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必要なときや流れ的にピュエリア死亡確定のときとかはそうさせてもらいます。
ピュエリア襲撃はほぼ例外になるとは思います。
ギルバート襲撃のラッセル黒出しは流れつくりとしては面白そうですね。
[扉の開く音と、女性の声。
書架の影からひょいと顔を出して声をかける]
お2人もいらしたんですかー?なんだか大賑わいですね。
―→庭・菜園―
[足早に菜園の様子を見て回るのを、近くで見守る。周りの様子に気をつけながら]
どうだ?大丈夫そうか?
[畑の事はよくわからない。思ったより被害は少ないと言うラッセルに安心したように頷いて]
よかったな。
何か、俺に出来ることがあったら言ってくれよな。
[そう声をかけて作業を見守る。下手に手を出してだめにするわけにも行かないから。
もちろん、必要があれば手を貸すだろう]
―広間―
[あっけらかんと話を続けるトビーをポカンと見つめ続ける。
―捕まえられてたんだよ
―殺したがってた
―隠しとく
頭の中に、次々とまとまりのない言葉が入り込んで来るような感じだ。彼女はどこかに捕らえられていて、そこから逃げ出してここまで来た…?
だが、殺せないから隠しとく、とはどういう意味だろう?
彼女には何か秘密があるとでもいうのだろうか]
童っぱ、お主はどうやら随分な面倒事に巻き込まれておるようでござるな。
[トビーに対してはようやくそれだけを返す。多少は声がうわずっていたかも知れない。
彼が本当のことを言ってるかどうかは確かめる術はないが、もしそうならば確かに、トビー自身やもしかすると関わった我々すらも危ないかも知れないのだ]
―書庫―
そうだったのかも知れません。
聞いていたら直ぐにもお邪魔したくなっていた気がしますし。
[キャロルの笑みに笑いから苦味が抜ける]
お邪魔させて頂きます。
はい。教わった本も気になりましたもので。
[続いて扉を潜り書架の影から覗いたセシリアに微笑んだ]
―書庫―
[『以前、僕は人狼を見た。』
話は告白めいた一文で始まっていた。
墓守が片目を細めたところで、書庫の扉が開く。
頁に指を挟み、本を閉じて、見えた二人に一礼する]
本を御探しですか。
─書庫─
[声に応じて顔を出したセシリアの言葉に、周囲を見回す。
改めて言われると、確かに賑わっている、と思えた]
エッタ様に館内をご案内しておこう、と思って。
この場所の事は、知っていて損はないと思うから。
……調べ物のお邪魔なようなら、早めに退散してよ?
―書庫―
[ユージーンの案内で書庫に入る。
何度か訪れた場所であり、粗方見ていたものでもあったが、もう一度読み直す。新しい本もいくつかあった。
見たことのない本の一つを手に取り読みはじめる。
読みながら途中、シャーロットの姿が見えれば、おやと思うものの、休めなかったのかなと思い軽く手を降る。
ついでちらとセシリアの方を見て、何かを熱心に読み耽るのが気になりちらと覗き込んだ。
中の記述は見た事がある。霊視。死んだものの魂を色分けるともいわれる力。
ふと、彼女の母の力はこれだったろうかと、過去の記憶を辿る。氏はなんと言っていたか。
ずいぶん昔の事で、思い出すに苦労していた所で、人狼の話題になると、ぽつりと。]
生きた人狼を見た事なら…あるかな。
[そう小さく呟いて、自身も本を開き中を見た。]
[聞こえてくる会話によると人狼に関するものを探しているらしい。
事件の直後、アーヴァインは人狼に殺されたんだってそんな話だった。
だからこそ調べてるのだろうとは思う。ユージーンがセシリアに過去に見たものと言う。
きゅっと自分の身を抱いて震えそうになるのを抑える。]
……
[扉を開かれる音ともに声がかけられた。
