情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
― 酒場 ―
……そうですか?お大事に。
[宿へとクロエを運ぶと、椅子までで良いと示され、頷いた。
やはり性分なのか、それ以上は云わずに、
何かやはりピントのずれた言葉をかけ、
ぶち猫から手をひくと、すくりと立ちあがる。]
いえ、大したことではないですし。
[酒場を出ようとしたところで、フーゴ―とすれ違う。
礼を云われれば少し首を傾ける。
何かを問う様な眼差しを向けるも、フーゴ―はそれに気がつかぬ様子で、クロエに近づき焦ったように彼女に問いかけの言葉を発した。]
…―――。
[学者が沈黙を保てば、空気のような存在となる。
そうでなくとも、フーゴーは周りを気にしている様子ではなかったけれど。
クロエが、フーゴ―の問いにその場で何か返すようであれば、
それを聴いて、けれど問いは重ねずにその場を離れるだろう。]
―宿屋・酒場―
親父さん、クロエを見なかったか?
部屋に居ない…っ!?
…クロエ?
[椅子に座り込んでいる姿を見て息を飲む。
下ろされたままの髪に別人と勘違いしかけたが、すぐにクロエだと気づいて名を呼んだ]
親父さんが追いかけて。
自衛団長が…?
ライヒアルトさんが連れてきてくれたんだ。
[リッキーが近寄ってきて、状況を耳打ちしてくれる。
沈黙しているライヒアルトがいれば感謝の視線を送った。
リッキーから水のグラスを渡されると、フーゴーの問いかけは同じく邪魔をしないようにしつつ、クロエの傍に近寄り置いた。
何度文句を言われてもやってしまう頭を撫でる手は、少し強張っていたかもしれない]
――……時は来たれり。
[囁く言の葉と共に、男の姿は白金の狼へと変じる]
[身体の全てを獣の其れへと成したのは]
[彼の狂気の狂喜が極まってのことだろう]
[散々に弄ったあと、最後の傷は腹部への爪]
[鼻面を傷の中に押し込め、肉を食んだ]
嗚呼。
[ぽつり、呟いて]
[口許を拭う頃には、また人の姿へと]
ご馳走様。
そう言えば、腕は落としておいた方が良かったのかな?
[強請るコエを今更のように思い返し、問いかける]
[おそらく自分でなんとかするだろうと思っていたから]
[気にしなくても良いだろうと内心では思いつつ]
やっぱり味は、さほど良くないね。
餓えは治まりはするけれど…。
口直しが欲しくなるよ。
[は、と、残念そうに浅い息を吐いた]
― 深夜のこと ―
[自室に戻るも寝ることはなく、
フィールドワークの内容を、薄明かりの下まとめていると、
女性のものとは違うが、柔らかな聲が脳裏に響く。]
今から行くよ。
少し遅くなるかもしれないけれど。
[同じ敷地内に少女がいればこそ。
抜け出すのは少し慎重になる。]
[抜け出しても大丈夫だろうと思った頃には、
初め呼びかけを貰った時より、随分時が経っていた。]
…―――。
[少し考えるように顎に手をあてて、
その手を顎から解放すると窓を開けた。
開け放たれた窓から地に降り立つのは、
闇夜に紛れるような漆黒の狼。
森と海の中間のような色の双眸だけが、
闇夜でも存在を示すように光り、翔けて行く。]
いえ?今から落とすのでお構いなく。
[セザーリオの問いかけがあった辺りで駆けつけた漆黒の狼は、
その鋭い爪でギュンターの胴体から右腕を分離した。
その様を、ヒースクリフは見ていただろうか。]
/*
おっちゃん今日早上がりだけどこの後は夜まで出ないようにしよう。
ちと突っ走りすぎた。
あとptが498の安売り状態n(滅
[牙だけは狼のまま、人の姿に戻ると、
刈り取ったギュンターの腕を齧りながら]
歳を取ってから絞めた鶏みたいな歯ごたえですね。
[硬いと云いたいらしく、口周りを紅に染めて、
文句らしいことをいいながらも、腕一本を喰らっていく。
最終的には骨もカリカリと狼の牙で食べつくして。]
……口直しのご希望はありますか?
[残念そうなセザーリオに、希望があるならどうぞ?
と、云いたそうな視線を送った。]
[ウェンデルのみじかい肯定に、まなざしを伏せつつうなずいて]
ごめんなさい。
…これを見てるのは、ちょっとつらいわ……。
[深呼吸でおちつこうとして、吸った血のかおりに眉をひそめた]
しずかなところで、すこし、心をおちつかせてくるわ。
団員さんにきかれたら、森だって伝えてちょうだい?
[ウェンデルが伝えなくても、さがしはするだろうから、断られてもかまわなかったが。
さすがになにも告げないよりはマシかとも思い。
そうしてから、森へと*向かった*]
まだ、あの宿屋の男の人の方が美味しかった。
[文句らしきには、思い切りの同意]
[そのどちらもほぼ食していないのは、美食ゆえにか]
学校の時は、美味しいの選び放題だったと思うと…。
溜息しか出ないね。
まだ、愉しめたから良いけれど。
[改めての希望を聞かれ、少しばかり考え込む合間]
今日は、良い。
逆に食欲無くした気もするから。
それに順番としては、ヴァイオラの番だからね?
貴方のやりやすい相手で構わない。
[其処については、口を出すつもりはないらしい]
[或いは其の選択すら、愉しみのひとつであるのか]
そうだ、その時にはヒースクリフは見に来るかな?
