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──書斎──
[手に取った本を読み進めながら、他の本棚へも歩き始めた。クレメンスが読む事の出来ない異文化圏の言語で書かれた本まである。]
「シキ」?
不思議な名前の本だね。
[時折、母国のルビが振られている事もあった。
一番奥まで辿りつくと、硝子ケースにいれられた本棚があった。また溜息。
ふと、視線をずらす。
先程の机に置かれていたもの、と同じような表紙の色をした本が、目線と同じ高さぐらいの場所に挟まれている。
クレメンスは何かに引き寄せられるようにその本をとった。]
[ベアトリーチェが纏う血の匂いに、軽く酔っていた事はまだ気付かない。
しかし頭にやけに何かが響く。]
ちぃ…
[舌打ち。]
……確かに、こいつに関してはわからん事が多いな。
[裏庭の首との関わり、今朝の血溜まりでの一件。
このどこかズレた箱庭の中でも、特に強い、特異性を感じさせる少女]
取りあえず、今日の所は様子見か。
[言葉の後に一つ、息を吐いて。
よろめく様子を見れば、口元には微かな笑み。
……言うまでもなく、幻魔としての、艶を帯びたものだが]
……鈍ったか?
[異常な光景だった。
青い髪の歌姫が歌を歌うのは、
月夜のさなか、血だまりの中。
彼女のきれいな靴がぴちゃんと血をはねさせて、
そのほっそりとした手には、血まみれの鎌。
銀髪の少女の繰り返しの問いには]
あ、あの、ぶじ、ぶじ、ぶじ、ぶじで、す!
でもここ、これは、この血は、人狼と、か、
ぼくは、しんじない、しんじない、
しんじない…
[腕をひっぱられたまま立ち上がれず、
血の海に足を投げ出すような姿勢になってしまう。]
[階下から響く絶叫。
今まで動かなかった身体が弾かれたように其方へと動く。
鼻に付くのは一層強い異臭。
視界に入るのは赤い血溜まり。]
あ、れ・・・は・・
[階段の手前で立ち止まり、問う声は誰に向けたものか。誰かに答えて欲しかった。]
…どちらかを、この力で殺そうか。
[自分でも驚く程に、するりと言葉が出た。
その事に些か、クレメンスは動揺する。]
…ああ、後で教えてあげよう。
[声に調和してくるような別の思考体の気配を感じた。]
───!?
─書斎─
[クレメンスが開いた本には、先ほどの日記帳と同じ筆跡で、
淡々と惨劇の事実だけが綴られている。
日付と共に、死した者の名も。
聞き覚えのない名前だけが、其処には綴られていた。
日を追うごとに、冷たい記録は、屋敷から命が失われていくことを綴り続ける。]
―in room (I) and go out there―
[それから、頭の下に氷枕と、つめたい水で絞ったタオルを額において。
水をside tableに飲みやすいような小さ目のglassで、strawをつけておく。]
あとで、何か食べやすいものも持ってきてあげましょう。
今は、ゆっくり眠らせてあげたいです。
[ユリアンに言って、部屋から出る。]
/中/
なかのねこはとってもねむいため、いろいろとぴんちです。
まあ、しばっとくんだろうなあ……いと、つなげて(どんだけのびるいとなんだ。
[galvanically, i see anywhere.
びくっとする、そのコエに。]
どなた、ですか?
[i asked......]
[武器を拾うエルザには気付かず。
ハンスの混乱しながらの言葉に]
無事、なのね。無事・・・。良か、った・・・。
[ハンスを引っ張る手の力を抜いて、右手を自分の額に当てる。
すすりなくハンスを静かに見つめ、少し背中をさすった]
・・・でも、いるわ。人狼は、いるわ。
[ぽつりと呟く]
[ハンスの様子を見ているうちに、次第に人間らしい感情が戻ってくる]
[血にまみれた武器。滴り落ちる赤いもの]
[…眉をひそめる]
ごめんなさい。怖がらせるつもりではなかったの。
[途方にくれた表情はひどく幼い]
居間へ行きましょう。あなたは、何も知らないのだものね。
…ベアトリーチェ=レーァ=ヴィーダーホールング。
私が「知っている」のはこの名前くらいだ。
[少女をちらりと見やる。]
[アーベルが艶笑すればやや悔しげに]
…そうかも知れないな。
私もまだ甘い…
…。
そういえば、先程から気になる匂いがしているが…
…あれは何だ。
[その為に集中できなかった、とでも言いたげではあるが。]
―corridor[2f廊下]―
[doorをあけると、...は東の階段に向かう。
ちょうど、エーリッヒの呟きが聞こえて]
…わたくしが見たときもこの状態でした。
血、ですね…
──書斎──
【神の視野】
[慄きながらも読み進める。
淡々とした記録は、ここで幾らかの惨劇が起こった事を記していた。
遥か遥か昔の時代の記録だ。
それは御伽噺とされた年代の記録。
今から何百年も前。
そして、どうやら「屋敷」は同じでも……
書かれた言語の癖は、
クレメンスは目を擦る。
「何故、何百年も前の記録の文字が読めるんだ?」
何故、読める?
「読む人種に対して反応し、読めるようになるのか?」]
……そして、俺たちと同じ先祖持つ者である、と。
[返ってきた言葉に、やれやれ、と肩をすくめ。
それから、投げられた問いにああ、と言いつつ、東階段を見やる]
今朝方、例の男……ギュンターとか言ったか。
ヤツが、喰い殺されていた。
もっとも、残っているのは血溜まりだけ、だが。
[さらりと答え、それから、今朝の出来事を簡潔に説明する]
箱庭の主の日記に曰く……『遊戯の始まり』だとさ。
っ───!
[神は遊戯のために世界を創造する。
秩序なる神はなき、哄笑と共に──]
ここが神の箱庭である事は間違いないらしいね。
─書斎─
[日記帳の最後のページに一つだけ、見覚えのある綴りの文字が残っている。
それは、最後にたったひとり、生き残ったものの名前。
─Beatice "Leerkarte" Wiederholung─ ]
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