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嘘、だよね、誰かの、冗談、でしょ…?
[モニターに書かれていた文字。
普段よく見る、LiGでの襲撃メッセージ。
そこに書かれていた名前は──綾野。
困惑と不安を胸に抱きながら、行きすがら手当たり次第に扉を開け、その中を確認する。
誰も居ないと知ると、扉を開け放したままに次の扉へと]
綾姉!どこ!?
居るなら返事して!!
[廊下に戻ったなら駆けながらそう呼びかけて。
返答が無いことにますます不安を募らせる]
やかましい、けだもので鬼畜はそっちだろうがよ。
[無理矢理人の服半分剥ぎ取ってスカートまではかせた奴がそれをいうか!
と、七重に言いたくなったが我慢した。
スカートはいたとか知らない奴にまで知られるのは恥でしかない。
綾野に関しては知らぬまま。
七重が画面に移動する様子は憮然とした顔で眺めていたが。]
…どうし
[た、と言い切る前に、七重が急に血相変えて部屋を飛び出したのを見て、自分も画面を見る。]
………………っ、これは。
[始まりの合図がそこにあった。]
─ →資材置き場─
…綾姉……どこ行ったのよぉ…。
[探しても探しても見つからない綾野。
泣きそうな声になりながらも呼びかけ続け、辿り着いたのは以前に一度来た資材置き場。
扉を開け、薄暗い中で目を凝らす]
綾姉!居たら返事し……っ!?
[呼びかけを口にし、言い終わろうとした時だった。
薄暗さに慣れ始めた目が影を捉える。
最初は誰なのか判別出来なかった。
ただそこに誰かが居ると言う気配を感じただけ。
けれど、それは動く気配を見せず、じっと壁際に座り込んでいる]
……綾、姉?
それとも、別の、人?
[その影は自分の声にも反応しない。
言い知れぬ不安が過り、息を飲むように喉を鳴らすと、ゆっくりとその傍へと近付いて行った]
[七重のただならない様子にそれらのことも忘れて自分もPCにかけよる。
そこには見慣れたLiGのシステムメッセージ、七重の飛び出した廊下の方に視線を向けて]
綾野さんいらっしゃらないんでしたっけ?
皆で探した方がいいかしら?
―PC部屋→廊下―
…探してくる。
[涼に同意するかのように、自分も七重の後を追い部屋を出た。
七重の声が遠くからあちこちに反響する。
何処を探そうか迷いながら、まだ開いていない扉を開け中を覗くが、人影はない。]
…まさかな。
[呟き、無意識に手は携帯へと伸びる。
歩き探しながら、携帯の画面を覗くと、そこには。]
…………………。
[書かれてあった文章に、一瞬安堵し、次にそれ以上に不安が押し寄せてきた。]
つまり…やっぱりリアル人狼って事か、よ。
[携帯を握り締めたまま、ぎりと歯を食いしばった。]
―廊下―
[虫食いなどもなさそうだった。
持ちやすいように畳み直した毛布を抱えて廊下に出た]
何かあったのか?
[七重の声が聞こえてきて首を傾げた。
それが綾野を呼ぶ声だと気づいて、表情を引き締めた。
手は塞がったまま足早に廊下を進む]
[こつり] [こつり]
[自分の足音が部屋に響く。
一歩進むごとに影は形をはっきりとさせて行き。
やがて投げ出された様な手足が目に映る。
更に近付けばその影はスカートを穿いていることに気付く。
薄暗いために色までははっきりとしない。
壁際に座り込む影の足元まで近付くと、輪郭ははっきりと目に映った]
…綾姉?
何、してるの?
ねぇ、綾姉ってば……。
[それは紛れもなく綾野だった。
しかし声に反応は無く、俯くような形で座り込んだまま。
何やら妙に嗅ぎ慣れた匂いもする。
それは嫌な予感を掻き立てるもの。
けれど、眠っているだけかも知れないと思い、綾野の肩に手をかけて揺すってみた]
[揺らした綾野の身体が重力のままに床に倒れ込んだ。
力無く横たわるその姿に身体が強張る]
あや、ねぇ?
[再びの呼びかけにも反応は無い。
壁に手を付き綾野を覗き込もうとして、異変に気付く。
手にべったりと何かが付着している。
壁についた手と、綾野の肩を揺すった手の両方にそれは付いていた]
あ、ああ、いやぁ、うそ、でしょ…?
