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[笑みかけられながら信じてると言われ、何となく下を向いた。
ハンチング帽でまた表情が隠れる]
……勿論、千恵をそいつらの手に渡すつもりは無い。
オレの大事な繋がり、渡すもんか。
[下を向いたために口元がマフラーに隠れ、くぐもったような声になる。
それでも、声が揺らぐのは隠せなかったか]
不意に、響く、鈴の音。
最初に現れた時よりも、高い枝。
天により近い、枝の上。
桜の小袖の童女は、同じ色の瞳を天へと向ける。
[千恵ちゃんが言う、
『ひょーまとつかさがおうちにかえれなくしてる』というのは、
素直に考えたせいか妙にすっきりとしていて、
私は姪に少し笑顔を見せた]
うん、確かね、きみゃく……って。
おばちゃんも何の事かさっぱりわかんないよ。
って黒江さん!
[口を抑えたかと思うと、黒江さんは突然席を立った]
おまじないもあるからって……
[所詮おまじないでしょう、と。 私はそう思っている。
彼女についていくべきか、子供達のそばにいるべきか。
私は少し*躊躇った*]
「くれないちりて。
いのちははじける。
うつわはいずこへ?
たましいはそらへ。
こころはいずこへ?
おもいはどこかへ。
ひびく、ひびく、ちからのたまゆら。
ちからあるこら。
いずこをめざす?」
そっちこそ足引っ張んなよ。
[ふん、と鼻で笑う]
崇高じゃねぇが、オレにとっちゃ厄介なことこの上ねぇ。
オレの一番大事な餌を護るとか言いやがった。
オレの事も護りたいとか抜かしてやがるけどな。
[目の前で明かしてはいけない相手に正体を明かす幼馴染。
ハンチング帽で隠した瞳は蔑みを浮かべ、マフラーで隠した口元には薄笑いが浮かんでいた]
[千恵のことを語る伽矢の態度、
二人は特別だからそう思っても少し心にちくりと痛い。]
伽矢くん、私……、
これから、いっぱい危ない目に会うと思う。
もしかしたら…、
[その先の言葉に少し詰まって、うつむく伽矢の傍に寄っていく]
伽矢くん、私がいなくなったら、伽矢くんは悲しんでくれる…?
ママ 百華は、童話作家 雪夜 を投票先に選びました。
―中央広場―
[静まり返った広場の中央、静かに聳える満開の桜]
……やっぱ、夢じゃなかったんだ。
[入口で暫し立ち尽くした。
そろりと辺りを見渡してから、大樹の下へ歩いて行く]
あの人もいねーな。
[赤い服の女が既に死したものとは知らず。
花降らす桜の枝を見上げた]
ありがとう。
鍵をお願いできるかな。
[瑞穂が施錠していたのは見ていたから、千恵に頼んで。
雪夜の言葉にまっすぐそちらを見た]
…はい。
[唇の端が少し上がる。
普段を知る人には珍しく、他者からも笑みのように見える形で]
…………。
[問われて、しばしの沈黙。
この先ここに居る全員が生き残れるかどうかは疑問だった。
ましてや司は憑魔を呼ぶ。
幼馴染が言いたいことは、痛いほど解った]
……近しいやつが居なくなって、悲しまないやつなんて──。
[言葉を紡いでも、顔は俯けたまま]
はっ、言われるまでもねぇ。
[こちらも鼻で哂い返す。]
ははっ、そいつは残念だったなぁ。
…………で。ならどうするつもりだ?
その邪魔で愚かな『司』から殺しちまうかぁ?
どうしても気になるので。
[大丈夫、ともう一度百華に言うと玄関に]
瑞穂さん、ご馳走様でした!
[姿の見当たらない瑞穂に声を上げ。
そのまま千恵に後を頼むと外へと出て行った]
[百華の嬉しそうな笑顔に、えへと笑い返す。]
ちえもわかんない!
[無知を恥じる事がないのは、子供だから。
心配そうにする伯母と、大丈夫だという黒江をきょろと見る。
そのまま思案する伯母をすりぬけ、黒江の頼みごとにこっくり頷いた。]
くろえおねえちゃ、おうかのところに行くの?
[鍵を開けながら尋ね。]
おうかに会いにいくなら、ちえもいきたい。
[うさぎといっしょにじーっと見上げる。]
―中央広場―
[瞬き一つ。
花の間に童女が1人]
……お前。
お前が……『桜花』?
[天を見る妖から応えはあるか。
片手で頭を押さえた]
喰っちまうかぁ?
司なんだったらチカラにもなるしな。
ああ、恐怖は感じてくれるか知らねぇけど、絶望のどん底には落ちてくれっかもよ。
[くく、と愉しげに喉奥で嗤う]
呼びかける、声。
桜色の瞳は、ゆるりと下へ。
「桜花は、桜花。
うまれたときから、ずっと、桜花」
問いへの答えは、わらうよな響きを帯びて。
[しばしの沈黙、伽矢を見つめたまま返答を待つ。
紡がれた言葉にうつむいたままの伽矢の胸に頭を預けるようにして抱きついた]
ごめん、少しだけこうさせて…。
[伽矢にすがりついたまま体は震えていた。]
少しだけ…
/*
多分消去法でだいぶ見えてるとは思うんだけど。
……いや、お袋のRPがあるからまだ確定には見えてないのかな、傍目。
COのタイミングをどうするかが掴めないのですよ。
二日目のうちに出しておくか、三日目で出しておくか。
初回で守護喰いはどうなんだろう、とか。
守護抜けるの見越して霊能行くのはどうだろうか、とか。
かと言って今回村人少ないからなぁ、とか。
PC視点での司の情報が狼側に漏れすぎて逆に困る(苦笑
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