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ん?
ううん、ハインリヒさんは良い人だなって。
[ゼルを素直に評価してくれる事が嬉しいなどと言わず、曖昧に笑ってごまかした。
エーリッヒの様子を気にしながらも、汚れものを片付ける手を止めはせず。]
ま、前向きに考えられるなら、いいよな。
[ようやく、右の手を開いて、頭を軽く掻く]
……俺は、教会の事はよくわかんねぇし、知りたいとも思わない。
好き勝手やられて、好き勝手言われた事があるからな。
だから、あのにーさんがどうなんかってのも、あんまり興味ないんだけど、な。
[エーリッヒの話題には、ぽそりとこれだけ言って]
って、それ、どーゆー認識だよ。
[軽口に、盛大なため息をつく]
信用云々は、お互い様、だろー。
……でも、ま、そう言われて知らぬふりできるほど俺も薄情なつもりはないし。できるだけの事はするけど。
……願い……って?
[ふと感じた疑問を、何気なく投げる。
立ち入った事聞いたかな、と思ったのは、声が大気に溶けてから]
おかぜー…。
いやー、おかぜ、いやー。
[眉を八の字にして首をぶんぶんと横に振った。
風邪と言うよりは、かつて命の危機にまで陥った時の病の苦しさを思い出しているのだろう]
うん、みつけて、おきがえ、する。
[見つけて、と言っても見えぬために頼むことになるのだろうけれど。
それぞれの袖の端を手で握って固い決意]
うん、びっくり発言。
詳しくはブリジットさんからの発表を待て、かな?
…あー……、なんとなく今ユーリに謝罪したくなった。なるほど、隠し子扱いされるとこんな気分か。
[眼差しを遠くへと逃がした。
それでも、真面目な表情に気付いたなら視線を合わせ]
…。いや、俺、医者じゃなくて商人……。
皆俺の職業忘れてそうだよね…。
まぁ、一応見には行くけどさ。
[苦笑を浮かべつつ、室内を振り返った]
仕方ないとはいえ、今のところ候補がゼルさん、ロミちゃん。それから少し下がってダーヴィッドさんという辺り、あられもない姿を見せなくてはいけない場面では、さすがにちょっと厳しいものがありますからね。
まあ、ギリギリまで頑張ってみますよ。うん。
[そんなことを言いつつ、ゲルダの声が聞こえると]
あら。
ロミちゃんが私の子供だったら、私としても大変嬉しいですよ?
ダーヴィッドさんが旦那というのは、さすがに彼に負けているので、ありえない話になっちゃいますが。にはは。
[その後の言葉には、「エリ先生?あー。あの金髪の人かな?」と顔も思い出せないぐらいに朧気に思い浮かべた]
…いい人、とか。久しぶりに言われた気がするな。
ありがとうな。
[返した言葉にはどこか照れが入っていたかもしれないが、表情は相変わらずで]
[一度エーリッヒを見て、その後でドアを見る。
ゲルダがダーヴィッドをつれて戻ってきたなら、彼の指示に*従うだろう*]
ん。
いえ。動けるうちに、もう少しみんなを見ていたいので、私も広間に移動します。
[ゲルダの言葉にそう答えた]
本調子はまあ、妊娠している以上、ほぼ存在しないですしねえ。
エーリさん、まだ起きないですか?
[聞こえた話題に、心配そうな顔を向ける。
こちらに連れて来られる前に、倒れていたのは目にしていた]
そっちが大丈夫なら、そうするです。
[それでもゲルダの言葉も尤もと思ってか、部屋を振り返りつつうなずく]
……?
隠し子扱いって、何をやらかしたんですか。
[遠い目になるダーヴィッドに疑問の眼差し]
いや、覚えてはいますけれど。
一番知識がありそうなのがダーヴさんでしたから。
頼りにしているということですよ。
[視線を和らげて、にっこりと良い笑顔になった。
真面目な表情に対する誤魔化しも、多少はあったけれど]
……あられもない姿って。
何の話をしていらしたんですか、本当に。
[発表やらなんやらと。
ブリジットの発言に、謎は深まるばかりで]
あらら、振られちゃいましたねえ。
[旦那に関しては有り得ないとまで断じられて、くすりと笑った]
動けるうちに、って。もう。
存在しないとは言っても、大事を取るに越したことはないと思うんですが……、うぅん、まあ、そう言ってもいられない状況ではありますが。
[眉間に皺を寄せていたが、ふと、気になった様子で]
……お母さんになるって、どんな気持ちですか?
ち。やっぱり旦那さんには敵わないか。
とはいえ、それでも広間まで行くなら支えていきますけども。
なぁんで、こうもいい人の役割かなー。
[ぶーぶー、とか口で言ってみる]
それなら皆で広間戻りますか?
