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─自宅・作業場─
[キノコの色素抽出。手間のかかる作業ではあるが、やらなければ仕事も進まない。それぞれのキノコを細かく切って、特製の溶解液に長時間浸し。それにより溶け出た液体を火で炙り、水分を飛ばすことにより染色粉を作り上げる。その最初の工程である溶解液に浸すところまでやって、一区切りつけた]
後は一旦放置、っと。
ちょっと外の空気でも吸うか。
[籠りっぱなしで疲れても来たため、庭に出て休息を取ることに。しかし玄関から声が聞こえ、足をそちらへと向けた]
はいよー。
…ユーディット、どうしたんだい?
[扉を開けた先には糸紡ぎの娘の姿。何か用かと首を傾げる]
―ギュンター宅―
どう伝えるべきか、考えたけど、答えはでなかった。
だから、うまい言い方はできない。
[ギュンター宅にまだ残っていた人達に、そう断りを入れてから]
皆もいずれは、村長のようになるかもしれない。
だから、後悔なく、生きて欲しい。
[その場に残っていた人にそう伝えてから、ゼルはどんな風に自分を見ていたか]
いない人に、伝えてくる。
[伝えることは伝えたと、そんな様子でそう言い残して、自分もギュンター宅を後にした]
あれ、忙しかったかな。
だったら、ごめんなさいなんだよ。
[何となく、籠もっていたような気配を感じて、邪魔をしたかと口にするのは早口の謝罪]
うん、ちょっと、ね。
こないだ言ってた、糸の色染めなんだけど、ね。
[そこまでは淀みなく言えたものの。
理由をどう説明しようか、と。
そう考えたら、言葉が、止まった]
─自宅─
いや、丁度一段落したところだから、大丈夫だよ。
[謝るユーディットに微笑んでみせて。依頼のことと聞けば、うん、と一つ頷くも、そこからユーディットから言葉が出て来ないことに不思議そうにする]
…何か、あったの?
んー……とりあえず、中入る?
お茶くらいは淹れるよ。
[そう言って家の中へと促した]
─ギュンターの家―
[家人と話を終えた後も、道具屋と狩人の兄妹が交わす会話には、横から口は挟まずにイレーネの答えを待つ。]
…────、
[ユリアンが口を開き伝える言葉に対しても、
はっきりとは何を言うでもなく。
少し──情けなそうに眉を下げてから、]
………
[ふる。とそれを振り払うように頭を振った。]
─エーリッヒ宅─
それなら、良かったんだ。
[大丈夫、という言葉にほっと息を吐いて。
何かあったの、という問いは、うん、と肯定する]
あ……じゃあ、お邪魔します、なんだよ。
[中へと、促されると、少しだけ迷ったものの。
立ち話で話せる事でもない、と思って頷いた]
―ギュンターの家―
ユリアン?
[ゼルギウスから視線を外す]
[ユリアンの断りに訝しむような顔を向けた]
[何を問えばいいのか分からずそのまま話を聞く]
[最後の言葉に頷いた]
ああ。よろしく頼む。
[ゆっくりと妹の頭を撫でながら去ってゆくのを*見送った*]
― →ギュンター宅―
[道中勧められたキノコは遠慮なく口にして、やはり嫌いじゃない、とでも述べただろうか。
やがて着いた村長の家でユーディットを見かけた時には軽く睨みつけたものの、流石にその場で手当てをするわけにもいかず。
まさかその時点で自分の怪我に気が付いていないとは思っていなかったわけだが。
告げられたこと自体には驚きの感情はなく、ただ溜息を吐いたのだが]
あ。
[ふ、と視線は家人から逸れる。
ゲルダやユーディットが帰ってしまうのにも気がつかず、きつく眉を寄せて家の中を、何もない筈の一点を、ただ凝視していた]
─自宅─
うん、どうぞ。
[相手の応じに微笑んでユーディットを家へ招いた。その際、ちらりとユーディットの足へ視線が向かったかも知れない。ユーディットを食事用のテーブル席へと案内し、自分は香草茶を淹れ始める。部屋の奥は作業場と直続きになっているため、作業台他、様々なものが見えることだろう]
それで、糸の色染めのことって言ってたけど。
色の相談?
