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俺が言いたい事は以上だ。
明日辺り、調査がてらにちょっくら『仕込み』はするかもしれんな。
[俺も『消される』かもしれんし。
その言葉は飲み込んで。]
…ふむ。
[あんだけ満腹なら餌付けは無理だな、と…残念がりつつ、探偵の言葉に頷く。]
難しいとこだな。
余所から来たものの方が、書を手に入れる目的の為に来たっぽいから、ってのは短絡的?
/中/
色々と了解したよ。
オトフリートは動きからしてクレメンスを占ったのではないのかな。でなければきっと、あそこからクレメンスの存在に辿り着かないと思うよ。
もう一人の天魔はよくわからないね。
なんだか、ハインリヒがとても消して欲しそうに見える。
フィロメーラはフィロメーラで襲撃対象選んでしまいそうだけれど、流れに合わせることにするよ。
……まあ、そんな奴もいるだろうが。
『鍵の書』を盗もうとする奴が、そう短絡的な行動に出るかどうか。
仮に他所から来た奴が犯人だったとしても、町の中に協力者がいるんじゃねえか?
マスター、特大練乳苺パフェ追加でもう一つ!
[まだ喰うのか。]
ああ、そうそう。
一つだけ言っておくが。
アリバイを主張したのは俺だけじゃない。ユリアンもだ。
[思い出したように、宣言。
イレーネの言葉が聞こえていたのか、いないのか。
それはわからないが。
あっさり言い放ってから、パフェが来るのを待つ。]
[話がよく飲み込めないので、ベアトリーチェは首をかしげたままです。かおにはたくさんの疑問符が浮かんでいたかもしれません。でもそれも、ハーヴェイに出されたジュースを受け取れば、消えてしまうでしょうか。]
「迷探偵なのだか、名探偵なのだか。」
[人の理で推理しようとしている限り、早々辿り着ける筈もないが。
『鍵の書』は、彼女の――ベアトリーチェの手にはないのだから]
「下手に動けば、余計にベアトリーチェが疑われる。」
[結界に落とそうかとも考えたが、それも危うい。
少なくとも、今は静観するべきだ。泳がせても、証拠は出ない]
うーん?
[基本と言われても、圧倒的に経験の浅い身ではわかるはずもなく。首を傾げたまま話を聞き続けた]
あー。
[パフェの注文を聞けば一瞬羨ましそうにするものの。
流石に今夜は頼みはしなかった。今の状態では下手に口にするとまた危ないことになってしまう]
[お饅頭を二つばかり食べたせいか珍しくお腹いっぱいらしく、しばらくしずかに皆の話を聞いてから、*家へと帰ることでしょう*]
[生命の竜の動揺が伝わる]
「……大丈夫。
貴女は今、ひとりではないのだから。」
[優しく、幼子を宥める慈母の響き]
ま、あれだ。
共犯がいるなら確率四分の一ってこった。嬢ちゃん。
単独犯かもしれないが、『鍵の書』相手に危険な橋を渡るとはどうしても思えなくてな。
[未だに名前を覚えていないらしい。]
[声が届き、肩の力が抜ける。]
…えぇ、ありがとう。
[欲しいモノが手にはいる嬉しさは、それを無くす事の恐ろしさと背中合わせだ。]
[ハインリヒの言葉を窓の外辺りに目を向けながら聞いていたが、不意に飲み終わったコーヒーをコトリと置いた。]
…疲れた。
続きは、明日に聞きたい。
[相変わらず飲み終わったコーヒーカップは厨房まで運んだ後、階段を上がって*自室へと戻っていった*]
[千花は一通り抗議した後、また前足で毛繕い。
ちなみに餌付けされ具合は、ハインリヒがダントツだ。
アマンダはアリバイとか、あちこちで零れる名に眉をしかめて黙考]
『アリバイ…のある者、ない者?
余所から来た…書を手に入れる、目的の為?』
[揃ったと呟かれた、14属性。
普通なら出くわすとも思えない、揃うはずのない、時空。
そして…ブリジットは、なんと言っていた?]
ブリジは…オトが、いたからって…
…オトは、あそこで…何をして…た?
『偶然、でなければ、必然。
会ったのは、偶然。そこに彼が居たのは…、必然?』
[アマンダの茶色の瞳は、翠の双眸鋭いオトフリートを見つめる。
千花は再び糸の目になり、定位置で*うたた寝を始めていた*]
うーん?よくわからないけれどわかった。
共犯がいそうなのはなっとくしたよ。
[本当に分かっているのかいないのか。
誰かが呆れ混じりに彼女の名前を呼ぶかもしれない。
そのまま大人しく水だけを*飲んでいた*]
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