情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―修道院―
[厨房を借りて青年は菓子を作る。
何にするか迷いつつもラング・ド・シャに決めたのは
口腔で溶けるような食感を好ましく思っていたから。
出来上がりを口にして味を確かめてから小分けにしてゆく。
少年達に其れを配ると残りは布袋に仕舞いこんだ]
――…さてと、今の内に作業しとくか。
[青年はワイン樽が眠る地下の部屋に移動する。
奥にある苦蓬の酒、瓶の数を確認するのは常の事。
減ってないことに安堵して]
あー…、指示しといたのに。
終わってねぇし。
[空のままの瓶を眺め肩を落とした。
荷を置いて青年は瓶とコルクを手に取り
誰か訪れるまで作業に勤しむ**]
―宿屋 食堂―
……ね、ゼル。私達も後で一度帰りましょう。
服、着替えてこないと。
[昨日と同じままの服は居心地が悪かったので、
夫の手を引き、そう相談した。
それが何時になるかは、まだ分らない。
それまで暫くは、ここに居る人達の話を聞いたりして*過ごした。*]
イレーネさんが僕達と混ざるのは大歓迎なのだよ?
女の子は何時までも、女の子なんだから
[>>429ことりと頸を傾ぎ何時でも引き込むつもりなのだと伝える。
母になろうとしていたイレーネにしてみれば苦笑いされるかも知れないけれど。]
…ン、でも僕は寧ろだね
遠くまでボールを投げれる肩を持った男の子が羨ましかったんだ
それに女の子と一番仲良くなれるのは男の子だよ?
[誰かを支えてあげたいと思った幼い頃の記憶。
娘だけでは支えきれない所もあったから、その願望は強かった。
だから、ある意味ではイレーネのような立場にあこがれる部分もあって。]
…うん、だからこそ、僕は彼らを識りたいんだ
[話は変わり、お礼の声にはふるふる頸を振るったけれど、去り際、深く大きく頷いた。]
っとと…じゃあベッティ、ちょっと行って来るのだよ。
あ、と、団員さん、団員さん達がやって呉れないのなら、
僕が準備をしに出かけても別段問題は無いのだよね?
[宿を出ようとした時に団員達に呼び止められるとそう応えて。どちらにせよ口実が欲しかった娘は動向を拒否せず、其のまま一度は外に出る事になるが、雑貨屋では無く先に自衛団詰所へと脚を運ぶ*]
細工師 イレーネは、小説家 ブリジット を能力(襲う)の対象に選びました。
─自宅─
[必要なものを自宅へ取りに戻ると、執事達はやはりぎこちない態度で応対してきた。
何も言わずに家を出たはずなのに、嵐が来た時のように探そうとはしなかったらしい。
自分をどのように感じているかは明白だった]
しばらくは宿に部屋を取る。
お前達は好きに過ごすが良い。
[執事達にそう言い放つと、さっさと自室へと向かい。
着替えや未読の本などを鞄へと詰め込み。
机の引き出しに仕舞っていたカエルのパペットも荷物に加えた]
Москва слезам не верит.
Без труда не выловишь и рыбку из пруда.
Волка ноги кормят.
怖がってばかりじゃダメだ。
大丈夫、きっとゼルギウスが見つけてくれる。
Двум смертям не бывать, а одной не миновать.
遅いか早いかの違い…。
そうだとしたら、精一杯のことをやらなきゃ。
[紡がれる語は母から教わった言葉。
自分を奮い立たせるようにしながら決意を固め。
荷物を詰めた鞄を持って自宅を出た]
─ →宿屋─
[大きな鞄を持ったミハエルの姿は他から見れば目立っていたことだろう。
けれど、苦労しながら運ぶその姿に手を差し伸べる村人は居なかった。
村全体に容疑者が誰なのかが伝わっていることが窺い知れる]
[宿屋に着くと一旦部屋へと荷物を置きに行って。
食堂へと戻って来るとベッティに声をかける]
食事を頼めるか?
実のところ、朝から何も食べていないのだ。
パンとサラダとスープだけでも良い。
[朝食をも抜いていたために空腹はピークに達していて。
とにかくお腹に入れようとベッティに注文した。
ただ、肉は食べることが出来そうに無かったために簡素なものになってしまったが]
[注文したものが運ばれたなら、しばらくは食堂で腹を満たし。
ゲルダが戻って来たのなら、先刻の話をするために部屋へと誘う*だろう*]
/*
Москва слезам не верит.
