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[ゼルギウスの呟き>>336が聞こえれば昨夜の事を思い出し]
運んだぞ。
アーベルとユリアンにも手伝って貰って。
昨日はほんと大変だったんだぞ?
急にぱたっと反応しなくなるから
イレーネは泣きそうになるし。
今度から眠くなったらイレーネには言っとけ。
まぁ、なにかあったのかも、しれないな。お袋関連でな。
[話したがらない二つの事柄は自分の中できっとつながってるのだろうと、
そう自分の中で結論付けていた]
どうしたら…か
[記憶を呼び起しながら、クロエの話と同時に]
たしか見つける力持った人とかっているんだよな?
こんなかにクロエ以外にいるか知らないけどよ。
[クロエのことはイレーネも知っているので、何のことかすぐにわかるだろうか]
殺さないでもわかる方法も、あるんじゃなかったっけか?
[たしかそんな力もあったようなとおぼろげに、それから]
どっちにせよ、そういう力持った人だって普通じゃねぇんだし。
人狼っていうのも、なんかそういう力持っちまった人のことなんかねぇ。
―宿屋自室―
そいつは光栄。
……達観できてるな。
俺は口で言うほど割り切れちゃいねえよ。
不安で仕方ねえ。
[自嘲の響きには気付きながらも、そっと本音を漏らす。
自信がないのだ。この先自分がどう動くのかも]
そういやそいつ、キーファーて言ったっけ。
この村に放してたってのに随分とお前にも懐いてるのな。
俺は見覚えなかったりするのに。
[追求の気配はなかったがそんな風に話を逸らそうとして]
ん。ん。
そっか、昨日、ミハエル君とゲルダさんの間に何かが芽生えたんだね。
[キリっとした貌で、謂う言の葉。
――……夫婦そろって、誤解を生みそうな言葉選びをするのは、
おそらく素である。
そして、今更だけれど、ありがとうという妻の言葉に喜んだり。]
他にもまだ何かあるか。
俺はもう少し時間潰してから行くよ。
[指の間で煙草を揺らしながら続けた。
滅多に吸うことのない煙草に火をつける気配はまだない]
―→宿屋―
[自衛団員数人によって今朝の顛末を聞かされた女は、送り届けるという名目の連行を“丁重に”お断りして、再び“容疑者”の集まる宿屋へと向かっていた。
女を見れば人は噂を止めて不躾に見てくるか、怯えた目で見てくるかの二つ。
その中には人形をよく買ってくれる親子の姿もあった]
売れ行きに影響が出そうね。
[口の中だけで呟いた。
それでも直接危害を加えられることのなかっただけまだマシかも知れない。
顔を俯かせることは決してなく、背筋を伸ばし、いつもと同じ速度で宿屋に向かい]
こんにちは。
[いつものように三度のノックをして、一階の扉を開けた]
えっちじゃねぇだろ。
品行方正な修道士を捕まえてなんて言い草だよ。
[子供みたいな仲間の聲>>*89にクツリと笑い]
だーかーらー、聞かせねぇって。
胎教かぁ。
お前さんの血が濃く引き継がれるなら
こういう話は必要ないだろうな。
逆にグラォシルヴの血が濃く継がれるなら……
餌の事だ、多少は知っておくべきだろうぜ。
[同胞に宿る子がどちらの血を濃く継ぐかは知れない。
惚気になれば、はいはい、と軽く流してしまうのは
いつものことか]
─宿屋・食堂─
銀の短剣…。
いや、そのような物は落ちていなかった。
抵抗のために仮に短剣を抜いていたなら、僕が目にしていても良いはずなんだが…。
実際に持ち歩いていたのかまでは、僕にも分からない。
持ち去られた可能性も、否めないかな。
[ライヒアルトの疑問>>334には記憶の限りを口にして。
別の可能性も口にするが、ライヒアルトが口にした可能性の方が高い気がした]
[ゲルダ>>337には承諾の頷きを返し。
その後はイレーネとベッティの戻りを待つ]
一度家に戻る必要はあるかな…。
……あまり、顔を合わせたくは無いが。
[執事達の反応を思い出し、小さく息を吐いた。
彼らに悪気は無いと分かっていても、気分の良いものでは無い]
――……ごめんなさい。
あと、ありがとう。
[ライヒアルトの言葉に、しょげっと頭を垂れる。
重なるゲルダの言葉に、更にしょげる角度は深くなり]
うん。気をつける。
そっか、アーベル君とユリアン君も……―――。
お詫びとお礼いいたいけど、今は休んでるのかなぁ。
行ったら迷惑かな。
[各々去っていった時の様子を思い出し、
けれど謂わないでおくのが気になって、そわそわとした。]
―宿屋・客室―
……このくらいでなきゃ、こんな状況で生き抜けねぇよ。
[告げられた言葉に、軽く肩を竦めて返す。
不安は、自分にもないとは言わない。ただ、それに囚われまいとしているだけで]
ん? ああ……。
[唐突に変わる話題。
戸惑いながら、腕に止めた蒼鷹を見た]
ま、押しつけられた時、ほんとに雛だったからなぁ……。
刷り込みかなんか、されてる可能性はあるかもな。
もっとも、俺よりもクロエに懐いてる気がするが、今は。
[同胞の紡ぐ五文字に緩く目を細める]
――…ん。
俺が人なら霊能者を名乗る方だな。
名乗り出たのも今の所彼女一人。
霊能者なら、人狼ではないのは確か。
[ヴァイスルヴが妙な事を言えばクツリと笑って]
俺にはわからねぇ何かがあるのかねぇ。
[自分は人間ではないから。
自分は子供ではないから。
そんな風に結論付けた]
─自衛団詰め所─
きゃ…っ
[暫く自衛団長に縋り泣いていたが。
