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─次元─
[潜り込んだ次元から、光のエリアを見るべく境目をぺりぺり]
うおっ、まぶしっ。
[次元の裂け目から漂う光の粒子が急に目の傍まで飛び込んできて驚いた]
「何してんねんワレ。
それよりか、早速引っかかっとるみたいやで」
んお、やっぱ動き鈍ってるのかね。
俺も得意なエリアではないが、影響はかなり出てそうだな。
[そんなことを呟きながら観察続行]
[何かちょっと性格かわったかも。と思いつつ、槍を構えてつっこんできたヘルムートをいつの間に唱えていたのか追風の魔法で速度を上昇させて回避した]
……俺って、こんなに攻撃的だったかな……?
[そんな疑問を持ちながらも、次の一手を打つために小さく詠唱を口の中で唱えていく。
Le apparizioni di una persona vivente del vento.Risponda alla mia voce.Ora faccia alito della spinta dell'onda di vita fuori gemme con un cuore calmo in tutto il mondo.
〔風の精霊達よ。我が声に答えよ。世界を巡る穏やかな心と共に生命の息吹を今芽吹かせよ〕
[呪文は聖なる風を誘い、ヘルムートを中心に小規模の竜巻を発生させた]
diviene Una penna Il cielo Ora!
〔聖羽天現!〕
[聖なる属性を持った風がヘルムートを包み込み、気圧差で押しつぶそうとうねりを上げていく――]
/*
何で今回に限ってアニメネタをこんなに多用してるんだろうか、俺は。
この後に予定しているのはハガ○ンと結○師でs
そーいや落とし穴まだ出てないな。
他は全部出たのに。
[しばらくの間、薄紅と真白のちょいちょいてしてしふわふわもふもふ、なほのぼの空間を眺めていたものの]
……って、浸ってる場合じゃねぇだろっ!
[ふわふわは心地いいけど、やはり、いつまでもここにいるのは苦しいわけで]
てわけで、ツキネ、遊んでんなっ!
[怒鳴るよに言いながら強引に起き上がる。
ふわふわは、ころん、と横に転がった。
そこだけ見てると、やたらと平和]
はあ……ったく。
とはいえ、少し『ラク』になったか……。
[言いながら、視線を向けるのは右の腕。
ふわふわ効果の賜物か、先に感じた疼きは静まっていた]
[観察されてるなど知らず。しばらくふわふわを堪能する。ふわふわふわふわ]
……ところで、いつまで私の上に乗ってるつもりだ…?
[ギンっと睨みあげる。少しだけびくっとふわふわがのけぞった。
光成分なところにいるのもあるが、光たっぷりなところとはいえ、ほぼ無抵抗で押し潰されたことがいたくプライドに障ったのだ
…しかし、それでも逃げないところをみると、まだゼルギウスの域には達していないのでしょう。そのまま横にのけるところんとふわふわは横に転がって壁のところまで転がりふわんふわんしてる]
ラク…か?
[顔色が少しだけ回復してる自覚もなく首をかしげながら周囲を見渡し]
じゃあ。北と南…どちらにいこうか?それと。次のペアバトルについても少し考えといたほうがいいかね
止めるな、ベアトリーチェ!
[異界龍に咥えられたのを無理やり振りほどいて突撃したことにより、突撃速度が大幅に落ちたこともあってか、初手の攻撃は軽くかわされた]
くっ!
[それでも、勢いが止まらずしばらく移動していた隙に、ヘルムートの周りを聖なる風が包む、が]
効かぬわ!
[元々の特異体質オートマジックシェルに咥えて、ヘルムートが得意とする属性だったせいか、気合一発入れただけで、その攻撃を無効化した]
スピアモード!
