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[エーリッヒの部屋から広間に戻るときに、
ヴィリーが言っていた伝承>>457は知っていた。
弟妹がもし、そうであって最初の者に選ばれたとしても、
すまない、と思いこそすれ、それが己の天命であると割り切ってしまうかもしれない。]
まぁ、言ってどうなるってわけじゃないし、
風呂に入ったりしなけりゃ浮かばない痣だからな。
[ラーイの言葉>>507に少しおどける様に肩を竦めた。
子供達のお風呂タイムは世話したりなんだりで、
一緒につかる、ということは記憶にあまりなかったから。]
今回はどうなるかわからん。
知っているのは、お前ら二人と、エーリッヒ、ヴィリーくらいなもんか。
残念ながら俺は、蒼花が誰かは俺は知らない。
[知ってる人間を指折り数える。
表立って蒼花を探せないのが痛いが、それはしょうがない。]
へぇ……。
どっちだろうなぁ。
[オレは聲に艶を載せる。
聲質も中性的なものへと変わっていた。
今リートはナターリエとクレメンスと一緒に居るはず。
あの後部屋を出たと言う話は聞いていない。
だから、オレはその2人に朱花を絞り込んだ。
話があるって言ってたから、ナターリエの可能性は高いか?
けどクレメンスは過去にも『場』に居たことがあるらしいからな。
喰い逃れてりゃあ、可能性はあるか]
─カウンター─
おぅ。
[置いといて>>521と言われて、オレはエーリッヒの前に薬の袋を置いた]
…うん、そうだな。
薬師に怒られるな。
[エーリッヒの言葉にオレはしみじみと言って頷いた。
薬師に該当するのは、ゼルギウスじゃなくてお袋さんの方になったけど。
ゲルダの手から逃げるような仕草をする様子に、オレはまた翡翠を細めて。
けれど痛みのせいとは気付かなかったから、盆を持って厨房へと移動するのだった]
[そうして視線を動かせば、当然エーリッヒの傍にいるエルゼやゲルダの姿が目に入る。
厨房の中でゲルダから聞いた言葉>>509を思い出し、目を伏せた。
彼女は二回目だといい、銀のナイフを持っているからと笑っていた。
一回目も、きっと今回と同じようにどなたかが亡くなった。
笑って言えるようになるまでに、どれだけの苦痛があったろう。
そう思えば、問いただすことも追求することも出来なくて。
ただ、銀のナイフを持っているならば彼女はきっと人狼ではない。
何の力も持たぬ身は彼女を守れない。
ならばせめて彼女のことを人狼に知られぬように口を噤もうと思った。]
さすがにいつも飲む薬のんでなかったら……
[とブリジット>>524へはそんな半端なところで言葉を区切った。
こんなところで親子と思われてるなんて知らない...は、エーリッヒが自棄になってる可能性もなきにしもあらず、心のケアまで薬師ができるのかといえば、なんとも微妙だ。などと、これでも慎重に考えていつつ]
ま…薬師にできることなんてたかがしれてるからな
[こういうときばかりはそう思わずを得ないよなぁと自嘲的な笑みを浮かべた]
[頭の中はぐるぐるとしている。
ヴィリーに揶揄られた声が思い出される。>>455
ナータを傷つけるつもりならば自分が。
親しくない者から愛称を呼ばれてまた睨んだりはしていたが。
けれどあの時は殺そうとまで思ったりはしていなかったはず]
誰も傷つかない道……。
[頷くというよりは俯いた。>>520
それはもうありえない道だから]
エーリも知ってるんだ。ヴィリーさんも。
でも、そんなのはもう、どうでもいいよね。
クレム兄も危険に晒され易いってことは、間違いないんだ。
――されど甘美なるその花は。
時に強く、激しく、月の牙を引き寄せる。
[エーリと一緒に調べた伝承の一節を諳んじる。
そういうものなのだというのは。知っている]
こっちはまだ人が多すぎて何とも言えねぇなぁ…。
匂いはしてんだけど。
[そんなに離れて無いってのは分かった。
さっきから強く鼻に届いてるからな。
カウンター周辺に居る奴の可能性はあるかも知れない]
― 広間 ―
[ヴィリーに中指立てられてたので、けらけら立てていた親指をくるりと下に向けたりと。
そんなやりとりをしていたら、スープの声には遠慮なくこちらも欲しいと声をかける。
運ぶゲルダには礼と謝罪を告げた。]
おっと、手伝わなくて悪い。
お嬢は大丈夫そうネ。
ゼルが厨房にいたのは見てたから任せたケド。
ゼルは有り難うね。
[そう、一度主の顔色を伺うように顔を見て。
問題無さそうだと知れば、ゼルギウスに礼を言い、スープを口に運んだ。
飲み終えれば軽く片付けて、一旦広間を出て部屋へ戻ると二階へと上がった。
エーリッヒとは途中ですれ違うが、猫に睨まれても無視されても、軽い笑みを浮かべるだけだった。]
/*
はっ、襲撃フラグ、兄に奪われた!?