そちらに視線をやるとキャロルとその傍にはヘンリエッタの姿。
手に本を持ったまま二人にぺこりと頭を下げる。]
─書庫─
ふふ、お母様なりの気遣いだった、という所ですかしら。
[苦味の抜けた笑みに、こんな言葉を返し]
私は、今は案内役、ね。
一応、調べたい事がないわけでもないけれど。
[墓守の言葉には、軽く、肩を竦めてこう返す]
―書庫―
本当に素晴らしい量ですのね…。
[書庫と云う場所柄から抑えたものではあったが周囲を見回し感嘆の声を上げる。
ジーンにも気が付くと礼を返した]
気紛らしになりそうな物語と…知識を得られそうな本が在ればお借りしたいと思います。
私もお邪魔はしない様に致しますわ。
―書庫―
おや…踊り子の君とエッタ嬢も。
[ひらと小さく手を振り顔を上げた。
キャロルが邪魔かと尋ねてきたので。]
俺は別に大丈夫だよ。
音が気になって本を読むのに集中できないほど、繊細ではないからな。
[そう言いながらも、視線は文字を追ったりと忙しない。]
[ヘンリエッタの「教わった本」に、そう言えば本を何冊か薦めたことを思い出す。]
あの本ならたぶんー……。
[手に持った本を脇に置いて、二つ隣の棚を見る。
伝承の本なら恐らくこのあたりにあるだろう。
背表紙をなでる手が止まり、本を取り出す]
あ、この本ですね、なつかし……。
[過去を思う気持ち……懐かしい。懐かしいとはなんだったか。
何度もその思いを抱いたことはあったはずだ。
なのに思い出すことが出来ない。]
─庭・菜園─
うんっ……ぁ。
え、と……風除けの板、そこに運んで貰っても、良い?
[嬉しそうにギルバートに返して、直ぐに何かに気付いたように声を漏らす。
板を片付けもせずに菜園の整備を始めてしまったことを思い出し、少し遠慮がちにギルバートに頼んだ。
一刻も早く倒れた苗を直したいと言う気持ちの方が勝っていたために]
食べれるのもあるよ。
植物って、思ってるよりも、強いよね。
[苗の立て直しが終わると今度は採れるだけ作物を収穫して。
好きなことをしているせいなのか、傍に信じられる者が居るためか。
いつもより明るく、饒舌に言葉を紡ぐ]
─書庫─
[こちらに向けて頭を下げるシャーロットには、礼を返し]
そう言っていただけると、こちらも安心できるわね。
[こちらに手を振るハーヴェイの言葉に、軽く、笑う。
それでも、文字を追う様子の真摯さに繊細云々への軽口は抑えておいた]
[二人からのそれぞれの挨拶を返されると、本を手にしたままハーヴェイの傍によっていき本を覗き込んだ。
そこにかかれているのは人狼に関する記述だっただろうか。]
……
[ハーヴェイを見上げてから邪魔にならない程度に擦り寄った。
それで不安とか全部ぬぐえるといいなってそう思いながら]
―広間―
[普段ならば子供の戯れ言と聞き流していたかも知れない。しかし、今の異常な状況下では不思議と疑う気持ちは起きなかった。あまりに淡々とした口振りもかえって信憑性を高める結果になった。]
よくは分からぬが、童っぱの言うことがただならぬことはおぼろげながら伝わったでござる。
我の国に行きたいというのであれば、連れて行くことにいたそう。
我もそろそろ、郷里がどうなっているか見たくなっておるしな。
それに一人旅より二人旅の方が安全でござるよ。
[おいしそうにお菓子を頬張るトビーにはにっこりと笑いかけ、一方でトビーの監視対象の少女―ヘンリエッタについてはどうすべきか、思案していた]
[キャロルにはかなりの量が集まったから手はすいていると答えて、手に取った本をめくってみる。
思いを伝えられない妖精の話……。
たしかやまびこの妖精で、自分から言葉を発することが出来ない。
相手に愛していると言ってもらわなければ思いを伝えることすらできない……。]
覚えてる…ちゃんと……懐かしい…懐かしい……?
