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疾風学科導師 ゼルギウスが「時間を進める」を選択しました。
精神学科1年 フーゴーが「時間を進める」を選択しました。
─洞窟エリア・地底湖─
あたしはこのまま休んでおくよ。
沈まないように気をつけてね?
[大丈夫だろうと思いつつ、ロミに忠告を投げかけて。
壁際で壁に凭れながら休息を取ることにした。
一応、イヴァンの手を煩わせることなく壁際には移動した]
─平原エリア─
っと、決着ついたか。
[マーカーの移動と、移動した先のティルが動けない様子とを、確認して呟く]
『……中々、頑張ったわねぇ……』
[はたり、と尾を振る水晶龍の評価は、果たしてどちらに向いたのか]
ああ、中々のモンだった。
……さて、んじゃ、ティルは追試会場に送って。
……次辺り、二人同時指名で一気に動かすかね。
あんまりのんびりやらせとくと、消耗がバカにならん、あいつら。
[誰のせいですかと]
……さて。
結果と次のターゲットについては……各自んとこに、通知送るか。
戻ってこれるとは、限らんし。
[だから、それも誰のせいですかと。
なんて事は全く気にせず、力を凝らす。
『魔本』が煌めきを放ち、それに呼応するように、ティルにくっついたターゲットマーカーが光を放つ]
―洞窟エリア・地底湖―
それじゃあ、行ってくるね。
[リディのことはイヴァンに任せて地底湖の方に、手をつけると少し温くてあったかい。
鍾乳石の影で黒のローブとかぬいで軽く準備運動、地底湖に飛び込んだ。]
なんだろう、地底湖なのにあったかい。
底に見える光ってるのが原因かな?
[中にもぐって光ってる方に向かってみると、見たこともない植物みたいなのが生え淡い光りを放っていた。
近づくほど水温が暖かくなっていく。やはりあれが原因なのだろう。
サンプルを取りにいこうとしてさらに近づく、むしろ暑いくらいになって途中であきらめた。]
[『魔本』とマーカーの呼応する光は、空間位層転移の光。
この試験会場とは、また異なる空間位層に位置する追試会場へ強制転移させるためのもの]
……まあ、あっちはえらい事になってるが。
多分、大丈夫だろ。
[なんか、妙に遠い目をしながら、ぽつり、呟く。
一度は自分で様子見た方がいいかもなー、とか、考えながら、転移の術を発動させた]
―湖畔エリア―
[だから狼は耳は鋭い。
追試、ふわふわ、にきょとりと目を瞬かせた。何のことやらと。
ただ導師より怖い発言には、ちょっとだけぞわっとした。
追試怖い、を頭に刻みながら、よたよた、ティルの方を向いたまま後退する。
ティルも早々動けないようだったが、万一を考えての用心だった。]
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