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[一息吐く。匂いのもとが気になりはするが、この場を放って置く訳にはいかないだろう。混乱するものが増えるのは、面倒だ。]
落ち着かねば状況を判断する事は出来ない。
ミハエル、ハンスの言う通りです。
不可解な物だからと言って乱されてはいけない。
──台所──
そうだね。料理はナターリエに任せる事にするよ。
私の風邪を誰かに移してもいけないからね。
[ユリアンに一本とられたというように笑んだ]
[肩に掛かったハンスの手を反射的に振り払う。
そのために一度...の手は少女から離れ。
そのまま壁に勢い良く叩き付けられた]
っ!
[その痛みが恐慌を振り払った]
[激昂していた思考は急激に冷えて]
……あ……
[自分が何をしているのかも判らずに呆然と立ち尽くす]
[目の前にアーベルとイレーネがいる。けれど、エルザはその二人を直視していない]
[ただ二階の騒ぎにのみ、ちら、と目を向ける]
どこ…?ギュンター…。
[小さく呼んだ]
──台所──
[人狼がいるのかという言葉には、クレメンスは答え兼ねていた。
いや、そもそもギュンターが殺された場面を見てもいないのだ。
ギュンターが死んだと聞いた事は間接的であり、惨劇の後しか見ていなかった。印象的な、血を吸って赤くなった紙の花が瞼の裏に焼き付いている。]
少女 ベアトリーチェが「時間を進める」を選択しました
[ミハエルが冷静さを取り戻したのを見ると、
ベアトリーチェの武器を一緒に取り上げましょうと、
オトフリートに視線で促して]
背中は大丈夫ですか?
ミハエル
……上……何か、起きてるのか?
[見に行くべきか、どうかの思考を巡らせる。
上には誰がいたか、荒事に対応できそうなのは……と考えた時。
耳に届いた、微かなエルザの声]
……って……。
どうしたんだよ……?
[どこか虚ろな様子、死者を呼ぶ姿に戸惑いつつ、声をかけて]
>>180>>184
そう言ってくれるなよ。
休める時に休んでおかなきゃ。
俺が本来、怠惰じゃないってことくらい知ってるでしょ。
…ま、大食の方の罪はこれから犯すかもしれませんけど。
これだって食える時には食っとかなきゃってことで…ねぇ?
[目を瞑ってよと拝むようにして見ながら、甘さ控えめにしようかという意地悪にもめげない]
せっかくの使い放題な白砂糖を控えるって?
そうガバガバ口にできるもんじゃないってのに、清貧も時には罪だと俺は思う。
そんなことしたら、勝手に砂糖壷から直接ぶっかけるからね。
[けっこう本気だ]
…そうしようか。
[見に行きましょうかと問われると、少し緊張の面持ちに戻って頷く。いざとなったらシスターを守らねばと台所を出た]
上で、何か・・・。また、何か・・・?
[震え。
階段の上に視線を向ける。
そして同じところに視線を向ける人影に気付き]
・・・エルザ?
―廊下→東側階段下―
ここ?ここなのね?
[ゆらり、歩いていく]
[ここまで来れば、二階の喧騒もそれなりに耳に入る。声は聞こえてくる。けれど、それでも、意識は亡者のそれに囚われて]
ベアトリーチェ!待ちなさい!!
[ベアトリーチェの鎌の柄をしっかりと抑えて、
加勢を求めて叫ぶ]
お、オトフリートさん…!
エーリッヒさん…!
―in the kitchen―
そうですよ、神父様。ゆっくりお休みになってください。
[fatherの言葉に同意を示して。]
ええ、そうね。休めるときに休んでおかないと駄目ですけれど。
わかったわ、もう意地悪はいわない。
[>>196言葉にくすくすと笑う]
大食、というならいっぱい作らないといけませんね?
でも砂糖をかけるのはやめましょうね? ちゃんと甘く作ってあげますから
[本気でcheesecakeの末路を案じたようだ]
…心配ですね、何があったのか。
[ユリアンのあとについていく]
[刃を振り上げる少女の瞳は僕を見ていない。
今のうちに逃げ切れるだろうか。そろりそろりと後ずさる。階段まで辿り着けば――
少年が危険に晒されていることなど、僕の目には入らない。
――が。]
――・・・・・・・ッ
[男に名前を呼ばれ、其の場に硬直した。
開け放した侭だった扉が、ばたんと音をたてて閉まる。]
[様子が普通でないエルザに戸惑い。
問われてもなかなか声が出ない。
なんとか言葉を搾り出す]
ギュ、ンターは・・・ここで・・・今朝。
死んで・・・食い、殺されたように、死んでた。
死体は消えた・・・。
[今朝の情景は、まだまざまざと思い浮かぶ]
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