[淹れた香草茶をユーディットの前に置きつつ訊ね、対面の席へと座った]
/*
ふむ、こっちかな。
蓮華草:
勿忘草:ユーディット
蒲公英:
雪割草:イレーネ
釣鐘草:レナーテ
占い師:ミハエル
霊能者:ゼルギウス
『死神憑き』:ユリアン、ゲルダ
『刈らずの死神』:エーリッヒ
気にしないなんて…
[出来ないよと言いかけたが、言葉尻は口の中に消えてしまった。
その言葉はそのままユリアンに返ってしまうので。
軽く唇を噛んで黙り込んでしまったが。
続いて届いた言葉には、微かに息を呑んだ。
死ねば終わるんだろうかと、考えていた事を見透かされた気がして。]
……大丈夫、自分で死んだりはしないから。
[まだ死神の波動に巻き込まれて死ぬ、という事は知らなかったから。
自分で命を絶つ事を問われたのかと思ってそう答えた。
それだけは、出来ない。
だが自分に憑いた死神が、誰かを殺すかもしれないと思うと悲しくて、怖かった。
悲しませないように出来ないという、気遣う声に、微かに震える声で。]
仕方がないよ。死神が取り憑いてる限りはきっと…悲しいのは終わらないから…。
[それは自分にも誰にもどうする事も出来ない事だった。]
─村の通り─
[悪くなった顔色を隠すようにやや俯き気味に、自宅へ戻る道を行く。]
ただ見てるだけしか出来ない……。
[反芻するように呟いて。]
……ちゃんと聞いておけばよかったな。母さんか、せめてお婆ちゃんに。
[周期のことも死神のことも、自分は何も知らなかった。
一度だけ、まだ母が健在だった時、『死神』という単語をどこかで耳に入れ、それを母に尋ねたら、泣かれてしまって。それ以上を尋ねる事は出来なかった。
それから何となくその言葉を避けてしまい。
そのうち父のように母も病で亡くなり、祖母に引き取られてあの店を継いで。
その祖母も死んで。]
…ああ、そういう事だったんだ。
[後悔しないようにという忠告は、こういう事だったんだと。今になって思い知る。]
─エーリッヒ宅─
[とてとて、といつもよりもゆっくりとしたペースで歩き、案内されたテーブルへ。
椅子に座り、何気なく見回すと作業場の様子が見えた]
……リィにいも、忙しいのかな?
[小さな声で呟いた所に、香草茶が出され、問いが向けられる]
んー、色の相談、じゃなくて。
……色染め、お願いできなくなるかもなんだ。
まだ、わかんないんだけど……糸紡ぎは、しばらくお休みしないとならないから。
―ギュンター宅―
[自らに向けられている視線にも気付かず見つめていた“それ”から、漸く視線が外れたのは、ユリアンの声が耳に届いた時。
けれど言葉は掛けられずに、彼が出ていくまで静かに見ていた。
不要となった薬に視線を落とすと、無意識に握りしめていた所為でくしゃくしゃになっていた]
……無駄足か。
[最近は調子がいいと笑っていた長の顔が浮かび、また手に力が籠った]
─ギュンターの家―
[イレーネが落ち着つくまでは、
同盟相手から兄を取り上げる気はなく]
…あ。
[ただ、出て行くユリアンに、はた。と気づいたように声をあげて、たっ、と、外に行く背中を追った。]
─自宅─
あれ、そうなんだ?
んー、そっか。
それじゃあ仕方ないな。
[香草茶を一口啜ったところで、告げられた言葉に軽く目を見開いた]
俺は構わないよ。
それじゃあまた目途がついたら教えてくれな。
[いつも通りの笑み、いつも通りの言葉。まるで平時を過ごすような、そんな態]
でも糸紡ぎの仕事をお休みって、何かあったのかい?
ああ、気にしないのは、難しいか。
[そう自分の言葉に、自分で返すようなコエ]
とりあえず、ゲルダが悪いわけじゃないから。
だから、ゲルダが責任感じることじゃない。
悪いのは、『死神』だ。
[親友に言われたのと同じようなこと、彼女はその言葉をどう受け止めるかは、自分にはわからないが]
自分で…
[その言葉に、コエは一度途切れてから]
それは、終わりにならない。
それに、皆が悲しむ。
[自分も悲しむか聞かれれば、肯定の意を返すだろう]
─道―
…ユリアン!
[おの背中に追いつけるなら、名前を呼んで、]
名前!
[端的に、用件を呼ぶように叫び]
緑湖茸と──、美人髪と。
どっちがいいと思う。
[先の発言には触れず、ギュンターのことにも触れず、
見上げて口にするのは、頼まれ事の名づけの話。]
ただ、悲しみはなくすことはできなくても、
少なくさせることは、できるかもしれない。
[そう後に付け足しておいた]
─エーリッヒ宅─
ほんとは、楽しみにしてたんだよ。
糸が変わるの見るの、楽しいから。
[それは偽りない気持ちだから、素直に告げて。
休みの理由を問われると、僅かに俯いた]
……糸紡ぎより先に、ね。
じいちゃとの約束、果たしたいんだ。
勿忘草の壁掛け、作るの。
ディが、まだ、ディでいられる内に。
[視線は香草茶の小さな水面に落として。
小さな声で、ぽつぽつ、と理由を告げた]
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