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あの時のが?
[思い出すのは昨日の夜。少しだけ身震い]
それって……
[流石にそれを口にするのは避けた。
ここにいるのは自分達だけじゃない。何も知らない冒険者達もいるのだから]
いやな感じ。
[最近何度と無く呟いた言葉を再び呟いた]
/中/
多分、悩んでいるな!
いや、だってほら、この人デフォで狂気の主だし(・・)
こんなんとまともに話し合おうとする方が無理よ?
―今朝・詰め所―
僕はギュンターさんが遺跡の見回り中に何かを目撃してしまったんじゃないかと思うよ。「鍵の書」を盗んだ犯人の姿とか……。
[大丈夫かと尋ねるマスターの言葉に大丈夫と答えながらシロップを入れて、ストローでくるりとまぜて一口]
[ふと、いつになく店が静かだと思う]
…ああ、そうか。
『少年や少女やオジサマの姿が見えないからだ』
[まだ中天に昇りきらない午前の太陽を窓越しに何気なく見上げて]
人間だからとか、関係ないんじゃないかな。
だって特にベアトリーチェの力は。
[強いし何だか普通と違うし、というのは流石に本人の前で言葉にすることが出来ず。もごもごと口の中で]
気をつけないといけないのね?
[どう気をつければいいのかは分からなかったけれど]
―現在/教会 礼拝堂―
僕の心は君にやるものではない。
僕の心は既にただ一人にやった。
その意味はわかっていよう?
君は僕にその歌を歌わせようというのか?
歌えば君が持つ情報を、教えるとでも?
[ほのえみ浮かべ かれに近づく。
シスターを一度、見ただろうが。
しかしその暗緑の瞳は、すぐにその姿を映すのをやめる。]
一度、やってしまったものを、君にやるなどできぬこと。
君とてそのようなものはほしくあるまい。
それともそれで、契約を成すか?
ああ、そうだろうな。
[ユリアンの意見を肯定する。]
……まあ、『魔法使い』ならじっちゃんを消すくらいわけないよなあ。
容疑者絞りきれんな、おい。
[腕組みを解き、頭を抱える。]
完全な形での追跡は、できなかった。
そして……その可能性は、捨てられん。
[消される可能性、と言うミハエルの言葉に頷き。
それから、その視線を辿って]
っと、それ……。
[ベアトリーチェの手の上の無限の輪に、一つ、瞬く。
以前、少女の放った天聖の力を閉じ込めた輪。
既にその力はそこにはなく、ただ、彼自身の虚の気が残るのみだが]
あのな。
『鍵の書』って名前だからと言って、本だとは限らんの。
世の中、盾と名の付いた剣やら剣と名の付いた盾やらが実在する。
……本型じゃなかったらお手上げだな、こりゃ。
[仮に本であったとしても、デザインがわからない限り探しようがない。
魔力探知が出来るなら別だが。]
形状なぁ…。
[むぅ…と、難しい顔をして。]
あれは、手にしたものに合わせて、形状もそれに相応しく変わるんだ。
だから、こんな本見ませんでしたか?って聞き回るのは多分無駄だと思う。
一応……
[分類は人間になるのじゃないか、と言いかけてブリジットと同様に口の中でもごもごした。]
…相手が何を目的としているかは解らないが。
もしひとを害するつもりがあるのならば、子供は狙い易いだろう。
[あの時の、というブリジットの言葉にああ、と頷き]
そう。
正直、俺としてもあれがああいう事になったのは……初めてでね。
……いい感じは、確かにしないかな。
[呟かれた言葉に、やや、疲れたようにこう返して]
ー教会・礼拝堂・現在ー
[苗床の瞳を見つめ、元のように背筋を伸ばす]
いや、結構。
そもそも、なぜ、私が鍵の書を持ち出したと思ったのですか?
[穏やかに問い返す]
神父 クレメンスは、少年 ティル を能力(襲う)の対象に選びました。
[オトフリートの声を聞いて少女が持つものにやっと気が付き]
あれ、力消えてる?
[そこに移されたはずの天聖の力が無いことに目をぱちくり]
[...は二人の反応にがっくり]
本じゃないんだ……。
じゃあもしかしたら目の前に「鍵の書」があっても全くわからなかったりするんだ。
何か姿形が変わっても、これだけは変わらない!という、「鍵の書」特有の印とかそんなのもない感じなのかな?
[ダーヴィットに向かって訪ねてみる]
[なにかを云いかけて止めたブリジットとミハエルに首をいったんはかしげましたが、気をつけなければいけないのはなんとなくわかったので、こくんと肯きます。とは云っても、どうしたらいいのかはさっぱりなのですが。]
ああ、持ったままだったから。
返したほうがいいのかな、貰ってしまっていいのかな。
[くるくると輪を指の先に引っかけて回しながら、訊ねます。]
/中/
神父の中で、苗床の死にフラグが立ちました。
心を渡したというのは、神父にとって、興味を持てない存在=ただ邪魔なだけ、になったので。
なんか、皆さん、吊る気満々に見えるし、一緒に吊られたら、墓下で、結構不毛な探検隊だなあ(しょぼーん
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