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─アーヴァインの部屋前─
[何度か苦しげに呼吸を繰り返す。
ギルバートの服を掴んで居た手に触れられると、一度だけピクリと反応したが、抗うことは無かった。
手は小刻みに震えている]
………。
[下へ、と促されると素直に頷き。
ギルバートに支えられ立ち上がる。
服を握る手はそのままに、反対の手は胃の辺りを抑えるようにして、階下へと向かって行った]
─ →広間─
[連れられて来たのはひとまずは休めそうな広間。
ソファーへと誘導され、座るとラッセルは膝を抱えて縮こまる。
現場から離れたお陰か、酷い吐き気はどうにか治まっていた]
……おおかみ、いる……。
…ひつじ、たべる…。
たべられちゃう……。
[膝を抱えたまま、ラッセルはぶつぶつと呟いた。
水を貰おうと使用人を探しても見当たらないことに、ギルバートが疑問に思い始めた頃のことだったろう]
<中の人>
明らかに人格が破綻してるし特殊能力があります!!なんていうヤツが居たら真っ先に殺るね。
能力について肯定してくれる人が出来てよかった。
ありがとーハーヴェイ。
[ピュエリアの声が届くと、気配は穏やかになり。]
あまり無理をしてはいけないけど、じっとしたままも危険だから気をつけるんだよ。
できれば踊り子の君か、俺たちの傍まで来れるといいんだが。
[また浚われないように。人狼騒ぎに乗じてうっかり人間に殺されないように。
そう小さな仲間を促した。**]
―玄関前→廊下―
[とりあえず中へ戻ろう。
雨脚が弱まっているとはいえ、父の本――人狼に対する武器となるだろう本が濡れてしまう。
マンジローとトビーにも声をかけ館の中へ入る]
[マンジローとトビーがそばにいれば声に出さぬよう、どうしようかと考える。居なければ一人ごちていたかもしれない。
自分の能力はまだ失われていないだろう…以前の自分と思考が違うままなのだから。
ならもしかすると、まだ人狼はそばにいるのかもしれない]
―廊下→広間―
[ソファーの上で縮こまるラッセルを見て、やはり人狼は一般的に怖いものでよかったかと一人納得する。
怯えている人間には…励ましか?慰めか?そっとしておくのがいいのか?
知識からいくつか方法を引き出してみたが、感情が伴わずどれが最善か分からない。
恐怖や怯えとはどんなものだったか……記憶を手繰ってみても答えはみつかりそうにない]
えーっとー……。
[ああ、そうだ、彼は人といるのが苦手なのだった。なら放っておこうか。
セシリアはラッセルを横目に見ながら、少し馴染んできた席に*座った*]
文学少女 セシリアは、ここまで読んだ。
<中の人>
感情の一部、特に恐怖や怒り等が欠けて、喜びや楽しみなんかがでかくなってる感じです。素で躁状態。
うまく伝わってる自信はないけど。
―回想・館内―
[広間をハーヴェイと共に出ると会っていなかったときの事を話したり。
ほとんどはハーヴェイから話を聞き、小さい声でかすかに漏らすだけの返答。それでもハーヴェイはちっとも嫌がらず会話を続けてくれた。
自分の事よりはハーヴェイの出来事の話の方が多かった。]
……!!(びくっ
[聞こえてきた悲鳴には身を震わせて驚き、すぐに隣にいたハーヴェイにぎゅっとしがみつく。
震えが止まらない、怖い、怖い、怖い…。その悲鳴の正体はしってはいけないものの気がして。]
―回想・館内―
……ハー…ヴ……
[ただでさえ小さい声は震える唇から漏れ出るせいか、さらに小さくか細い。
広間に行くように促されるとぎゅっとしがみついたまま首を横に振る]
……(ふるふる
[ハーヴェイにそっちに行ってほしくなかったから、一人で行かせたくなかった。
けれどもハーヴェイに信じろといわれて笑顔を返されればおとなしく頷いて広間に戻ることにした。]
―回想・館内―
[足取りは重い、途中広間からでたセシリアと出会うと]
……!(びくっ
[向けたのは明らかな警戒の色、今は誰もかれもが怖い、幼い記憶に刻まれたことが脳裏をよぎるから。
アーヴァインの話を聞き、セシリアが他の人にも伝えてくるとあわてて立ち去っていく。
早く広間にいないと、ハーヴェイにそう言われたから、そこが今一番安全な場所のはずだから。
そう思いふらふらと広間の方へ向かう。]
―広間―
[一人で広間に戻る。戸を開けるとそこに人はいただろうか?
椅子に座りハーヴェイの戻りを待っている。外ではつり橋が落ちていたかもしれないがそんなことには気づかない。]
……っ!
