人狼物語 ─幻夢─


32 緋キ花咲ク泉ノ畔デ

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書生 ハーヴェイ

……必要なら、手は貸すが。

[何とかなる、という言葉に、短く問い、壁から身を離す]

怪我人だが、腕が全く使えん訳じゃない。

[疼きの鎮まった腕を軽く撫でる。
紅は変わらずそこに滲んではいるが、昨日ほどには色彩は広がってはいなかった]

(120) 2008/11/23(Sun) 22:03:17

見習いメイド ネリー

焼く…弔う?

[足音も立てず。気配も薄く。
階段を降りかけた所で声が出た。
視界の先には複数の人影]

(121) 2008/11/23(Sun) 22:04:04

のんだくれ ケネス

まったくだ。それもいつ取り上げられるか知れねえと来てる。
…碌なもんじゃねえよ。

[キャロルに同意を返し、小さく息を詰める音にぎらつく目を女の濡れた指に向ける]

…ああ、番人なら見たぜ。
獣の爪に裂かれひでえ有様だったな。
アンタも見たようだが、その指先で裂いたんじゃねえだろうな?

(122) 2008/11/23(Sun) 22:04:20

書生 ハーヴェイ、聞こえた声に、蒼氷をゆるり、そちらへと向ける。

2008/11/23(Sun) 22:05:41

のんだくれ ケネス、腸詰咥えて指を後ろのベルトに滑らせ、体の影で柄に触れる。

2008/11/23(Sun) 22:06:22

見習い看護婦 ニーナ

それとも、…床を拭くのが先でしょうか。

[床の白に滲み、或いは広がる赤い色を、わたしは見つめました。
と、不意に声がしました。
振り向いた先に灯を翳し、目を凝らしてみると、緑色が見えます。]

(123) 2008/11/23(Sun) 22:07:10

見習いメイド ネリー

何があったのですか。
この臭いは。

[散らされても残る異臭。
それが何であるかは確信しているような問い。
向けられた蒼氷を受け止める翠は、どこか色薄く]

(124) 2008/11/23(Sun) 22:07:56

見習いメイド ネリー

床を。
…黒くなる前に?

[灯りを向けられれば僅かに目を細め]

それが必要であれば、布を持って参りましょう。
水場に積んでありましたから。

[言いながらゆっくりと段を降りてゆく]

(125) 2008/11/23(Sun) 22:13:19

書生 ハーヴェイ

ああ、確かに掃除も必要だな……。

[ニーナの言葉に今気づいた、と言わんばかりに呟いて]

『番人』が……死んだ。
『終焉』を齎す者の手にかかって、な。

[ネリーの問いに答える刹那、鎮まったはずの疼きが左の腕をかける。
僅か、眉が顰められた]

(126) 2008/11/23(Sun) 22:13:21

見習い看護婦 ニーナ

番人が、殺された…そうです。

[緑のひとの視線は、こちらに向いてはいないようでしたが。
その問いに違和感などを覚えることはなく、わたしはそれだけ言いました。]

(127) 2008/11/23(Sun) 22:13:34

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2008/11/23(Sun) 22:13:59

踊り子 キャロル

ええ。
その様な干渉は、私も望まぬ所でございます。

[薄く清潔な布を見つけ、細く畳む]
[指先にその白を巻き、けれど、結び目を作るのに試行錯誤]

獣の爪?
この花の毒にさえ抗えぬ指が、その様な事を。

[平生と変わらぬ口ぶりで、男の様を見る]

お戯れを。

(128) 2008/11/23(Sun) 22:16:07

見習いメイド ネリー

終焉の使者に、番人の方が。

[確認するように繰り返す。
じっと布団に覆われた「もの」を見た]

番人の方が言われたとおりにですか。
であるならば。

望まなけいのならば。
抗わなければいけませんか。
どこまで抗えば良いのでしょう。

[淡々と言葉を紡ぐ。
番人を見下ろしたまま、暫し瞑目した]

(129) 2008/11/23(Sun) 22:19:13

のんだくれ ケネス

花の毒? あ゛ー、外のアレか。

[警戒の目は緩めないが死角の包丁の柄から指を離す。立ち上がり試行錯誤する女に近づき、ぶっきらぼうな声]

見せてみろ。ついでに縛ってやる。

(130) 2008/11/23(Sun) 22:23:48

書生 ハーヴェイ

……冷静だな、随分と。

[淡々と紡がれる言葉に、口をついたのはこんな呟き]

望まぬなら、抗うしかないだろ。
死にたくなければ、望まぬ変化を齎す者を。
『終焉』を齎す者に、『終焉』を齎すのみ。

[静かな口調で、こう返した後。
零れたのは、ため息]

……ま、問題は、それが誰かを見極める術が俺にはない、という事か。

(131) 2008/11/23(Sun) 22:24:03

見習い看護婦 ニーナ

…お願い、します。

[場所が分かるのであればそちらに任せたほうがいいかと、声にはそう返しました。
灯に対する反応は分からず、けれど正体は知れたので、手元に戻します。]

それと、何か…弔うための道具を。
…あの部屋に、あるかしら。

[昨日探索していて見つけた、倉庫のような部屋を思い出して、独りごちます。]

(132) 2008/11/23(Sun) 22:25:53

踊り子 キャロル

[肯定は頷きを以って]
[およそ丁寧とは言い難い口調は、内容と裏腹なもの]

よろしいのですか?

