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[走る途中、ハインリヒと出会い、大まかな説明を受けて]
……んだよ……それっ!
[口をついたのは、困惑。
とにかく、自分でも状況を確かめようと広間へ向かい]
― →一階・広間―
……っ!?
[駆けつけた広間。
目に入ったあかに、言葉が失せた]
ぅ?
はな、れる?
うん、わかっ……!
[ゲルダの言葉に一度首を傾げたが、言う通りにしようと立ち上がろうとする。
が、足元の血溜まりは床を踏みしめたカルメンの足を滑らせ、転ばせた。
パシャリと真紅が散る]
ふぇ…。
[いつもと変わらぬカルメン。
いつもより力ないゲルダ。
対照的な二人を、それぞれ見て]
ったあ……もう。
とりあえず、布。
倉庫から、適当に、持ってきてくれね?
色々、必要になるだろうから。
[頭痛は相変わらずあるけれど、それは押さえて、ゲルダに向けて言う。
ここから離した方がいい、というのは感じていたから]
[立ち上がるも上手く力が入らず、膝が震えた。
カルメンに目を向けると、否が応にも自衛団長が視界に入る。熱狂さの消えた、光の無い眼。元の色をなくした衣服。
彼女が転ぶと、雨上がりの水溜まりのように小さな池を作った血が飛び散った]
……っ、
[助けの手は伸ばせず、硬く目を瞑り、口許に手を当てて顔を背けた]
[――あの目を見ると。
昨晩の高揚が蘇りそうだった。
唇が笑みを象ってしまいそうだった。
恐怖と苦痛に彩られた顔。
けれど其処には一種の狂喜もあったと、娘は知らない。
甘い匂い。
味わったことのない「食事」。
壊すはずが、いつしか喰らっていた。
じっくり食べられなかったのは残念だと思う]
/*
聖痕は吊られないだろうし(喰われてなんぼ)
その前に吊られそうな気がしなくもないが、それっぽい動きは出来てる…かな(不安)
ぅー…。
おみ、ず?
じーちゃ、と、エーヒュ、みずあび、してた?
[転んだために顔や身体が真紅に染まる。
触れた液体にそんなことを言いながら、床から起き上がろうとする。
再び手に真紅がべとりと付着した]
……ん、ごめん。
[俯きがちにユリアンを見やり]
せんせ……
ううん。
ビュルスさん、お願い。
[エーリッヒの事を頼まなかったのは、彼を慮ってか。
小さく掠れた声で言うと、浅く呼吸をして、倉庫へと向かう。
布を抱えて戻ってきた後は、極力、エーリッヒに付き添おうと**]
カルメン、大丈夫か?
ちょっと、動くな、俺がそっち行くから。
[声をかけつつ、そちらへと近づく。
目に入る真紅。
どちらかと言えば、嫌っていた相手だけれど]
こんなんは……見たく、なかったっつの。
[吐き捨てるよに呟いて。
たどり着いたなら、真紅に染まる少女に、*手を差しのべる*]
―回想―
[ローザと広間に戻ったが、カルメンとダーヴィッドが話しているのを見れば少し離れた窓の傍に寄り、外を見ていた]
ん、僕も休もうかな。
後はお願いします。
[食事が後からになっていたゲルダやエーリッヒに向けて言い、カルメンと一緒に二階へと上がった。
ダーヴィッドが一緒であれば途中何も話さないままになる]
おやすみ、カル。
[そう言ったものの、眠りはなかなか訪れなかった。
ただ窓の外に浮かぶ丸い月をぼんやりと眺めていた。
ようやく瞳を閉じたのは朝に近くなってから。
だからカルメンが起きだして出て行ったのも気づかず。
階下の騒ぎも大きくなるまで気づかなかった]
…もったいないな。
[床に零れた赤、まだ新鮮な]
[誰もいなければそれを喰らうことも出来たろうに]
[人を呼びに行く際の表情の裏にその思いは*隠した*]
そう言えば、ね。
“壊した”とき――
[喰らったとき]
何となく浮かんだの。
私の名前。
冴も、そうだったのかしら。
[はじめよりずっと流暢な囁き。
落ち着きを取り戻した今は、
幼子から少女へと変わったような調子で]
―現在―
んぅ。
[眠気を引きずりながら目を開けた]
あれ、カル?
どこいっちゃったんだろう。
[悲鳴は短くもう聞こえない。
ただ階下の気配が騒がしいのは届いてくる]
……何が。
[ぴしゃりと顔を叩き服を整える。
急ぎ足で一階に下りると、タオルを抱えたゲルダや]
カルッ!?
[紅に染まったカルメンに手を差し出すユリアンがいた]
うん、だいじょ、ぶ。
[ユリアンに言われ、その場に起きあがった後はユリアンが来るまでじっとして。
手を、と言われれば真紅に染まった右手を伸ばす。
ユリアンに支えられながら血溜まりから離れ、流石にどこかに座るわけにも行かず、布が来るまでしばらく立ったままで居ることになった]
カーラ、おきがえ、ないー。
[困ったことにここに持ってきたのはオカリナ一つ。
布が来れば、真紅になってしまったローズピンクのワンピースだけ脱いで、布に包まることになるだろう]
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