っても、まだ皆がそっちに居るかは分からないし。
あの臭いがダメってなら、部屋に戻っても良いと思うよ。
[それでも、やはり男は広間に足を向ける]
ん、そうなの?
当たり前のことになっちゃってるから言わないだけじゃないかな、皆。
[お礼を言われればくすぐったそうな顔をして。
片付けを続けてはいるが、手伝いが必要なことがあればすぐそちらを*手伝うことだろう*]
後ろ向きに考えても、戻りようがないから。
他の自衛団員だって、団長さんがああなってしまったんじゃ、そうそう解放してくれないだろうし。
[浮かぶ笑みは苦いまま]
嫌われてる、ね。
まあ、邪魔をしないでくれるなら、僕も別にそれでいいんだけど。
兄弟姉妹って、そういうものじゃないの?
[盛大な溜息に向けたのは真顔だったりした]
お互い様だね。
[投げられた問いに、少しだけ遠い笑みが浮かぶ]
――僕は僕でいられるように。
いや、ユーリと久々に会ったとき、あんまりにもロミちゃんと仲が良さそうに見えたから、宗旨替えか、隠し子か聞いたんだよ。
おれはー、たぶん。いまのとこ、やらかしては、ないです。
[多分、という辺り、もしかしたら確証はないのかもしれない]
頼りに…ねぇ。
この際、そのエーリッヒさんに診療費でもたかるかね?
商売であれば、利益は出るもんだけども。
男に優しくする義理って、あんまり無いなー。得が無い。
そうならないように着替えたんだから、大丈夫。
[必死に頭を振るカルメンの肩を宥めるようにぽんぽんと叩く。
決意表明の姿勢にクスと笑う]
見つけたらちゃんとまた手伝うから。ね。
さて、どうしようか。
カルが行きたいところあるなら、一緒に行くよ。
浴場管理人の娘 ロミは、伝道師 エーリッヒ を投票先に選びました。
/*
ざっつ、丸投げ(殴
お二人とも拘束するみたいになってて申し訳ないのです。
無理矢理自分の流れにしちゃったからなぁ。
でもありがとう。動けて嬉しかったです。
ふふーん。
まあ、内緒のお話ですよ。
なるべくなら、ギリギリまで隠しておいたほうが良さそうですし。
[子を産むという行為が、どれだけ無防備になるのか。
それを考えると、あまり容易く人には言わないほうがいいのではないか、ということを思い始めた。
全員に言ってしまえば、人狼やただの人殺しだったのだとしても襲いにくくなるだろうが、それでも、あまり公言するべき話題ではないと思った]
お母さんになる気持ち、ですか?
そうねえ。大部分の嬉しさと、少しの不安って感じかな。
自分と好きな人の分身が産まれてくるんだから、やっぱりそれはとても嬉しい。けど、自分が人の親になれるようなものなのかと思うと、少し不安。
まあでも、全てひっくるめて───とても幸せ、ってことかな。
大丈夫じゃなくても、今は動かなきゃ、ってところかな。
[ロミにそう返しつつ、ダーヴィッドの言葉には]
ある程度の年齢を重ねた女性で血の匂いが駄目な人はいないよ。
慣れてるし。
[男が言ったら確実にセクハラと言われるような事を平然と口にして、ゆっくりとした足取りで、ダーヴィッドやみんなと共にブリジットが広間に向かった]
[近くで話すユリアンとクロエの話の内容はほとんど理解出来ていない。
耳にすら入っていない可能性の方が高かった。
故に口を挟むことは一切無く、反応も示さない]
[肩を叩かれても眉は八の字のまま。
余程嫌だったらしい。
行きたいところを聞かれると、考えるように首を傾げて]
んー。
ごはんー。
[お腹が空いたらしい]
ふむ。
[弟分とダーヴィッドのやりとりを掻い摘んで聞くと、少し、考え込む風にして]
仲が良いということは、つまり。
――レベルが合う、ということでは。
[ねえ? などと、話題の人物のうち一人、ロミルダに話題を振ってみる。
確証のなさげな返答は、とりあえず流しておくこととした]
えぇぇ。
駄目ですよ、そんなの。
タダでどうこうして頂こうというのも、虫の良い話なのは確かですが……
得があればいいんですか?
私の好感度なら上昇しますが。
ま、それも含めてわからないけどな。わからん今は考えても仕方ない
[表情を曇らせるローザに今はここまで、と締めくくる様にいう
そして...人狼でないとかいっていたロミルダの言葉がどう転がってるかなど知らずにお掃除中だったが、ハインリヒが来た後、話はエーリッヒのこと楽団の話になったようで]
そだなー。いつの間にか…って、いや、そんな振って湧いたわけじゃないんだから。
一応どっちも理由はあったんだぞ。うん
[意地悪な笑みを浮かべて言うローザからすれば確かにどちらもいつの間にかだろうけど。少なくとも消えたのも入ったのも碌な理由ではないから説明はしなかった。]
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