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[何かを誤魔化すように咳払いを一つ。
何かは不明だが]
…兎に角。
探しにいかないと、だ。
[気を取り直すようにそう言って、ひとまず行き先を決めるべく大通りを見渡した]
―練習所/1階―
それでは、失礼します。
[一礼をして部屋を出る。
姿勢を正して真っ直ぐに歩んでいたが、
廊下の突き当たりまで行くと壁に凭れかかり息を吐く]
……はぁ。疲れた。
[目にかかる青髪を横に避けてぼやく。
横合いからかかって来た声に目をやれば、
律儀に待っていたのか、モニカがひらひらと手を振っていた]
お疲れさま、じゃないですよ。
せめてミューラさんも一緒に連れて来れば、
言い訳……もとい、単にサボってなかったって証明になったのに。
─広場・噴水傍─
生まれつき、ね…。
『風の寵児』ってのは強ち間違って無さそうだ。
[己が称した言葉を口にし、納得したような声を発する]
力を持っていても制御出来なければただ共に在るだけだからな。
その呪術師の爺に出会えたのは僥倖だろうよ。
正しい使い方を学べたんだから。
……俺みてぇに碌でもねぇ婆に出会うよりは。
[無意識に右手は開かぬ右眼へ]
[自然眉根も深く寄せられる]
家族か。
[思わず、レナーテの目に優しげな色がたたえられた]
家族は大事だよな。例え、親がどんな変態でもさ。
[肉親のことを思いっきり罵倒したが、それでも、その目は優しい色のままで]
よっしゃ。分かった。
この依頼受けよう。
報酬に関しては……まあ、実は連続失踪事件の依頼を受けているから二重取りになっちまうんだ。
けど、一応何ももらわないで、仕事を請けることは出来ないんで……そうだな、報酬はアンタが爺っちゃんに会ったら、素直な感情を出してやりたいことをやること、ってことでどうだ?
ー街外れの井戸端ー
[おやつにと持っていたソースたぷたぷコロッケパンを半分渡しつつ、とりあえずピリピリしている理由を聞き出してみる。その団員はやたらと口が軽く、団長が失踪した事や、その団長の家族についてまで聞き出す事ができた。]
…そうなの…。
[ついこの間香水…の容器…を貰って嬉しそうにしていた姿を思い浮かべて眉をひそめ、頬に手をあてた。]
…うーん、何か手伝えないかなぁ…。
あ、そうだ!もっと知ってる事あったら教えて?ね?
ほらいいかおりー。
[どうやら気に入ったらしい香りのポプリを見せつける]
[しかし、むむむと口を開けば愚痴ばかり]
…え、自警団の方針は決まってるの?
いやいや、俺は乗り気じゃないとかじゃなくて、
何をするのかおしえて!ね!
あ。
[そこまで聞いたところで、同僚らしき人が現れる。「おいお前、見ない顔だが何話してたんだ」と、そう言う様子は、いかにもお固い団員さんのようだ。]
…香水売ってただけなのー!さようならー!!
[脱兎!]
― 大通り ―
[修道士が誰かに手を振っている。辺りを見回す。もう一度、彼を見る]
……?
[目が合えば、ぱたと手を振って営業用のスマイルを作り、近づいていく]
─広場・噴水傍─
あは、それ、御師さんにも言われた。
[『風の寵児』という言葉に、くすりと笑う]
……もっとも、御師さんに言わせると、俺は風と遊んでるだけ、になるらしいけど。
[それでもいいんだ、という心情は言葉にせず。
右目を押さえるヴィリーの様子に、訝るように眉を寄せ]
……どしたの?
[口をついたのは、素朴な疑問]
[伝えたことも、伝えられたことも、そう多くはない。
エリザベートが報せたのは、代わりの人形遣いのこと。
街に流れる噂の広まりは早く、開催がどうなるかさえ危ういこと。
今度の自衛団長失踪が与える影響は、決して少なくない]
それにしても、モニカさんはどうしてあそこに?
[探し人。
短く答えられた。
広場に行ったものの、いなかったのだと。
誰をと、主語のない台詞に首を傾げる。]
[レナーテに告げられた報酬に、目を丸くする。
うろ、と視線を彷徨わせてから帽子を目深につばを引き下ろす。]
…――ん、と、
変わった報酬、だな…?
[上手に笑顔を作れないけれど、それは不安からに見えるだろうか、それとも。
うん、とひとつ頷いて]
じゃ、頼んだぜ!
