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─広場・露店前─
[周囲の人の流れには、気づいているのかいないのか。
一頻り、音色を紡いだ所で腕を上げ、一際大きく、鈴を鳴らす]
……ん、わりと、いい線行ったかな?
[音色の余韻が消えうせた後、表情と同様に楽しげな声を上げる。
子供っぽさを残した満足げな表情は。
練習所では、本当に入ったばかりの頃──鍵盤パートにいた、幼い頃にしか見せてはいなかったもの]
―広場・露店―
[一際高らかに鳴って消えてゆく鈴の音]
[ホゥと息を吐き目を開く]
[奏者の満足そうな顔は懐かしさも覚えるもので]
[少しの間をおいて拍手を送った][周囲も一気に沸き立つだろう]
充分過ぎるほどだったよ。
なあベッティ、分かっただろう?
[老若男女関わらず足を止めて多くの人が演奏を聞いていた]
[店番中の少女に笑いかける]
―広場露店付近―
お見事。
[演奏会の終わりと同時に沸き立つ周囲。
彼もまた拍手をしながら、演奏者のほうへと止まっていた足を進める。
そこでこれまでに見たことのない笑顔を目にして、少し虚をつかれたように瞬いたが]
凄い、凄いわー!
普通の鈴よね、それって。
[不思議そうにアーベルの手の鈴を見やった後]
[沸き立つ拍手に周囲を見回し、衆人の視線を確認した]
……確かに効果はあるみたい。
[拍手の輪に加わった]
[音の聞きやすい距離まで詰め、しかし、完全に気取られる位置までは行かなかった。演奏に夢中ならば、恐らくは、尚の事。
翠眼は見えぬ音を視るように見つめ、旋律を零さず掬い取る]
[やがて演奏は終わり、最初は疎らな、それから沸き立つ拍手の波。
忘れていた瞬きをして、息を吐く。
開きかけた口は、何も音を漏らすことはなく。
ほんの少しだけ、拳を握った]
……ん。
[眉を下げて微か笑み、踵を返して、早足にその場を去った。
目立つ長い青も、人波に紛れて、間もなく*見えなくなる*]
─広場・露店近辺─
[沸き立つ拍手に、一つ、瞬く。
ほんの一瞬だけ、複雑な表情が覗いたのには、果たして誰か気づいたか]
あは。
そんな、大したもんじゃあ、ないんだけど。
[困ったように言いながら、がじ、と蒼の髪をかく。
まだ手首につけたままの鈴が、仕種に合わせてリン、と鳴った]
[少し興奮したまま、師匠の言葉に]
はい、音楽って単に楽器を演奏することとは違うんですねー。
楽器はあくまで媒介で、それを通じて奏者の心を伝えて、そこに魅力があれば人は惹き付けられるってこと……ですか?
[最後は疑問形で、首を傾げ]
[リンと鈴が鳴ると、またそちらへと視線が奪われる]
─広場・噴水傍─
[微かに聞こえた音に一度露店へと視線は向くものの]
[腰は段差に下ろしたまま中空を見上げた]
さて…上手く行ったかね。
[意識を集中し、展開した術の操作に入る]
[左眼に映る空とは別に、開かぬ右眼に幻視する自衛団長の姿]
[街へと広がった紫煙は違わず彼を捉え]
[その記憶に刹那入り込む]
[読み取るのは失踪事件に関わる事柄だけ]
[それ以外のことは読み取らないのがこの術の調整の難しいところでもある]
[自衛団長は事件のあった初期から調べてるだけあって、その関連する記憶量は比では無く]
[試しとしての割に合わない容量に、術の疲労とは別の疲労を頭に感じた]
……半端ねぇわ、これは。
選択ミスったかな。
[中空を見つめたまま呟き、眉根を寄せる]
[それでも術を維持し、全て見終わるまで幻視を続け]
……あ?
[突然、ぶつりと幻視が途切れた]
[途端右眼は何も移さなくなる]
………。
どう言う事だ?
この街に居るなら掴むことは出来るはず…。
街からオッサンが出るなんてことは無いだろうしな。
…もしくは魔力を遮断する場所へ入った、か。
[突然降りかかった違和に中空へ向けて居た視線を地面へと落とし]
[考え込むように口元を右手で覆う]
[同時に咥えていた手巻きタバコを弾き飛ばすと]
[飛んだ先でそれは紫の炎を上げて燃え尽きた]
……確認した方が良い、かね。
[そう思うも術の疲労もあって直ぐには動けず]
[胸ポケットから道具を取り出すと]
[手巻きタバコを作って本当の一服をその場で*始めた*]
/*
急いで書くと誤字が酷い。
明日は遅めで顔出しになる予定だが…48hだから何とか、なる?
