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ううう、うわあ!
[目の前に広がる銀髪。
けれども慣性のままに彼女にぶつかり、
抱えていた武器がばらばらと転がる]
あ、すいま、すいません…イレーネさん…
怪我はあり……ひ、ひ、
ヒイィイイイイイイ!
[謝罪を言いかけて頭を起こせば、
目の前には明らかな血の染みが広がっていて。
絶叫とともに立ち上がれぬまま後じさる。]
・・・あ
[此方に向けられる少年の声。それを理解したのかは自分でも分からない。
また後退ろうとするけれど、背後からは冷たい声。
結局動く事は叶わない侭、視線は宙を彷徨う。]
[幼き子供の力だとは言え、勢いの乗った衝撃は彼の左腕を痺れさせた。
腕はだらしなく下がっている。
『銀糸の幻魔』の声を聞けば、同じ様に聞きなれない声で]
…ベアトリーチェが突然、襲い掛かってきた。
何があったか、私が聞きたいくらいだ。
・・・・・・。
[ハンスと一緒に階下で派手に転び。
それにまったく構わず唄い続けるエルザの歌声が響いた。
かと思えば叫び声を上げるハンス]
もう、たくさん説明、したから、めんどくさくなっちゃった・・・。
あ、上は・・・っ。
二階で、何があった、の?みんな、無事なの?
[気が動転しているハンスを起こそうと手をかける]
>>247
すぐに眠らせて…?おっと、氷…水だね。下に行けばあるな。
やっぱり、部屋に運んだりとかしてやるべき?シスター。
[そうするべきだと言われれば、シスターの指示通り、ミハエルを運んでやるくらいはするだろう。
熱い体温のままぐったりする少年に、さすがに心配そうな顔を向けながら]
アーベルさん達には、何かありそうだなとは思ってたけど。
あんなことになったベアトリーチェはもちろん、あの二人も。
普通に生活してる奴には無理だよな、あんな格闘…
…何者なんだ?
[それでもちらりと、ベアトリーチェと、その少女を止めた功績者二人に、訝る目を向けることくらいは*するだろう*]
[ハンスを見て、つい、と血の海を指差した]
この場所で、ギュンターが殺されたわ。
人狼の餌食になって。
…ごめんなさい、ギュンター。
レクイエムなど歌っても、あなたの魂を慰められないわ。神の御許に、安らぎなどあろうはずもないのだから!
そうか。
[短く返して、銀をまとった少女を見やる]
……さて、どうするか。
気絶している分には問題ないが。
また、同じ事を繰り返す可能性はある……。
だが、暴走の理由がわからん以上、今すぐどうこうするのは早計、か。
[綴られる言葉は淡々と、呟くように]
な、な、これは、な、
彼女が…ベアトリーチェですか…?!
[目を血の海から放せぬままに、
先ほどまで武器を握っていた少女の名前をあげる]
と、こんな事態だというのに、
さめた目の女性が二人。
なぜこんなに彼女たちは落ち着いているのだ?
という猜疑心。
エルザの言葉の意味がわからない。
わからない。わからないのだ、僕は。
イレーネの手を借りても、
腰が抜けたか、立ち上がれない…。]
[ギュンターの血に浸った武器を拾い集める。その靴も血に汚れてしまう]
…『武器を取って殺しあえ』
死んでなお、ギュンターはあたし達にそう言いたいのね…。
[拾い集めた武器をハンスに差し出す]
え、と、ベアトリ…
[イレーネの問いにも答えが返せない。
かたかたと、歯の根があわない。
散らばった武器をあつめなければ。
俺はこれを隠して、それで…。
思考は空回る。]
[こちらへ向けられた猜疑心には気付かず。
混乱していて答えてくれないハンスに、繰り返し問う]
ハン、ス、二階は、二階は?無事、なの?
[立ち上がれないらしいハンスを強くひっぱり]
[と、歌声を聴く。
―歌姫エルザの歌声が。
そう、此処は箱庭。闇、ではない。
一息入れた。]
そうだな。
彼女の事は分からない事だらけだ。
少し…考えさせてくれ…
[同時に、緊張が途切れ軽くくらりとする。
此処に着てから少しばかり、身体が鈍ったか。苦笑した。]
ええ。部屋に連れて行かなければいけませんね。
あ、運んで下さるのですか?
[ユリアンが少年を抱いて、部屋に連れて行ってくれるのを追いながら]
そうですね。あんな糸が操れるアーベルさんも。
あんな攻撃を受け止められる、オトフリートさんも。
どちらも慣れていなければできないでしょうね。
――
[最後の呟きは聞き取れなかったのだろう。問い返す彼に、何でもありませんと微笑んで。]
さあ、氷枕を作りましょう。あなたが熱を出したときも、やりましたね。
[smile]
──書斎──
[手に取った本を読み進めながら、他の本棚へも歩き始めた。クレメンスが読む事の出来ない異文化圏の言語で書かれた本まである。]
「シキ」?
不思議な名前の本だね。
[時折、母国のルビが振られている事もあった。
一番奥まで辿りつくと、硝子ケースにいれられた本棚があった。また溜息。
ふと、視線をずらす。
先程の机に置かれていたもの、と同じような表紙の色をした本が、目線と同じ高さぐらいの場所に挟まれている。
クレメンスは何かに引き寄せられるようにその本をとった。]
……確かに、こいつに関してはわからん事が多いな。
[裏庭の首との関わり、今朝の血溜まりでの一件。
このどこかズレた箱庭の中でも、特に強い、特異性を感じさせる少女]
取りあえず、今日の所は様子見か。
[言葉の後に一つ、息を吐いて。
よろめく様子を見れば、口元には微かな笑み。
……言うまでもなく、幻魔としての、艶を帯びたものだが]
……鈍ったか?
[異常な光景だった。
青い髪の歌姫が歌を歌うのは、
月夜のさなか、血だまりの中。
彼女のきれいな靴がぴちゃんと血をはねさせて、
そのほっそりとした手には、血まみれの鎌。
銀髪の少女の繰り返しの問いには]
あ、あの、ぶじ、ぶじ、ぶじ、ぶじで、す!
でもここ、これは、この血は、人狼と、か、
ぼくは、しんじない、しんじない、
しんじない…
[腕をひっぱられたまま立ち上がれず、
血の海に足を投げ出すような姿勢になってしまう。]
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