[色は分からない、けれど匂いでそれと判る。
───血だった]
い、や……綾姉ええええええええええええええ!!!
[悲痛な叫びが部屋を支配する。
扉は開け放たれたままであるため、廊下にも響いていたことだろう。
綾野は首を掻き切られ、胸にも穿たれた穴があった。
人の手腕では為し得ぬ痕が──]
[戸惑いながら見る、パソコンの画面。
表示されるメッセージ]
……や……ちょっと、これって……。
[過ぎるのは、嫌な予感。
その内、裕樹も廊下に飛び出して]
あたし……あたしも、探してくるっ!
[じっとしているのが、嫌で。
廊下へと、飛びだした]
[裕樹も探しに行ったのをみて残った人たちを見回しながらどうしようか迷った。]
一人で行くのは危険なんじゃないかしら?
[いまさらな提案だったが、
自分は一人で探しに行く気にはなれなかった]
[それでもやっぱりじっとはしていられなくて瑠衣が飛び出すと]
私も一緒に行きますわ。
[ついていくようにして駆け出すと七重の悲鳴が聞こえ]
急ぎましょ、ときさん。
何か嫌な予感が深まりましたわ。
―資材置き場―
[廊下にも響き渡った叫び声。
開いている扉を見つけて、そこへと走った]
どうし…っ!
[入った部屋の中は濃厚な血の匂いに満ちていた。
掛けようとした声が途切れ、毛布が足元に落ちた]
[七重の悲鳴が耳に届いた。尋常ではないそれは耳に付く。
携帯をしまい、部屋を出て辺りを見回し。
おおよその見当つけた方向へと走る。
微かに漂う違和感、気配、匂い。
そういったものが、近づけば強く感じられ。
辿り着いた先は、資材置き場だった。]
ナタリ…っ。
[聖の後から中を覗き。
何が起こっているのか把握すると、ただ絶句した。]
あや、ねぇ…なんで、どうして…。
[恐怖に顔を引き攣らせ、瞳からはボロボロと涙を零し。
足の力が抜けて、その場に座り込んでしまう。
赤い溜まりに触れたフレアスカートが、水色から紅へと変化して行った]
なんで…っ、あやねぇが…。
なんで、あやねぇが、し、しななきゃならない、の…!
―資材置き場―
…。
[ぼろぼろ泣く七重に、かける言葉が見つからない。
何故と言われても、おそらくその理由をしるのは、綾野を殺した当人だけで。
瑠衣らがくれば、入らない方がいいと入り口で止めた。
それでも進むようなら止めはしないのだが。]
―資材置き場―
[深呼吸を何度も繰り返す。
ここでパニックを起こしてはいけないと自分に言い聞かせる]
ナタリー。七重さん。
とにかく落ち着いて。
[落ち着けるわけがないのは分かっているのだが。
意を決して近づくと、手を伸ばした]
まずは最初の部屋に戻ろう。
この状況で何を考えても話しても、まともになるとは思えない。
─資材置き場─
[走って走って。
たどり着いたのは、資材置き場。
入り口には、裕樹が立っていて]
ゆっきー!
今、ナタリたんの声……綾様、何かあったの!?
[問いかける声は、多分、ひっくり返りそうなもの]
[瑠衣の不安げな声に]
大丈夫ですわ、きっとちょっと驚いただけですわ。
[それは自分に言い聞かせる言葉のようでもあったであろうか。
瑠衣と一緒に声のした方へと駆け出す。
入り口で裕樹にとめられれば無理に中に入ることはせず。
ただそのことが示す事実はすぐに理解ができて]
あの…、アートさん……
[それ以上は言葉にならず、入り口で七重の泣き叫ぶ声を聞いていた。]
─資材置き場─
[IDと本名、両方で呼ばれ、ピクリと反応を見せる。
ゆっくりと首を巡らせると、視界に影が二つ見えた。
片方はこちらへと近付いて来る。
手が伸ばされるのを見て、じり、と少し後ずさった]
……誰。
綾姉殺したの、誰。
誰よ、誰なのよ!
この中の誰かなんでしょ!
ここにはアタシ達しか居ないんだから!!
[錯乱にも似た様相で声を荒げる。
瞳には恐怖と猜疑が宿り、伸ばされた手が触れるのを拒んだ]
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