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クー。
クーも、聴きに来たんだ。
[微かな感情の揺らぎを捉え]
……クーも、女の人がよかった?
[疑問と共に視線を返す。
二つの問いかけにはそれぞれ頷いて、
差し出されたカップに手を伸ばして受け取った]
……なんだ、ってな。
あんたも大概、言ってくれる……。
[室内に増えた気配と、声。
蒼氷を向けた先には、カップを手にした赤髪。
声に潜む安堵めいた響きに疑問を感じながらも、それを追求する気にはなれなかった]
仕方ない、って。
……お前もあっさりと言うんだな。
[違和なく織り込まれた言葉に、掠めたのは苦笑。
だが、それがこの場の真理と受け止めているが故か、それ以上は言わずに]
どう、と言われても、な。
……腕からとれないものを見たくない、いらない、と思っても。
腕を切り落とせなければ、せめて見えなくするしかない。
だから、見えなくするために、血染めにしていた。
そうしたら、厄介の種になったんで、血を落とした。
ま、それだけだ。
[説明は淡々と。
何でもない事のよに、綴られた]
[横を通って行くキャロルに視線を向けながら、何度か深呼吸。強張った身体を解すと一度深く息を吐いた]
真っ黒の何かに、爆発した卵…。
イザベラ、料理ダメなのね…。
[捨てられる黒い物体を視線で追い、呟いた]
作れないのなら、そのままで食べられるものを探した方がよろしかったのではありませんこと?
[開いている戸棚を探すも、その類は案外に少ない事に気付く]
洗うのは、面倒そうですわね。
[特段にそれ以上をする気は無いらしい]
……だって、そう言っていたから。
オレも、死にたくはないし、仕方ないって思う。
あなたは、違うの?
[黒塗りのピアノを背に、床に腰を下ろす。
ハーヴェイの顔は見えず、相手からも死角の位置]
……ふぅん。
服の袖で隠したり、包帯を巻いたり、
それだけではいけなかったのかな。
いえね。少しお腹も空いたし、この共同生活も
いつまで続くかわからないではないですか。
[右眼を誰とも合わさないように横を向く。
すると、左眼はずっと彼女らを見つめるように。]
私もね、お台所の仕事覚えた方がいいかな、と。
慣れないことはしないものです。もう二度としません。
[まだ、力が入らない足取りで皿を取ると、不器用に洗い始める。]
ええ、二度としませんとも。
確かに、言われたけどなぁ……。
[声にはどこか、呆れたよな響きが混じる。
続けて向けられた問いに、思案するよに蒼氷を伏せて]
俺は……そうだな。
生きる時は生きる、死ぬ時は死ぬ。
人なんて、そんなもんだ。
だが、理不尽な死を無抵抗で受け入れる気は、ない。
仕方ない、というよりは、俺が俺としてあるためにやる、って感じかね。
[言葉と共に、再び白と黒に触れる。
旋律が織り上げられてゆく。
それだけでは、という疑問には、ああ、と短く頷くのみ]
……とりあえずそれに卵を入れるとダメってのは分かったわね。
[イザベラが発電機と言う箱を見て、やや呆れたように呟いた]
ああ、そうそう。
イザベラ、鏡あったわよ!
据え付けの大きな鏡だから、ここには持って来れないけれど。
手鏡の類はどうしても見つからないのよね。
[腕を組んで溜息。それでも、当初約束していた鏡の話をイザベラへと伝えた]
え、見つかったんですか!?
[シャーロットの方を向く。手にしていた皿は
流し台にガタターン、と大きな音を出して落ちる。]
どこの部屋ですか?どこの。
そんなもの?
[余り理解していない態で首を捻り]
理不尽じゃない死って、寿命ってことかな。
生死より、自分が自分であることが、大切?
[押されるに従って楽器は内部で振動し、音を奏でる。
背に伝わる感覚を味わいながら、カップを傾けた]
あったかーい。
[続くのは、緊張感のない感想]
[女は漸く、眼の前の人物の視線の向きがちぐはぐであることに気付いた]
[こちらを向いた左眼のみを見つめる]
慣れないことをしないつもりならば、それも危険なのではございませんか。
[皿を洗い出す様を見つめ、背を向ける]
[特段、鏡には興味が無いようだった]
[先行く彼は道の先で待っていたでしょうか。
それとも気付かずに入って行ったでしょうか。
いずれにせよ、わたしもまた城の門を潜りました。
入る直前、聞こえた爆発音に瞬いて辺りを見渡しましたが。]
…ピアノ?
[結局足が向かったのは、微かに流れてくる旋律の方向。]
建設的なご指摘が何もないんですね。
それは結構なことです。外にばかり栄養がいっているのですね。
[そう言いつつ、メモを取り出す。
キャロルのことを書いた下に何やら書く。]
これが見取り図なんですが、どのへんかわかりますか?
[シャーロットに問う。]
あ、ちょっとお皿…!
[流しの底に落ちた皿は大きな音を立てた。割れては居ないようだが、音に思わず目を瞑ってしまう]
……うん、さっきナサニエルと一緒に探して見つけたの。
ナサニエルが心当たりあるって言ったから。
[落ち着いて瞳を開けてから、イザベラに頷きながら説明をする]
ええと、二階の客間をずっと行った…。
ああもう、面倒だわ。
案内するわよ。
どこにあるかは覚えてるし。
[キッチンを立ち去るキャロルには一度視線を向け、またイザベラへと戻した]
……命は自分のものでも、生死は必ずしも、自分だけじゃ決められない。
だから、俺はそんなもん、と割り切ってる……いや、割り切らざるを得なかった……のかもな。
[最後の部分は、どこか独り言めいて]
誰かに強制された訳じゃない『死』なら、理不尽とは言わんだろ。
[間を置いて発した声は、淡々としたもの]
生死と、自分と。
どっちが大事か、ってのは簡単には言えんかね。
生きてこそ、自分でいられる……ってのは、人の受け売りだが。
[旋律は緩く紡がれる。
題名など覚えてもいない、小夜曲。
記憶するのは意識ではなく、幾度もそれを紡いだ指]
ナサニエルさんが…。先程といい、助けられっぱなしですね。
[見取り図を見ながら、にっこりとほほ笑む。
ぎょろぎょろした眼が、笑う時だけ細くなる。]
それでは、お言葉に甘えさせていただこうかしら。
ここの片づけは……他の方が使うであろう前に、
可及的速やかに行えば、何の問題もありませんね。
[案外大雑把な一面を見せる。]
[ギルバートは、ひとつの旋律に惹かれるように、ある部屋の前に現れた。]
――…ピアノ?
そんなものがあるのか。
へぇ……年代ものじゃないか。音が落ち着いている。
[この城に来て初めてとも言うべき笑顔を見せた。]
[こつ、と杖の音を響かせ、音の源へ近付きます。
途中で逆の方向から別の音が聞こえた気がしたのですが、その時にはもう部屋は目の前でした。]
…あら?
[もう1人、扉の前には先客がいました。]
あー……うん、手伝うわ。
[片付けを、の言葉には早く終わらせるために手伝うことにする。任せたままではしばらくかかりそう、と思ったかは定かでは無い。手伝う前にナサニエルへと向き直り]
案内は私一人でも出来るわ。
今までずっと付き合わせて悪かったわね。
それと、ありがとう。
[部屋の存在を教えてくれたこと、文句を言わずに探すことを手伝ってくれたこと。付き合わせたことに謝罪し、礼も告げた]
[ナサニエルと別れると、イザベラの片付けを手慣れた様子で手伝い始める]
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