酒入るんで、遅くまで居れるかは微妙(滅
と、いうか、なんでこんなに集まるかなあ……。
[は、と一つ息を吐き。
近づく黒衣の修道士に気づくと、ども、と言いつつ手を振って]
……とにかく、まあ。
こんな感じで、鈴でもちゃんと独奏はできる、って訳だ。
[手首から鈴を外しつつ、こちらを見やるベッティに軽い口調でこう言った]
っと、失礼。
[傍まで来てから、挨拶をしていないことに気が付く。
3人に改めて頭を下げてから、青年に向き直った]
鈴一つであれ程とはね。
驚いたよ。
[対象は演奏それ自体であったり、集まった客であったり。
一瞬の表情には気が付かなかった]
―広場・露店―
「ニィさんすげーな!!」
「楽団の子よね。楽しみにしてるんだから!」
「楽しい音をありがとうねぇ」
[それぞれにアーベルを褒めて再び人波が流れ始める]
[その中心で一瞬掠め見えた複雑そうな表情]
[軽く眉が上がるがその場で何かを言うではなく]
はは、そこまで難しく考えなくてもいいんだよ。
心を篭めれば音は応えてくれる。
そうした音は人の心に響く何かを持っている。
そんなところだ。
[興奮気味の店員に微笑んだ]
[ライヒアルトが近くにいるのに気づけば軽く会釈をしたり]
[散っていく人々にも、手を振って答え。
ライヒアルトの言葉に、がじ、と蒼の髪を掻く]
……こういうの使うの、好きだから。
それが、ちょっとでただけですよ。
[返した言葉は、ほぼ、本音に近いもの]
それだけアーベルの演奏が凄いってことだわ。
……ただのサボり人じゃなかったのね。
[ハーモニカの演奏は何度も聞いているが]
[集まった人の数を見て、改めて彼の力を思い知ったり]
[彼の一瞬の表情には気付くことなく]
心を篭める……できるかしら。
でも何かこう、わくわくしてきたわ。アタシも練習してみたい。
師匠、色々教えてくれますか?
好きでも、使いこなせるかっていうとまた違うからね。
やっぱりそこは才能なんだろう。
[横から聞こえた『サボり人』に小さく笑いながら、青年にはそう言葉を向ける]
[『サボり人』という評価に一瞬むぅ、となるものの、楽しげなベッティの様子に、突っ込みは押さえて]
才能……って、言うのかな。
これがそうなら、無駄遣いしてる、とか言われそうなんですけど。
[ライヒアルトに返す言葉は、冗談めかしているものの。
同時に、どこか皮肉っぽい響きを帯びて]
[『サボリ人』にはやはり小さく笑う]
やりたいと思うこと。
音楽を好きだと思うことができればきっとできるよ。
[ひたむきな熱意][それもまた懐かしいもの]
[続く言葉は少しだけ遅れて]
……ああ。
俺に出来る範囲でならね。
[言ったこと言うことに嘘はない]
[けれどそれらは][自分にも返ってきて]
[寂しさを押し隠しながら頷きを返した]
無駄遣いだなんてことはないさ。
今もほら、みんな楽しそうだったろう。
[皮肉めいた響きには気が付いたのかどうか。
いずれにせよ、彼はいつもの調子で言葉を返すだけだった]
とと、そろそろ時間だ。
ぼくはこれで。
[空を見上げてから、青年と露店の2人にも頭を下げる。
孤児院への土産を手に、教会の方角に*向かった*]
よーし。師匠のお墨付きですね。頑張ろっと。
よろしくお願いしますっ。
[師匠の心の中にある感情には気付くことなく]
[浮かれた気分を表情に出し、頷きに笑顔を返す]
それなら……いい、のかな?
[ライヒアルトの言葉には、小さく呟いて。
教会へと向かうその背を見送る]
……ってと。
俺も、そろそろ行く、か。
[まだ練習所に戻る気分にはなれていないから、多少寄り道はするだろうが。
ともあれ、露店の二人にじゃ、と手を振ると、*ゆっくりとその場を離れた*]
アーベル、ありがとー。修道士さんも、また。今度は何か買いに来て下さいね。
[露店から去る二人を見送って]
師匠、その鈴しばらく借りてもいいですか?
[アーベルが演奏に使った鈴を指差して。許可が出れば、露店で売り子をしながら時折、鈴から鈍い音を*鳴らすだろう*]
こちらこそよろしく。
[音楽を楽しもうとする人が増えるのは純粋に嬉しい]
[だから笑顔には笑顔を返すことができた]
[去ってゆく二人の青年には挨拶を返し見送って]
ああいいよ。
[鈍い音は広場に響き渡るとまでいかないが]
[何度か通るものの足を止めたりも*するのだろう*]
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