[そして、すぐにランスを普通の槍へと変化させると、袈裟切りにゼルギウスへと振りかぶる。
地味にこの槍、機鋼属性のカラクリだったりする]
ん、ああ。
今の、二層に降りる時のと、同種だったのかもな。
ここの光で受けた衝撃が和らいだ。
[肝心の部分はすっぱり端折った説明をして]
どっち行っても、苦労しそうな気はするが。
[一層からこっち、トラップ全部発動させつつ踏み越えてきたせいか、もはや何かあって当然、という心境らしい]
次……ああ、そうか。
また、ガーディアンがいるんだっけ。
[光の衝撃で、そこら抜け落ちていたっぽい]
/*
あー……うん。
ゼルの人、あの人なんだろうなぁ。
[何かずっとデジャヴを感じていたらしい]
>>71
長物だけの変形なんじゃろか。
剣もある?
長刀とかハルバードとかにはなりませんk
なるほど。そういわれてみれば少しラクになった気がする
[はしょったところには気づかない。単純に自分の体を実感して驚いていたからだ]
じゃあ今の内にやはりいったほうがいいな…まあそれには同意だがな。
この空間に永住する気はない
[しかし今回もトラップ踏み抜きまくるのだろうかとか我が事ながら思いつつ]
いや…ああ。まあガーディアンもいるんだろうが、次なのかいずれなのか。ブリギッデ。カルメンペアか。今からやる二組の残ったほうとやることになるだろ。そのことさ
[とはいえ前者が可能性が高く感じているが]
うお! それはマズイって!
[やっぱり効かないか。心の中で嘆息した直後に彼の特殊能力に本気で驚いた。しかもその後にランスがスピアへと変化したのが更に油を注ぐ。ランスのつもりで距離を測っていたため、唐突に変化した距離感に腹部が浅く傷を負う]
これは少々本気でないと危ないか。
[ちらりとベアトリーチェを横目にして、「これは二人相手にする羽目になるかな?」と通常でも凶器になる眼差しに本物の殺気を混ぜた]
Le apparizioni di una persona vivente del vento.Ascolti la mia voce.A lama .... dell'ascia di dei dondolata in giu dal cielo, la persona che non ascolta un solo colpo!
〔風の精霊達よ。我が声に耳を傾けよ。天から振り下ろされる神々の斧の刃となりて、耳を傾けぬ者に一撃を!〕
[スピアから大きく距離をとるべく長距離を跳び後退し、詠唱を完成させる。
風が渦を巻き、室内を蹂躙するかの如く竜巻を発生させた]
Un cattivo spirito Un battleax!
〔天魔戦斧!]
……俺だって、こんなとこに住み着きたくないぞ。
[かなり、真顔で言い切りつつ。
対戦相手の話に、ああ、と声を上げ]
今からやり合う連中とは、当たるとしても先だろうな。
だからあいつら……雷撃と、月闇学科のコンビ……だっけ? そっちが相手と見ていいだろ。
で、どっちが前に来るか次第……ってのはあっちも考えそうだが。
[とか言いながら、前にたつ気は常にあったりする]
─次元─
……スタート地点でバトルすんなよなぁ。
[万一は考えていたが、本当にやり合い始めるとはあまり考えておらず。
すこーしだけ頭を抱えた]
「どないすねん、あれ。
やるなら本番にやれ言うて止めるか?」
んー……迷宮が壊れるってことは無いが、バトル前に怪我されるのもなぁ。
[高まる魔力、渦巻く風を感じて、観察を続けながら考え込む]
次元移動で強制的にバトルフィールドに飛ばすとか。
「いや、そこはまず止めたろうぜ」
[真剣な話し合いから一転、漫才になった]
[浅くとは言え手ごたえを感じたのに乗じて、続く連携攻撃に移ろうとしたところで、うまく距離を離された]
見事な間の取り方、だ!
[後退したところをすかさず追いすがって追撃を仕掛けようとするが、それよりも早くに相手の詠唱が完成されたのを見て、ヘルムートが小さく驚いた]
―――早い!
[咄嗟に槍を前方へ掲げて防御姿勢をとったが、風はそんなものお構いなくヘルムートの体を包み、その全身に浅い切り傷を負わせ始める]
オートマジックシェルを突き抜くか!
