[ゲルダとのやり取りはとりあえずアーベルにまかせようと][するのだがどうにもヒヤヒヤするのは気のせいか]ベッティ、もう一つ用事を頼んでおく。もし俺のことを探している知らない顔が居たら、後でそちらにも行くからと伝えておいてくれないか。露店か宿を頼りに来るだろうから。[拗ねた声にもう一度軽く撫でると][手を離してライヒアルトの方へと向かう]向こうにツテはあったりするかい?外から行くと口が堅くなる連中も多いから。