吊りフラグを取るしかないのか。
え、今から吊りフラグとるのはちょっときついかも。
[選ばなくてはいけない。
伸ばせる手は人狼となっても増えてはいない。
リエルを仲間だと思うのなら。
護りたいものに優先順位をつけるのなら。
風の日には水面が大きく揺れるように。
意識はコエを紡がせなくとも。何度となく、揺れる]
― 二階/エーリッヒの部屋 ―
[探そうとしたのは、エーリッヒが持っているかもしれない人狼伝承に関する資料。特に今回の騒動に関するメモでもあったなら、その所在は確認しておきたかった。後で必要なら、始末してしまうために]
おやあ?
[だが、目的物を見つける前に、水差しの傍に置き去りにされた、彼の常備薬を見つけてしまったり]
小説家 ブリジットは、流れ者 ヴィリー を投票先に選びました。
…だといいんだがなぁ。
[無茶をしようと思わない…んだろうか。あの人はブリジットの言葉>>532から思う]
そりゃな、放っておくこともできねーし、やれることはこれぐらいだし…そういってもらえてありがたいけどな。
ん…
[頭をなでるブリジットの手を拒むでもなく感謝と労いを受け取るように目を細めた]
[ブリジットの様子には首を傾げたものの、首が横に振られて、小さく笑った。
彼女が何を思うかはわからない。
けれど、あまり気にすることはなく]
エーリッヒは、
伝承にくわしいんだっけ?
…最近の話は要る?
聞いた話だけど。
/*
ん?
水差しって部屋なのか?
……別のところに書いてたのかな。[何度も確認した発言には書いて無かった]
これはオレが勘違いしたかっ。
ごめんエーリッヒ(´・ω・`)
[信頼していたからこそ近しい者から見極めようと思っていた。
義兄もその候補であったが朱花と言われればその必要はなくなる]
おにいさまにも蒼花が誰かわからないなら
私がその方を視てしまうこともあるかもしれませんね。
[名乗り出て双花たる義兄の盾になりうるか。
ラーイの紡ぐ伝承の一節を思えば難しい事かもしれない]
私には誰を見極めるべきか判断がつきません。
もし、おにいさまやラーイの気になっている方がいれば
その方を視てみようと思うのですが……。
[ことと首を傾げ二人の意見を聞こうとした]
─厨房─
[流しで器を洗う間、オレの表情はちょっとだけ険しかった。
…エーリッヒ、なーんか変だと思うんだけどな…。
状況が状況なだけに、考えは暗い方へと転がって行く]
……まさかなぁ。
[呟きは多分、小さかった。はず。
考えながら洗い物をしたけど、今度は落とさずに洗い終えることは出来た]
―二階/ナターリエの部屋―
神に祝福されしものを呼ぶ。
ギュンターさんが教会関係者を集めたのは、そんなつもりからだったのかな。
[クレムを見つめながら。
ナータに名を呼ばれた時には続けなかった先を言う]
俺は何も知らなかったけど。
ナータが生者を見極めるなら。死者を。
視ようとすれば分かるよね。
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