[ああそうか、私はそれを忘れてしまったのか。
感慨もなにもなく、納得する。
邪魔となって捨てたものなど、最初からいらない。
本を閉じて微笑みと共にヘンリエッタへ差し出した]
―書庫―
[シャーロットやハーヴェイにも頭を下げる]
其方に在るのですね。
[別の棚へ向かうセシリアに近づいてゆく]
ヴォルフェ様には思い出の御本ですか。
[懐かしいと言う言葉に思った事を口にした]
―書庫―
[他の者と話す間、養女が震えを抑えようとする様は、墓守の意識の外にあった]
ならば、何時でもお好きな時に。
鍵はつけておりませんので。
[肩を竦める踊り子に、頷いてそう続ける]
邪魔など。
ごゆっくり御選びください。
[令嬢にはそう言葉を向けた]
アーヴァインも昔は、人狼の事を調べていたらしいから、何か意図はあったかもしれないな。
[ピュエリアの呟きは届き、おぼろげにアーヴァインとピュエリアの母との関係を見た。
それでも真意はアーヴァイン本人しか分からず、当人を喰らった今、捨て置ける事でもあったが。
表でキャロルと共にある彼女を見れば、にこりと微笑む。
そこには仲間への挨拶と、彼女を上手く取り込めた事への賞賛とがあった。]
―庭・菜園―
[板を、と言われてそちらに目を向ける]
おう、わかった。
力仕事なら任せとけ。
[苗などに傷をつけないように気を配りながら、言われた場所に板を運んで。
そうしてまたラッセルの作業を見守る]
やっぱり手際がいいよなぁ。
お、食べられるもんもあったか。
あんな中でもちゃんとしてるんだから、やっぱりすごいな。
普段の手入れがいいからだと思うぞ。
[下手に手を出す事はないけれど、野菜が多いようなら持つのを手伝って。
やはり菜園に居る時が一番生き生きとしてるな、と思いながらラッセルの話を聞いている]
─書庫─
[ヘンリエッタがセシリアの方へ行く様子は、視界の隅に。
セシリアの様子の変化は気にかかっており、完全に警戒を緩めるつもりはなかった]
……思えば無用心な話ね。
価値ある古書の類もそれなりにあるのに、鍵なしなのだから。
[頷く墓守にくすり、と笑ってこう返しつつ。
自身も、求める書を探して書庫の中を見回した]
なに、知らない仲でもないしな。
[帰ってこない軽口の代わりに、そんな言葉をキャロルににこやかに返し。
シャーロットが近づいてくるのが分かると、本を読む作業を止めて、視線を彼女へと。]
どうした、シャロ?
[手にした本を読み、不安げに傍によってきたのが分かると、読んでいた本を閉じ、頭を撫でた。]
………大丈夫だから。
[他にかけるに適した言葉が見つからなかった。]
[キャロルと二人でいるピュエリアの姿、広間の時もそう。
長く傍にいる様子から前に話したとおり本当にうまくいったのだろう。]
仲間が多いのは助かるよね。協力してくれる人が多いのは。
キャロルさんとはその後もうまくいってるみたいだね。
これで私とアグレアスとピュエリアとキャロルさん、4人。
[今屋敷に残ってる人数は何人だったかと考えたり]
―広間―
[トビーには考えを悟られぬよう、時折故国の話などをしながら、なおもヘンリエッタについて考える。]
(―さる家のご令嬢…、―たった一人でこの屋敷に来た…、―キャロル殿の知り合い…。
なぜ、彼女は捕らえられていたのであろうか。
アーヴァイン殿はそれを知っていたのでござろうか。
他の皆は?)
[考えていても答えは出ず。いつしかトビーへの受け答えも単調な相槌のみへと変わっていった。]
……人狼と人を、見分ける術?
[セシリアの上げた声。
視線が一瞬、ヘンリエッタの方へと移ろうのは、止められなかった。
碧の瞳は、僅かな険しさをその色に潜め、ハーヴェイがそれにどう答えるか、に意識を向ける]
……最悪、って。
見つけられなければというのはわかるけれど、行き過ぎではなくて?
[口に出すのは、どこか呆れたような響きの一言。
こちらの飲み込んだ部分を察したらしきハーヴェイの言葉には、そう、と言って、軽く肩を竦めた]
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