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─2F廊下─
一之瀬先輩も。
……誠とは、さっき会ったんですけど、その、
[そのすぐ後ろに蛍子>>126の姿。
いざ問う声が上がれば、一度躊躇うように口を噤み。
ややあって、重い口は再び開いた]
高峰先輩、非常口で、血を流してて。
……多分、殺されたんだと、思います。
[言いながら相手を見ることが出来ずに、視線は床へ落ちた]
今は、宿直室に。
諏訪先輩も、一緒にいます。
― 宿直室 ―
ボクも信じられない。
響が、こんな事になるなんて、信じたくない。
[春の言葉>>130と姿が先ほどまでの自分と重なるような気がした。
痛みを堪えるように柳眉を微かに顰める]
春……。
[毛布に隠れ見えなくなる友の顔。
その姿を見詰めながら名を紡いだ]
ボクにも、わからない。
けど、――…これは現実で、
響の命を奪ったヤツが未だ近くに居るかもしれない。
[非常口で倒れていた響にまだ温度が残っていたことを思い出し
抑えた声でぽつ、と呟いた]
[もし許されるなら。
一人ででも、今すぐに駆け出して。
幼馴染の側に行きたかった。
かける言葉など、何も持ってはいないのだけれど。]
─パソコン室─
まー、じっとしてるのも色々きつかったんは、事実だしな。
[>>136 軽く肩を竦めて言って、陣取っていたパソコンの前から離れて椅子に座る]
ん、ああ……だいぶ時間もたっとるし、染み抜きしてもきついかもなぁ……。
ま、今は気にすんなや。まだ、包帯代わりもいるだろし。
[ハンカチの事を問われたなら、けらり、と笑って。
それから、しばし、沈黙し]
……だぁーめだ。
空気変えるネタがひらめかねぇ。
[妙な方向で、沈んだ]
怪我だけなら、よかったけど。
あの血の量じゃ……、
[俯いたまま、かぶりを振った]
あ、……うん。
[宿直室に向かう2人を、本当なら止めるべきだったかも知れない。
けれどパソコン室にいる人の名を告げる桜子>>138に、川島は頷くことしかできなかった]
─2F廊下→ ─
…うん、じゃあ。
桜子ちゃん、一緒に行ってくれる?
それ、じゃ、川島君。行ってくるね。
[白い顔でも無理に笑顔を作って桜子に頼んだ。
春陽にそう告げた後、桜子と共に宿直室へと向かい。
いつしか二人駆け出していた。
繋いだ手は、無意識にぎゅっと握る力が強まっていた。]
― 宿直室 ―
[春からの思わぬ言葉>>139に一瞬目を瞠り]
それは、いいけど。
[断る理由もないし
友である春を一人にしたい訳でもない。
宿直室の外に誰か居ることは未だ気付かぬまま]
春、顔色、良くないみたいだけど……
横にならなくて、平気か?
[声の震えに気付けば案じるように言葉を掛けた]
誰かが、つまりダミーの人がってことになるね
[はっきりとぼかすことなく、ボクはそう告げて]
あの絵を塗りつぶしたのが、きっかけ、なのかも?
[コエは疑問を乗せるようでありながら、どこか確信めいた色もあった。
そしてユリから知らされるコエ、聞いたことのあるメッセージ]
モニターに変化でもあった?
[別に見ていたわけじゃないけども、ボクはそう思って聞きながら]
簡単にエピ迎える方法なくはないけどね。
[ぽつりとユリにそうつぶやくコエを返していた]
―→保健室―
[道中アズマはずっと何かを考えてる様子で、話しかけてもどこか上の空を感じたので自然と会話は少なめになっていく]
そうだね、気にはなるけども…
[においに対するアズマの意見にボクは緩く同意するように、それにもう誰かが確認をとってるもしれないしね?
そんな中、ハルエの様子に気づいたボクは心配そうにそちらを見て、大丈夫と首を振る様子にそれ以上追求することはしなかった]
あ、宮町さん…
[後ろからついてくる足音が不自然になくなり振り返れば、もうその後ろ姿は遠くでアズマを置いて追いかけるわけにもいかず]
森くん、宮町さんが…
[話しかけても反応はなく、しかたがなく彼の方につくことにした。この様子だとどこに行くかわからないしね?]