モスクワは涙を信じない。
(泣いても現実は変わらない。)
Без труда не выловишь и рыбку из пруда.
苦労しなくては池から魚を釣りあげられない。
(楽して得られるものはない。)
Волка ноги кормят.
脚が狼を養う。
(自分から動かなければ、良いものは得られない。)
Двум смертям не бывать, а одной не миновать.
二度の死はありえないが、一度は避けられぬ。
(人は誰でもいつか死ぬ。)
三つ目に狼が入っている皮肉。
実在の都市名が入っちゃってるのはキニスンナ。
― 詰め所 ―
そんなに怖い顔しないでよ
只、お爺ちゃんと二人にして欲しいだけだよ
[遺体が安置されているらしき部屋の前で娘は見張りをしていた団員に話を持ち掛けていた。鋭い視線が今にも体を貫こうとしていて。]
…参ったな、でも、この際仕方無いのかも
[どこか覚悟を決めた娘は、はぁ、と一息つくと、スカートの裾を摘み、腿に刻まれた聖痕――嘗ての自衛団長と揃いの銀の刻印を団員達に晒した。]
…構わないよね?
あ、それとこの事は箝口令をしいて欲しいよ
お爺ちゃんから何もきいて無いはずは無いんだ
[呆気取られた団員らは暫しの逡巡を見せるが、最終的には娘に道を開けた。]
有難う
[そう感謝の意を伝えると遺体が安置された室内へと入り娘は亡骸と対峙する。]
…お爺ちゃん、
こんな事になるなら、もっと甘えておけば好かったよ
[俯きながら独り言呟く儘、冷たい体を抱きしめた。]
僕の本当のお爺ちゃんなんでしょ?
知らないと思って居たかな…
煙草も吸いすぎ気をつけてって毎回いってたのにさ
…父さん母さん、エドガーも
お爺ちゃんも…みんな僕を置いていってしまったね
/*
…わあ。そういう設定だったのか。
団長と協調して動くつもりで入ってたらごめんなさい。
うーん。その思考抜けてた。阿呆だ。
一応団長は「若いのより自分を囮に」のつもりでは動かしていたんだけど。上手い帰結点見つかるといいなあ。
[瓶に流し込んだ深い赤。
血の色にも似たその液体をゆらと揺らした]
さて、と。
どうすっかねぇ。
[クロエ以外の力を持つ者は知れない。
唯一公になっている彼女を狙うのはリスクが高い]
クロエは襲い難い、よなぁ。
ミハエルは未だ誰にもヴァイスの事言ってねぇんだっけか。
[夏の森を思わせる濃い緑の眸がすっと細まる]
結束の固そうな小娘共の一角を崩すか。
――…さて。
[結論は未だ出ない悩ましい聲がほろと零れる]
/*
そろそろ表に出たいなー。
ま、ばればれだろうとは思うけど
表で暴れたいなー、なんて。
いや、占い師騙りして真っ黒なRPする心算でしたとも。
女の子なら俺が娶るかな。
[にんまりと笑いながら同胞の聲にポツと呟く。
本気か冗談か、その響きから
リヒトの本心は知れない――]
[零れたコエを拾えば、うんとこちらも首を傾げる。]
ん……他所から来た人でもいいのだけど。
確かにあの塊は困るかしら。
誰も襲わずに疑い合わせるのも難しいでしょうし。
[削っていくしかない、そんな風に言って。]
ベッティちゃんは食べればアルを敵に回しそう。
[多少の情残る女狼は、もう一人の幼馴染の事を少しだけ想って呟く。]
ゲルダちゃんは悩ましいけど、ミハエル君のこともあるし…
何もなければ、私はブリジットちゃんを推しておくわ。
[煙草臭いかもしれないけどと、笑みながら言った]
ふふ、そうしてくれると私は嬉しいのだけど。
[まだ産まれてもいないのに、
笑いながら言葉には楽しげな響きで同胞に応える。
むしろ夫の反応を楽しんでいる節がある。]
ベッティを襲えばアーベルは怒るだろうなぁ。
まぁ、誰を襲ってもあいつは怒りそうだけど。
[敵に回す事などとっくに覚悟している。
家族同然の父のような存在さえ
容疑者となっただけで手の平を返したのを見ている。
幼馴染であれど味方ではないのだと何処かで感じていた]
――ブリジット、ね。
それも悪くない。
匂いが血肉にまで染み付いてない事を祈るか。
[クツ、と咽喉を鳴らし目を細める]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新