[体の震えが止まらなかった、ぎゅっと自分の身を抱くようにして俯き震えている。
ハーヴェイが広間で待っていろといったからここが一番安全なんだ、すぐにハーヴェイが迎えにきてくれるはずだから。
そう自分に言い聞かせ震えている]
……(ふるふる
[震えはまだ収まりそうにない]
―主人の部屋―
[他の者が部屋から出た後も、墓守は黙々と作業を続けた。
暫くは廊下で話す声もしていたが、じきにそれも遠くなる]
流石に良い気持ちはしませんね。
[粗方の肉片を一所に集めたところで、立ち上がり背を伸ばす。
病の知識等墓守には無い為、掌も袖も膝も赤黒く汚れていた。
換気をしようと窓の傍に立つ]
―広間―
…っ(びくっ
[広間で震えていると戸が開く音、驚いてすぐにそちらに視線をやるとラッセルとギルバートの姿。
ラッセルはおびえていたかもしれない、それにギルバートはそれにつきそっていたかもしれない?
何をしていたにせよ自分はかかわらないように離れている。
特にラッセルの様子は怖かった、冷静じゃなくなった人は何をしだすかわからない、それを幼いときに惨劇とともに教えられている。]
……
[しばらくしてセシリアも広間に戻ってくる、そちらにも警戒したように視線をやり椅子に座る様子を見てから、
ハーヴェイが広間に来るのを待っている。ハーヴェイの戻りが*待ち遠しい…。*]
/*
ん…間取りで擦れ違えそうかと書いたのですが放棄した方が良さそうですね。セシリア様と擦れ違わないのは変になりそう。
というかセシリア様が発見部屋から広間に向かったのを見落としていたようです。申し訳ありません(汗
独り言ついでに。毎度調子崩したりで御免なさい。
火曜は確信犯だけど昨日はなぁorz
今日は頑張って箱前張り付きます、はい。
赤のお二人は温かい言葉をありがとうございます。
[問いに対する返答はいつもの風だったか、代わりにに広間に戻るように伝えられる。]
でも、アグレアス一人じゃ。
何かあったら…心配…。
[ぎゅっとしがみつき首を振りかけるコエ。
アグレアスからは返されるのは優しいコエと声。信じろと笑顔を返されればおとなしく頷く]
わかった、アグレアス。
何かあったらすぐに呼んでね、広間で…待ってるから…。
[広間でまっているとアグレアスのコエが聞こえた。
それは自分にかける優しいコエではないもの。
占い師、忌々しいと]
アグレアス……占い師…いるの……?誰…?
[それは人の中でも特に気をつけなきゃいけない怖い相手。
隠れていても自分たちを見つけ出す怖い人]
私達、殺されちゃう?皆私たちを殺そうとする…?
[問いかけるコエは不安に*震えていた。*]
―広間―
[不安を催す空気に足取りは重たく。
広間に着いたのはラッセル達も戻ってくる頃になってしまった]
……。
[お早う御座いますの挨拶も出し難い。
会釈だけすると怯えた顔で端の方の椅子へと座った]
―二階→一階・広間―
[ラッセルが頷いて立ち上がるのに手を貸して階下に向かう。
広間に入ると俯いて自分を抱いている様子のシャーロットが目に入る。こちらに視線が向いたなら、驚かせないように会釈をするだけで。
いまだ苦しげなラッセルに、少しでも楽に座れるようにとソファー示して。座ったなら一度腰を落として、目の高さを合わせて]
それじゃ、水をもらってくる。
すぐに戻ってくるからな?
[そう声を掛けてから、水をもらうために厨房へ]
―館内―
[厨房に向かうものの使用人の姿は見えない。誰か一人は残っていないとおかしいはずなのだけれど。
厨房だけではなく、人が居そうな所を見て回るけれどやはり同じで]
……おかしいな。
[こういう事態だからこそ使用人は家に居なければいけないはずで。なのに、一人も姿が見えない]
それになんか…外がおかしくねぇか…?
[幾つかの疑問は浮かぶけれど、あまりラッセルを一人にもしては置けない。
厨房に戻り、水差しと幾つかのコップを探すと水を汲んで広間へと戻る]
―→広間―
[広間に戻るとコップに水を注いでラッセルに手渡す。シャーロットにもそれを差し出して、受け取らなければテーブルに置くだろう。
そうして、セシリアの姿を見れば、自分用に持ってきたコップに水を入れて差し出して]
さっきはどうもな。
[すれ違った時のことに頭を下げて、他の人たちについて話を聞いてみる]
え…
ちょっとまってくれ、吊り橋が落ちたって…。
[初めの一声は大きいものの、怯えた二人を気に掛けてすぐに声を落とす。
そのうち戻ってきたトビーやマンジローからも話を聞いて]
………
[言葉が見つからずくしゃりと髪をかき混ぜて]
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