[ぺち、と、腕を叩いた。]
─大通り─
[とりあえず、エルザかカヤどちらか見つかれば儲けものだと、大通りを歩いていたわけだが]
……いないなぁ
[そう呟いて、きょろきょろと辺りを見回す]
―宿屋―
[そのままの足で向かおうかとも思ったが]
[裏通りからのまま行くのもまずいかと一度宿に戻る]
[運が良かった]
[フーゴーに言われ慌てて借りた部屋に入ればそこにまさかの]
まさかそちらから来られるとは思いませんでしたよ。
そんなに俺は信用……ないですね。
[今も多忙であろうはずの従兄の姿]
[冷たい碧に睨まれて肩を竦めた]
逃げたわけじゃありません。最低限の伝言も残しました。
どうせ同じ用事でしょう。
自衛団長殿の手がかりを探して下街へと行っていたんです。
生憎と何も掴めませんでしたけれどね。
[少女が向かって来るのに合わせて、こちらも数歩近くに寄る]
やあ、助かったよ。
探しに行こうと思ったんだが、何処にいるのか分からなくてさ。
[言葉と共に、安堵の息を吐いた]
─広場・噴水傍─
そうかい、だったら間違いないんだろう。
風に愛されし者。
元素に愛されし者は大概はシャーマンの家系に多いらしいが、そうでは無い家系でも出ることがあるとか。
お前は後者なのか、それとも先祖返りなのか…。
まぁそんなことはどうでも良いか。
[風と遊んでるだけと聞けば]
[同意するように、くく、と喉の奥で笑う]
[問われる前に右手を右眼から離すも、やはり疑問は持たれたようで]
……俺の場合は右眼を失ったことで魔力を得た。
元々は魔法なんざ使えねぇただの軍人だった。
右眼を失った後に出会った婆がホントに碌でもなくてな…。
俺を実験台にしやがったのさ。
自分が研究してる魔道具の、な。
それがここに埋まってる。
[そう言いながら、親指で己の右眼を示した]
―宿―
[何か言いかける相手を右手を出して止める]
先に一つ。
この間の繰言はやめてください。
俺はもうそういう歌い方はしない。出来ない。
[それを告げる間だけは睨む視線を正面から受け止めて]
そも喉が続きません。そこまでは保ってない。
それ以外でも良いのなら……協力しますよ。
俺としてもこの街が、外に誇る祭りが壊されるのは嫌ですから。
へっへ。
見合った報酬ってのはお金だけじゃねえんだよ。
要はアタイが満足するかどうかだからさ。
多分、アンタが爺っちゃんに会ったときの感情はとてもアタイが満足しそうな気するんでね。
[この点に関してだけは、父にとてもよく似ているのである]
おうともさ。任せとけ。
[ぺち、と腕を叩かれれば、ニッと笑みを浮かべた]
ああ、そうそう。
アタイの名前はレナーテだ。
アンタの名前は?
そうですね。最初に時間と場所を決めておけばよかったですね。
[修道士の近くへ歩み寄り、肩を竦めてみせる]
……こっちはさっぱりでした。自衛団の人には目をつけられちゃうし。そちらは何かありましたか?
オレ、カヤだ。
カヤ・グリム。
[複雑そうな表情をふると振りはらうように頭を振り
にっと歯を見せて笑い顔を作った。
手を、ぱっと開いて差し出す。
握手。]
―宿―
不義理をした分とも。
手が足りないのなら使われても文句は言いませんよ。
ただし。そちらで得られる情報もちゃんと回して下さいね。団長さんを欠いた自衛団に精度を期待するつもりはありませんから。
「……変わったな」
[吐息交じりの声に浮かぶのは苦笑]
そりゃ変わりもしますよ。
戻ってくるまでに7年。それからでも6年。
何も知らずに歌っていた頃と同じであるわけがないでしょう。
[少しだけ懐かしそうな顔をして]
[後は今知っている限りを話した]
まったくだよ。
[同意を返した]
自衛団に?
大丈夫だったのかい。
[青年が去り際に残した言葉を思い出してか、眉根を寄せる。
見たところ目の前の少女に怪我はないようだが。
同じように尋ねられて、今度は首を横に振った]
…いいや。こっちもさっぱりだ。
そこそこ奥までは行ってみたんだけどね。
[んー、と唇に手を当て、首を捻った。]
ともかく、また外に行って来ます。
中途半端なまま、出てきちゃいましたから。
……そりゃ、練習は大事ですけれど。
練習していても、肝心の舞台がなくなるかもしれないとあったら、
アーベルじゃなくたって、じっとしていられません。
それに。
聴いて貰う人が笑顔でいてくれないと、意味がないですから。
そこに意味を求めなかったら、
もう、演奏する意味が、なくなっちゃう。
ー大通りー
うむう、団員さん達なにするんだろー…。
肝心なとこを聞きそびれちゃったや。
イキシアの街、封鎖!大事件!とか?
いっそこう、人質とって、犯人に告ぐ、犯人に告ぐ、
人質の命が惜しければ、おとなしくでてきなさい!とか。
人質ってだれさ。
…っていうかカヤちゃんだいじょぶかな。
[これはお仕事どころじゃないぞ!探偵っぽく顎を触りながら辺りを見回してみる。と、見た事がある姿が目に留まり、駆け寄った。]
ベッティだー。今日はお仕事ないのー?
…っと。男の人とお話中だったのね!
おばちゃんは退散するべきかしら…
[修道士を見てそう言うも、実際退散する気配は無し]
─広場・噴水傍─
[力に関わる説明は、以前にも受けた記憶はあるものの。
理解自体は、今ひとつ追いついておらず、繰り返されても、そういうもの、としか言えなかった。
ただ、漏らされた笑みには僅かにむう、としたが]
……魔道具が埋まってる……って。
[そういう物もある、というのは、これまた下街の遊び相手たちから聞いてはいたが。
現実にそういうものを身に帯びている、と言われても、さすがに困惑が先走る]
なんか、凄そう、だけど。
……それって、今度の騒ぎになんか使えたり、する、の?
[目を模したり、目に関わる道具を象った魔道具は、探知や見極めの力がある。
そんな話を聞いたのをふと思い出して]
カヤか。
これから、よろしくな。
[出された手をしっかりと握り返した]
ああ。それから、連続失踪事件についての情報なんか掴んだら教えてな。
ぶっちゃけ、今は影も形も掴んでねえんで。
[明るい口調で言うが、どう考えても色々な意味で問題のある発言をさらりと言い放った]
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