いい加減に離れろと自衛団員に肩をつかまれ引き離された。
今後自衛団の手で処刑があった場合こうして骸に引き合わされる事と、決して疑いから外れた訳ではなく自分も怪しければ処刑の対象に成り得る事を事務的に告げられた後、詰め所から出ろと命じられて。]
貴方達に言われなくたって、ちゃんと見るし。
信じてくれなくたって構わない。
…ギュン爺ちゃん、それじゃ私、帰るね。
ちゃんと、伝える、から。
[自衛団員を睨みつけた後、自衛団長に視線を向ければまだ流れてくる感情の波に眩暈を感じながらも顔を見て挨拶をして。
詰め所を出て、すぐ戻ると言った手前まっすぐ帰るべきかとは思うものの出てくる際に声をかけてくれた皆のことを考えると泣き腫らした顔で戻ればまた心配をかけるかとも思い。
一度洗濯小屋へと戻り顔を洗いついでに着替え、身なりを整えた。
まだ瞳は赤いものの、よく見なければ普段通りにみえるだろう。
預かっていたミハエルのハンカチも届けようと手にして、宿屋へと戻っていった。]
―宿屋 厨房―
[ベッティの母親の事は殆ど知らないので、
彼女の言葉>>340には、そう、と相槌を打つことしか出来なかった。
クロエの件については頷いて。]
見つける人、確か占い師、だったかしら。
私はそんな事は出来ないし。
ベッティちゃんも違う、のよね…その言い方だと。
[わざと他人事のように語っているのかもしれないが。
何となく、彼女ならそうは言わない気がしていた。
問いはしたものの、答えは期待せずに。
人狼も普通じゃない力の持ち主ではと言う彼女の弁には、
かもしれないわねと、返した。]
……話し込んじゃったわね。ごめんなさい。
お水、持って行きましょう。
[皆待っているわと、ベッティを促し、コップを乗せた盆を持って厨房を出た。]
[霊能者と、人か狼か佳く判らない人。
その信用に対しての言葉は、何かが芽生えた!発言が答えになるか。]
――……品行方正。
[リヒトから聴こえた単語、鸚鵡返して過去を思い返す。
彼の狩りのスタイルをまねようとした、グラォシルヴを止めたこと。
その時、多分、女性として好きなのだと自覚したような想い出。
きっかけとしては佳かったのだろうけど
言葉は賛成しかねて、首を傾げた。]
できたら、私はグラォに似て欲しいと思ってる。
[と、どっちに似るという言葉に、ふっと真顔になって呟いた。]
元気なのが一番だよ。
[それが願いの根底なのは間違いないのだけれど。]
ん、いや。
話は、それだけだ。
[まだ何かあるか、との問いには緩く首を振り]
んじゃ、俺も外で一服してくるわ。
[ひらり、と手を振り、踵を返す。
それから、ふと思い出したように振り返り]
俺の切ったカード。
どう使うかは、お前次第だ。
……どうなっても、恨みゃしねぇよ。
[軽口めいた口調で言って。
んじゃ、と言うと、部屋を出た]
―宿屋 食堂―
ごめんなさい、待たせてしまって。
[遅くなった事を謝罪しながら、
ベッティが持ってきた水差しから水を注ぎ、
ミハエルや夫らにコップを手渡していった。]
─宿屋─
ただいま。
ごめんね、すぐ戻るって言ったのにちょっと遅くなっちゃった。
[宿に戻ればちょうどイレーネ達が水を持って戻ってきたところだろうか。
ゲルダとミハエルが話しているなら、邪魔はしないようにして。
自衛団員につれていかれる時に居なかった顔を見れば、おはようと挨拶をした。]
でも、えっちな教え方は駄目だよ!!
[子どもが女の子だったら、彼氏を連れてきたら卒倒しそうな感じを軽く連想させれる様子で、もう一度釘をさす。が、リヒトは聞き流してしまうだろうか。おそらくは。
くすくすと笑う妻の聲を聴けば。
話題が引き金で、褥で戯れ合った時の、笑い声を思い出して、少しだけそわそわっとした。
二人きりの時は……―――とは、余談であるので以下略。]
[ミハエルの言>>344には考えるように柳眉を寄せる]
落ちて無かったなら、その可能性もあるか。
伝承の通りなら銀は人狼に有効らしい。
団長殿の武器の有無、確かめた方が良さそうだな。
後で詰め所に言って聞いてくっか。
教えて呉れるかはわからねぇが。
[自衛団員の様子を思い出せば軽く肩を竦めて。
しょげるゼルギウス>>345には言い過ぎたかと後悔の色]
その言葉はイレーネに言ってやれ。
こっちは全然気にしてねぇし。
[アーベルとユリアンについてはゆると首を傾げ]
あー…、如何かねぇ。
気になるなら行ってみたら如何だ?
[そわそわしてるのが目に見えたので苦笑しつつそう紡ぐ]
─宿屋 食堂─
[中に入れば予想通りの空気で、小さく息が洩れた]
お邪魔するわ。
ゼルギウスさん、起きてらしたのね。
[ゼルギウスを驚かせたかもしれないことは知らずに、声を掛ける。
運んだ一員ではなかったけれど、彼が倒れた時にはその場に居合わせていた。
戻って来たクロエには挨拶を返し、赤い瞳には気付かなかったか触れずに]
―宿屋・客室―
そういうもんか。
……覚悟つけねえとな。
[深い溜息を一つ落として]
そうだったのか。
じゃあお前が父親?ククッ。
クロエちゃんが居て良かったな。
[蒼鷹を見ながら小さく笑う。緊張が解れた。
ひらひらと手を振り返して送り、軽口のような台詞を聞いて]
…………。
[火をつけないままの煙草を口に咥えた]
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