[風はそれだけでは収まらず、更に暴風を持って、ヘルムートの全身をズタズタに切り裂こうと牙をむき出したが]
【神よ!我に守護を!】
[全身に光属性の白い半透明の鎧をまとい、その魔法を受け止める。
ただでさえ硬い守りがこれにより大幅に増大した。
陽光学科はどちらかというと守りのほうに重視しているので、特異体質と合わせると、ヘルムートにとってはまさしく理想の場所とも言えた]
[気の済むまでオーヴァンを睨んだ後、すぅ、と息を吸い込むと……]
いい加減にしなっさぁーーーーい!!!!!!
[大音量で怒鳴った。
最初のブロックに人がいたらびりびりと振動が響くかも。]
私は一日ここに住んだら本気で死ねる自信がある
[こちらも負けず劣らず真顔。本当に帰らぬ人になったら洒落にならん]
ここでマテウス導師が奇をてらって…がなければな。
雷撃…ブリギッテが前に出るとは思うのだが…向こうも確かに考えているだろうからな
[まあどちらが前にしてもどっちも基本魔術師なのであまり差はないのかもしれないが]
だがとりあえず後一度ここで訓練もつめるわけだし。今回も前回と同じアルが前衛。私が後衛で慣れてそのままいくか。今回は入れ替わってどちらがいいか備えるか。
どうする?
[などと歩きながら話す…道はなんか適当に北…なんかうねうね曲がってるほうへと向かってるようです]
[相手の攻撃に少しだけ楽しそうに笑み、次はどう仕掛けようかと考え込んだところで、ベアトリーチェの怒鳴り声が耳に飛び込み、ヘルムートが顔をしかめた]
……頭に響くぞ、ベアトリーチェ。
[考えていたことが全て吹き飛んだ。
そのおかげか、せいか、ヘルムートを包む白い鎧が剥がれ落ち、霧散して消えていった]
[我に守護を
効果:3分間、魔法抵抗力を増大させる。
望むならば効果時間内でも、効果を終了させることが出来る]
だぁ! 硬い! それなら本気でいく――!
Vento e l'anima di naiad.Ascolti la mia voce.Sulla terra dove lascia senza fiato portare la madre mare e la vita della vita mescola insieme, venga a dare vita maneggiando stupido chiamato la magnificenza!
〔風と水の精霊よ。我が声に耳を傾けよ。生命の母なる海と生命を運ぶ風が交じり合うその大地の上で、愚かなる命に荘厳なる捌きを与える存在となれ!〕
[詠唱に伴い、水と風の精霊が急速に形を成していく。そしてそのまま最後の言霊を口にしようとした瞬間!]
「いい加減にしなっさぁーーーーい!!!!!!」
[ベアトリーチェの怒声に思いっきり間を外されて、その場に転がった]
へぶ!
[しかも鼻を強打した]
― どこか ―
[なんにも考えていないようで、一応各所の様子は導師の次元回廊を通して見ているらしい]
素晴らしい気迫ですね、ベアトリーチェ。
[にこにこ...やっぱり何も考えてないかも]
お互い、難儀だな。
[真顔の返しに、嘆息した。
元々、闇に近しい、という点で多少の親近感らしきものはあったのだが。
光属性エリアという苦手環境で、そこに妙な連帯感も加わりつつあったりする。かも知れない]
奇をてらって、ってのは……ないんじゃね?
実技は、ある意味この試験の本命なんだし。
だからまあ、あの二人に備えるの前提で……。
[考えつつ、こちらも特に気にした様子もなく、北へと進む訳で]
……俺、基本的に実技でも前衛か単独しかやってないからなぁ。
本命前に、一度は後ろもやっとくべき……なのかも。
影輝の導師にも、ここで一度はやっとけ、って言われてるし、な。
当たり前でしょ。
ここはスタート地点であって、バトルフィールドじゃないんだからこんな所で魔力とか消費すんのやめてよ。
ば か じゃ な い の !?
[わざと一字ずつはっきりくっきり分けて言う。]
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