[考える間を置き、女は腕を持ち上げた]

(133) 2008/11/23(Sun) 22:32:39

見習い看護婦 ニーナ

終焉を齋す者を、探す…力。
それを持つひとも、いるのでしたか。

[聞こえた溜息に、白い塊を見ます。
尋ねたところで、番人は答えをくれません。]

探して、それで、…。

[続きは言いませんでした。
…不用意に言わないほうがいいと、そう思ったからです。]

(134) 2008/11/23(Sun) 22:34:34

村長の娘 シャーロット

[玄関ホールを立ち去り向かったのは倉庫のような部屋。迷うことなくその扉を開き、一直線にとある場所へと向かう]

……確か、この辺り……。

[荷物が積まれた中から目的の物を手にする。布に包まれた棒状の何か。しばしそれを見つめた後、ぎゅ、と握り締めた]

自分の身は、自分で護らないと。
信じられる者が居ないと言うのであれば、尚更。

[覆っていた布を少しずらし、中身を握り、抜き放つ。それは妙にその手にしっくりと馴染んだ。据えられた燭台に灯る炎が握ったそれに光を与え、暗がりできらりと光らせる]

[再び布へと包むと、それをどうにかケープの中に隠れるように仕込み、何事も無かったかの様に倉庫を出た]

(135) 2008/11/23(Sun) 22:34:53

村長の娘 シャーロット、メモを貼った。

2008/11/23(Sun) 22:35:27

見習いメイド ネリー

冷静ですか。
…そうですね。

[死を目の前にしても深い感慨を覚えない自分を自覚する。
色を薄めた翠が揺らぐが平板な声は変わらず]

死は誰にも平等。
そんなところだけ、平等。

終焉を齎すものに終焉を。
やられる前に、やる。

[溜息に続く言葉には小さく瞬き]

見極める術があったとして。
それが真実であるか否かはどう見極めれば。

むずかしいです。

[息をついてから零れた呟きだけは幼げに]

(136) 2008/11/23(Sun) 22:35:39

流れ者 ギルバート

……酷いものだ。
歌劇とはまるで違う――『死』とは、あくまで無惨なもの。美しいものたりえない。

せめてこの場所をきれいに拭くことくらいは必要だな……。

遺体は運ぶべきか?
焼くのはまずいかもしれない。番人殿だけでなく、花も城も焼けてしまう。

[ちいさく、溜息。]

(137) 2008/11/23(Sun) 22:43:09

書生 ハーヴェイ

死は、誰にも平等……か。

[呟く刹那、蒼氷は翳りを帯びて伏す。
だが、それは本当に一瞬の事で]

そう、やられる前に。
とはいえ、どこぞの酒臭い男みたいに、難癖つけて噛み付くやり方じゃ、ただ消耗するだけだ。

[先の騒動を思い出してか、口調は吐き捨てるよに]

見極める術が真実か、見極める術、ね。
確かに、それも問題か……。

そも、そんな力がある、と大っぴらに名乗り出るのも難しいだろ。
それこそ、『番人』の二の舞になりかねん。

(138) 2008/11/23(Sun) 22:43:55

見習いメイド ネリー

はい。では私は布を持って参ります。
水も汲んで参りましょう。

[常盤の房を左右に揺らし、灯を持つ少女に頷いた]

弔いはどうすれば良いか分かりませんので。
ご存知の方々にお任せします。

(139) 2008/11/23(Sun) 22:46:01

のんだくれ ケネス

[女が返事を考える間に目の前に立ち、持ち上げられた手を無骨な指で掬い上げる。綺麗と言い難い髪に隠れ検分する目は鋭い]

確かにコイツは毒にやられたようだな。
薬なんざねえし洗っておくのが一番だろ。

[あくまでもついでだと鼻を鳴らし、布を巻いていく手つきは慣れきった仕草。指を曲げられぬほどきつくなく、解けてしまうほど緩みはしない。その理由を問われても当然*記憶はなく*]

ほらよ、もう触るのはやめときな。
綺麗な華にゃ毒はつきもんだ。アンタがどうかは知らないがな。

(140) 2008/11/23(Sun) 22:46:43

のんだくれ ケネス、メモを貼った。

2008/11/23(Sun) 22:51:00

見習い看護婦 ニーナ

…そうですね。
焼けてしまっては、困ります。

[別の声が語る、火の危険性にはひとつ頷きました。]

では、掘るものを探しましょうか。

[言って、昨日の記憶を頼りに、その方向に歩き出します。
当然、歩みはそう早くはないのですが。]

(141) 2008/11/23(Sun) 22:52:02

書生 ハーヴェイ

城が焼ける……のは。
それはさすがにまずい、か。

[ギルバートの言葉に、小さく呟く]

と、なると。少し離れた所に埋めるのが一番よさそうだな。

(142) 2008/11/23(Sun) 22:52:19

お尋ね者 クインジー

手伝う? その腕で

[言いかけた言葉は、大丈夫だという言葉に止まる]
[ため息]

なら手伝え
……どちらにせよここには置いておけない
花は燃えるかもしれないが、外で燃やすのが一番だ
それとも掘るか?
水に沈めるか?

(143) 2008/11/23(Sun) 22:52:32

見習いメイド ネリー

花が焼けるのは、見たくありませんね。
あれだけ美しいものなのに。

[一面に広がる緋色の景色を。
今この状況でも美しいとそう口にして]

酒臭い男?

[初見の広間でしか会っていないためか、確りとは思い出せず。
けれど続く言葉に気を取られ]

ほんとうに、むずかしい。

[再び呟くように言うと、ペコリと頭を下げて水場へ向けて歩き出す]

(144) 2008/11/23(Sun) 22:53:11

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