[どちらでも構わないという風に、コエは語る]
[それはヴァイオラに対しても]
もしも貴方が遣り辛い状態なら、僕が動くけれど。
僕は気紛れだから、気をつけて?
[そう言い残し、男は惨状広がるその場に背を*向けた*]
−宿屋・客室→酒場−
[けほ、と咳をして。片手で氷嚢を額に当てながら起き上がる。]
風邪なんて…何年振りでしょう。
油断、してしまいました、ね。
[溜息混じりに呟き、酒場に行って軽い食事を頼めば、野菜入りのお粥が出てきて。
ボーっと食事をしていると、アーベルと顔色の悪いクロエの話しが聞こえてきた。]
困っている人々が居れば、力になるのが騎士というもの……
早く治さないと……
[リッキーが用意してくれた薬を飲んでからそう呟く。
すぐにでも島内の様子を見に行きたかったが、風邪を悪化させては何もできなくなるので、今は大人しく*寝る事にした。*]
食べられればなんだっていいのですけど…――。
[食事も美味いに越したことはないけれど、特段凝る性分でもなく。
研究以外は淡泊な学者は、ペロリと口の周りについた血を舐めとり、呟く。]
私も今は満たされているので、直ぐに欲しいとは思いませんけれど。
狩りの順番は私でしょうが、
得物の希望は私ばかりが云っていたので良いのかと。
[背を向けた気まぐれだと云う相手に、微かに首をかしげて問い。]
単純に動きやすさを考えるなら、
一か所希望はありますが…――。
[複雑に考えればどうだろうと、考えるような間があく。]
まぁ、今すぐに決めなくても良いでしょう。
周期に入った私でも、1日位は持ちますから。
…――では、お二人とも、お休みなさい。
[ヒースクリフがその場にいたとしても、居なかったとしても。
囁きに挨拶を乗せると闇夜に紛れる漆黒は、
来た道を辿り、窓から自宅の寝室へと*戻ったのだった*]
/*
退席記号つけ忘れ申し訳なかったです(土下座をした)。
[暫くは二人のやりとりを聞いていて、というよりも、彼にとっては聞こえていただけにすぎないかも知れないが。
名を呼ばれれば、そちらに意識を向ける。]
[淡々と向けられた提案に、すぐには答えず。
セザーリオに再度声をかけられ、喉を鳴らしてから]
ん、ああ…頼むぜ。
邪魔にはならねえようにする。
ところで…ウェンデルは違うって、何がだ?
[言葉足らずな会話には疑問を呈し]
……賢くない俺にも分かるように喋ってくれよ。
[お構いなしに続けられる様子に、小さな不満を漏らしたのは聞こえたかどうか]
― 深夜 ―
[再び、名を呼ばれた頃には窓から部屋を抜け出した後。
獲物の名から、恐らくはと詰所付近の闇に潜み]
[暫くの後、無音の中に落ちる足音に気がつけば音もなく。
生きるために人目を盗むこともある身には、容易いことであった]
[声が届く距離までは至らずも、闇の中に複数の影を捉え。
片方がヘルムートかと認識したと同時に、
その口端が上がる姿に臓が跳ね上がるような感覚に襲われた]
[瞬時の出来事に息を飲む暇もなく]
[視界の先には影の主が玩ばれ、物言わぬ人形を化す姿に変わる様。それがのたうち回るだけになれば、その距離を少し詰める]
[微かな哂いの後、ヘルムートと認識していた姿は白金へと変わり。
それはいつか見た人の姿と重なった]
[赤い塊となったモノを貪る姿を陶然として見つめ。
やがて人の姿となったセザーリオを捉えるも、動悸は治まる筈もないほどに]
これが…人狼……。
[人を食らう姿は想像以上に恐怖で。
それを優に超えて妖艶であった。]
[放心の様から解き放たれたのはもうひとつの影の存在。
白金と対に映る漆黒の姿。
セザーリオが愉しんだ後の其から腕を切り離す姿は、
囁きの声の印象を崩さない。
人に形を変えて尚、温を持たない双眸には無意識に体が引いた]
[何か声をかけようと思ったが、先に身の震えに気がついて。
黙したまま世にも恐ろしいお伽噺を脳裏に、闇を切って駆け出した]
― 夜 ―
[寝る、と盛大に宣言したはいいものの眠気がやってくるはずもなく。
やがて無音の空間に耐え切れなくなって、そっと窓から抜け出した]
ったくよぉ……何が覚悟だ…。
[行く宛てもない足は何処へ向けても島民の目に触れて]
はっ、余所モンの容疑者には随分なこった。
[舌打ちを隠さずに足音を荒立てるも。
行き場を失ったその行方は自室へと向けられることだろう]
― 翌朝 自室→酒場 ―
[開け放したままの窓、カーテンが揺れる部屋で浅い眠りから目を覚ます。やがて重い足取りで酒場に向かうと、まずはいつもと同じようにリッキーに水を求めた。
部屋の中に数人の姿を見つければ。
挨拶をしようと息を吸い込んだところで、リッキーにぐいぐいと腕を掴まれカウンターに腰掛けるよう促された。
水を手渡されながら昨夜からの経緯を聞かされる]
本当かよ…。
[信じられない、と言わんばかりの呟きにだったら自分で確かめてくるといいと言われ、少し怖気付いたような色も浮かんだか。
再度振り向いて様子を伺うも、黙したまま。
顔色の悪い赤毛の騎士も含めて声をかける先はないように思われた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新