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ああ、さすが事情知るだけあるな。
甘美で、蕩けちまいそうだぜ。
[シャリシャリとその手首を齧りながら歩み寄ると、]
おかげで『こういうこと』も出来るようになった。
[そう言ってパチン指を鳴らす。
同時、空気中の水分が凝結し、氷の槍となる。
ひっと情けない声を上げる綾野ににたりと笑うと、]
(ザシュザシュザシュザシュ)
[無慈悲に振り下ろされる手。
飛来した槍は彼女の四肢を貫き、再び彼女を地面に縫い付ける。]
あ、本屋の。
いつもお世話になってます。
[瑞穂の名乗りにこちらも納得して会釈した。
時間の関係か瑞穂自身よりは父親と顔を合わせることが多かったが、稲田書店は週に何度かは(開いていれば)立ち寄っていた。
伽矢にも改めて名乗られれば会釈して]
で、これからどうするつもりですか。
[雪夜が白井夜とは最初の時点では気がついていなかったが。千恵の手にある絵本にはそのうちに気づくだろうか。
話が落ち着いてくるとそんな風に*尋ねた*]
ごめんなさぁぃ……。
[伽矢にぎゅぅとされ、ちょっと小さくあやまった。
背中のうさぎは嬉しそう。
黒江にどうするかと言われたので、きょとと伽矢や瑞穂や百華を見上げた。
ずりおちそうになった絵本を持ち直し。
ふと、奥に居た白い人に気づくと、目が瞬いた。]
……うささん!
[白く長い髪、赤い目は、背中のうさぎとそっくりで。
雪夜に向かって、そう呟いた声が聞かれたら、どんな顔をされるやら。]
[従妹を抱き締めたまま、一度目元を袖で擦って。
オレは腕を解いて従妹を解放し、その頭を撫でてから立ち上がる]
どうする、って言われてもな…。
あまり変に出歩かない方が良いような気もするけど。
人を襲う奴らが現れてるし、何かしらの手段は考えないと。
[コンビニ店員に思案顔で答える。
それから視線を向けるのは幼馴染。
視線だけで、どうする?と言う問いを投げかけた]
約束だよ。
[千恵と指きり約束をしてから]
いえ、こちらこそ黒江さんにはお世話になりました。
[黒江にそう返す、再度の会釈はさすがにしなかったが。
千恵と伽矢の様子が落ち着くまでその後は二人から少し離れて様子を見守っていた。
自分は間に入ってはいけない気がしたから]
[伽矢が黒江に答える様子に]
とりあえず、私の家はどうかな?
夕飯も用意してあるから。
知らない場所よりはましかなって。
[そう提案する、皆の反応はどうだったか?]
そうだな……ここからだとちと離れてるけど。
オレも少し、休みたい。
[思えば様子を見に行った時からずっと休まず走っていた。
如何に運動部、陸上部だとは言え、それにも限界がある]
えーっと……黒江、サンも良ければ。
[従妹を保護してくれた礼に、と付け加えて誘う。
返答がどうあれ、それぞれ移動を始めることになる*だろうか*]
さあて、それじゃあいただくとしますか。
[昆虫標本のように縫い付けられ身動きの取れない綾野の胸に手を掛けると、一気に服を剥ぐ。
舌を噛まないように切れ端を口に突っ込むと、露わになった胸にチロチロと舌を這わせていたが、]
(……バリバリバリッ!!)「!? ンンンンンンンンンンンンッ!!」
[一気に右の乳房に歯を立て、そのまま剥がし取る。ばたばたと暴れるものの氷の槍は抜けることはなく。]
さて、このまま気を失われる前に、絶望の中で逝って貰おうかな。
[露わになった肋骨を折り開くと、どくんどくんと動く心の臓が目の前に現れる。
ぺろりと舌なめずりをする雪夜。
涙を浮かべて懇願の目を向ける綾野。
その目ににたぁとした哂いを浮かべると、]
(…………ぞぶり。)「!!? あぐううううううううううううっ!!」
[腕は胸に沈み、心の臓を掴むと、]
(ぶちぶちぶちぶち!!)「!?(びくんびくんびくんびくん!!)」
[一気に引きずり出す。果たして反射運動で痙攣を起こしている綾野は息絶える寸前、抜き取られた自分の心臓を目の当たりにしたのだろうか。]
……………まあ、俺にはどうでもいいことだが。
[未だ脈動するそれをぺろりと舐めると、あんぐと丸呑みにした。]
あは、あはは、あはははははははははははははははははは。
[涙を流しながら息絶えている綾野を見下ろし、雪夜は抑えきれない嘲笑を漏らす。]
「リィィィィン、リィィィィィィン」
[天を見上げ哂う彼に呼応するかのように、鈴の音が彼の頭の中に響き渡っていた**。]
大丈夫、伽矢くん?
[伽矢に気遣うようにしながら千恵の手をきゅっとしっかりと握った。
それは心配してた思いから来る行為、千恵には伝わるかどうか。
千恵は伽矢とわかちあったから、自分はこっそりと少しだけ]
他の人も私の家でよければ。
[それぞれの返事を聞くと家に*向かうことになった。*]
ちえ、かやにいちゃたちと一緒にいく。
[何処でもよかった。大好きな人たちと一緒なら。
瑞穂に握られた手を、きゅっと握り返し。
えへと、笑みを向けながら、歩き出すならいっしょに歩く。
うさぎのみみが、ひょっこり*揺れた。*]
/*
Wiki書いてきた。
やぁん、そんな震えないでー。
ちょっと、中身の黒い部分がでろでろと溢れ出て来ただけじゃないですかぁ。(それが大問題だ
いや、マジ村立ての想定超えたことしでかしてないか不安なんだけどな。
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