75 花を見上げて君はわらう
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ロラン
…ミハイル、待って
その話題は、しないほうが、いい。
[レイスへと言葉を繋げるミハイルへと手を伸ばして言う。
届く距離では、無いけれど]
【赤】 ロラン
こう言えば、疑いを持たれずに済むかな…――？
[咄嗟にそれを考えついたのは、
今まさに、自身がそれをとても知りたいからという、
人狼の感情を最もよく知りつくして居るから、に過ぎないのだけれど]
イライダ
― 自宅→ ―
[一度自宅に戻ってから、ずいぶんと時間は経った。
手に握りしめた指輪を、ネックレスに通す。
崩れた化粧は、しっかり直す。
泣いた跡は、一見どこにも見えない。]
しっかりしないと、ね。
[服の上から最後、指輪を握れば、家を出る。
そうして、皆の集まっている広場のほうへと足を進めた。
挨拶とかはあまりしない。
ただ心配そうにカチューシャへと視線を向けた]
【独】 キリル
/*
ロラン白アピ素晴しいｗｗｗ
そしてイヴァンの頑張りっぷりよ……
よおし、吊りあおうか！！！（
どうなるかなｗｗ楽しい楽しいｗｗ
ユーリー
[イヴァンがカチューシャへと向けた言葉は優しい。
男は警戒を強める言葉を紡いだ己に苦さを覚える。
対面にきた幼馴染の答えに頷いて]
――…そう、だな。
カチューシャがいいなら、運ぼう。
場所は、……
川辺に小屋があるとレイスに聞いたんだが
イヴァンは場所、分かるかい？
[イヴァンが知らねば、レイスに案内を頼む必要があるだろう。
ちら、とレイスへと視線を向ける]
ロラン
…人狼は、いちばん、ころしたい筈だから。
[ミハイルの言葉に、添える言葉。
それは人狼を怖がっているようにも見えるだろうし、
そう装っているようにも見えるのかもしれない。
誰かが誰かを疑えば、きっとそれはどちらにも見える裏表。
伸ばした手は膝へと降ろし、困った風に眉を寄せた]
【独】 ミハイル
/*
今更ですが、レイスとユーリーの年齢を逆だと思い込んでいたＣＯ。
なんだか変だと思ったんだ。納得納得。
グダグダでごめんなさい…。
そしてよるごはんまだ食べてなかった。
イヴァン
―― 広場 ――
[視線で礼をくれたレイスとロランには幽かな頷きで返す。
その折、やはり視線はちょくちょくキリルの方へ]
いや。だけど行けば分かるかな。
それに、一人じゃどの道荷が重い。
[旧友の亡骸、傍らに膝を付く。
手を伸ばそうとすればやはり震えてしまう]
ごめん
[謝るのは何度目か。そう声をかけて、棺に納め、運ぶ作業に加わっていく]
【赤】 ロラン
…――ほんとうにいるなら、
ころしたいから。
[裡に落とす想い。
それと逆を口に出せばいいのだから、
人狼を怖がる演技はそれほど難しく無いな、とも
ふと、思う]
【赤】 キリル
────人狼なんて、いないと言ったのに。
[苦く思う。
外の者を殺されただけならば、平穏であったものを]
…食べもせずに、疑いで仲間を殺すの。
[それは酷く残酷だと心に思う]
イヴァン
[キリルの声が聞こえた。
はっと顔を上げる]
キリル
[名前を呼んだ。けれど彼女は近寄ってこない。
目を細めて眉尻が下がった。ぐっと唇噛み締めて、視線を逸らした]
ユーリー
[イヴァンの促しを受けて
マクシームを運ぼうと膝を折りその肩へと手を掛ける。
伸ばされた幼馴染の手が震えるように見えるは気のせいか。
花色がはたり瞬いた。
協力してマクシームを木箱へと移し]
今日は謝ってばかりだな。
流石に一人で運ばせるつもりはないから安心するといい。
――…僕もいくよ。
人手はあったほうがいいだろう？
[そんな言葉を紡ぎながら棺の担い手をかってでる]
ユーリー
[ロランの言葉がじわりと胸に染む。
此処で秘密を明かせば
襲われる誰かは自分になるだろうか]
――…ン。
[ロランを見遣り小さく吐き出される息]
【赤】 キリル
…食べれば、こうして繋がるのに。
あの人もマクシームも、ここにいる。
食べないのに殺すのが同じなの？
ただ殺すのが、同じなの…？
[低い囁きに、思わず目を向けかける衝動を堪える]
イライダ
――？
[何の話をしているのかはわからずに、疑問が表情に浮かぶけれど、
たずねることもしない。
棺へと入れられたマクシームの体を見て、一歩前に出て]
ごめんなさい、ちょっと良い？
これ、入れておきたいと、思って。
[銀の軽いブレスレットを差し出して。]
何も答えてあげられなかったから。
考えもしなかったし。
そのお詫びに。
[恋愛感情はなかったけれど、嫌いなわけでもなく。
視線に気付いていたから、それだけと。
そっと困ったように笑った]
――いまさら、要らないかもしれないけれど。
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