―保健室―
[毛布やシーツ救急用品をまとめてる間もどこか上の空の様子のアズマに、
やっぱりボクは心配そうな目を向けて、話しかけるのは反応がないのでもうしなかったけどね?]
あ、宮町さん、おかえり、突然いなくなっちゃうから…
大丈夫?怪我とかしてない?
[その様子に気遣うようにそちらを見て、返るのは首を振る返答のみ、
二人の様子に、ボクは困ったように]
本当に、無理はしないでね?二人とも?
[そう念を押すように、宿直室に向かう提案には少し迷ってから]
絶対無理しないって約束してね?
[二人からはいい返事がもらえたかどうか、どっちにせよボクは二人の意向を尊重することになるんだけどね]
―→宿直室―
[多くはボクが持つことに、だって一緒に来た二人にはあまり持たせられないしね?
それから宿直室について…]
ああ、ハル…いったい…?
[どう声をかけるべきかボクは珍しく迷った様子で幼馴染の姿に、それからハルエの非常口が真っ赤という言葉にそちらを見た。
気になることがいくつかあったから、でもすぐにその視線ははずし。本人には気づかれたかもしれないけどね?
その間にも幼馴染から返る返答]
なんで、だろうね?
[疑問の言葉は何に対してだったのか、ボクもよくわかってなかったのかもしれない。
彼の死へなのか、なぜ彼だったのか、あるいはこんな状況になっている理由についてだったか]
[パソコン室に向かうという幼馴染に頷いて]
うん、ハル、お願い。
[それからアズマがユウイチロウにかける言葉には、特にボクは疑問を覚えることはない。
そもそもこんなときだし、誰かにすがりたくなるのはわからなくはないし、もっと気になることがあったからというのもあった]
宮町さん…、大丈夫?
[今この中で心配そうで、そして少し気になった相手に声をかける。
そっと、遠慮がちに肩に手をやり]
少し休んだほうがよさそうだよ…?
―宿直室―
ありがと……。
俺、何があっても、諏訪の味方だから。
何でも言うこと、聞くから。
俺を見捨てて、どっか、いかないでよ。
[目をつぶり、息をつきながら。]
諏訪がそばにいれば、俺は、平気。
[ふ、と口元がゆるむ。
笑顔になりきれない、あいまいな表情を向けた。]
─1F廊下・宿直室近く─
[演劇部で鍛えられた自分は桜子よりも持久力も瞬発力もあり。
時折握った手が外れかけては足を緩めるを繰り返しながら、宿直室へと向かっていった。
目的の場所に近付いたもののその足が止まったのは、息を切らし走る速さが落ちた桜子に気付いてか、それとも嗅ぎ慣れぬ鉄錆の臭いに気付いたからか。
もしくは、露島や宮町が宿直室に入らぬまま立っていたからかもしれない。]
露島君。
─パソコン室─
ん、ま、非常事態にゃお互い様、だ。
[>>148 謝罪と感謝には、にぃ、と笑って返し。
部屋に入ってきた春陽に気づくと、よ、と言って手を振った]
川島、一人か。
……そっち、なんか、変わった事、あったか?
[他の面々の事については友梨が問いかけていたから。
こちらは別の聞ききたい事を投げかける]
―― 宿直室前 ――
[廊下にうずくまって。声を殺してぼろぼろ泣いた。
死んだとかいう先輩を思ってではない。
名前を聞いたって顔も思い浮かばないから。
こんなことに巻き込まれた自分が可哀想で泣いた]
……お母さん、おかあ、さん……!!
[その時、ぱたぱた足音が聞こえて。
ひくっと肩を震わせて、より廊下の壁に寄った。
小さくなる。ぐしぐしと顔を拭って、そちらのほうをにらみつけた]
―パソコン室入口―
[部屋を覗くと、気付いた友梨>>148が先に声を掛けてきた]
……うん、今は1人。
配電室は、異常なかったよ。
[桜子に教えられていた2人の姿を確認する。
慎太郎の声>>152に、先に言いそびれていたことを告げるが、最早重要なのはそちらではない。
深く息を吸い込んで]
それと……、
高峰先輩が、殺された。
“村側”は、“狼”がいなくなれば、生きられる。
[死にたくない、と声がした]
……“狼”が生き残るには、
“村側”を、同数以下にまで、減らさないと。
[声にしたのは、この場の誰もが知るルール]
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