。
はっきりと目の覚めたときには残念がるに違いなかった]
[――そうして朝陽の昇る頃、彼は部屋にいた。
ブランケットを纏って白い寝台の上に丸くなり、
傍らのテーブルにはスケッチブックが置かれていたが、
カーテンも扉も閉められず役目を果たさぬまま。
注ぐ光の欠片にも届く音にも目覚めを呼ばれることはない。
刻まれた時を知るのも、未だ、*先の話*]
[緋の原に踏み潰した跡を残し苛立ちを抱え向かうのは広間。番人の胸倉を掴み上げ酒臭い息を陰鬱な顔に近づける]
…てめえ、知ってること全部吐きやがれ。
[押し殺した声にも番人が返すのは今までに話したものと同じ。だが聞き流してた時には耳に残らなかった情報――何が何人いるかを得て目がぎらつく]
へえ、そうかい。
だがそんなかにゃアンタも入ってるってえ計算だ。違うか?
なら馴れ合うわけにゃいかねえなあ。
[ねめつける小声が静かな室内に響くことはない。答えを待たず突き放し、身の安全を図れる場を探し一夜を明かした]
まったく…旨い酒にありつけると思えば碌なもんじゃねえな。
終焉の獣に狩られるなんざ悪夢もいいところだ。
気づかれねえ内にさっさと見つけ出して…狩ってやる。
[廊下の暗がりに低い呟きを落とし、食料を求め動く。酒も食料も泉の傍に置いてきた。ポケットに残るのは鞘をしたナイフを探り警戒しながら動く。
やがて辿り着くのは全ての廊下と繋がるだろう玄関ホール。見開く目に映るのは緋の原にも負けない色鮮やかな大輪の緋]
…チクショウめ!
[踏み潰された彼岸の花に似た緋が番人のものだと認識した瞬間、感じたのは焦燥と憎悪]
[陽がのぼってすぐか、男は水差しの水をそのまま飲んだ]
[窓の外の風景に、違和感を覚えたのか目を細める]
[然しすぐには気付かずに、外へ出た]
……なんだ?
[少し進むと、冷えた空気に何かの臭い]
[それが嗅ぎ親しんだ戦場と同じであると、気付くのは数瞬後]
[どこからだと、警戒に足音は殺された]
[階段を数段降りると、玄関の緋色が――傍の男が見えた]
[押し殺された足音は耳に届かない。ぎらつく目が熱心に這うのは獣の爪痕。かけられた冷静な声にばっと振り返り睨み付ける。言葉の意味が届くのは少し遅い]
…あ゛、そうだな。アンタに任せる。
[布団を持ったまま階下へと降りる]
[投げ捨てなかったのは、自分もそれを見るためか]
酷いな
人の手じゃこうはならない
[目を細める]
終焉の使者とかいう、人狼の仕業か?
[緋に染まる体に、布団をかける]
それくらいしか思いつかないが
……どういう殺し方をしたらこうなるやら
[戻ってきた赤毛をちらりと見て場所を譲る。一歩下がったところに立ちクインジーの問いを肯定する言葉を発す]
アンタの言うよーに人の手でその傷は無理だな。
猛獣の爪かそれに酷似した形の武器でなきゃ平行な切り口なんざ作れねえだろ。
[医者に似た言い口で傷を指し、布団の白に隠されるのを眺める]
だがそんな武器があろうとなかろうと殺しがあったのは変わらねえ。終焉の獣とやらが居ることにはな。
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