人狼物語 ─幻夢─


75 花を見上げて君はわらう

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【赤】 ロラン

[きゅ、と、毛並みに両手を回した侭に同胞の声を聞く。
レイスがイライダと離れる様子は見えたけれども、
ミハイルはどうやらやはりそこに居るようで]


 …面倒くサい。
 2人いっぺんは、難しい…かな。

[マクシームを襲ううちに銃で撃たれたら厭だし、
ミハイルを襲ううちにマクシームに逃げられても厭だ。
聞こえた言葉に同意を零し、息を吐く。
赤い月は、ゆっくりと夜を巡る]

 まァ、少し待とう。
 居眠りをするかもしれないシ。

(*14) 2012/05/12(Sat) 01:46:55

レイス

―自宅―

ただいま。

[家に帰り着いてまず目にしたのは、カチューシャに頼んでいた薬草。一応手に取ってみたが、確かに違いなかった。
妹が一緒に見ていたのだから当然だけれど、僕はそのことは知らない。]

キリル。

[その妹の姿は、近くには見当たらない。
灯りは点いていたから部屋にいるのだろうと当たりを付け、扉の外から小さく声を掛ける。
返事はあっただろうか。もう寝ていたかも知れない。]

(22) 2012/05/12(Sat) 01:51:02

ミハイル

―篝火そば―

[イライダとレイスを見送り>>21、マクシームと二人、篝火の前に座り込む。
パチパチという音が響き、黙ったままのマクシームの様子を窺ってはまたため息を。]

 おい…、あんま思いつめんなよ。

[それだけ声を掛けたが、返事はなく…ただ苦笑を浮かべるのだけが見えた。]

(23) 2012/05/12(Sat) 01:57:18

レイス

[声を掛けてはみたけれど、その後何と言っていいか分からずに、少し黙り込んだ。
もう夜も遅いし、何があったか聞くのも憚られる。それにそんな事をすれば、イライダから聞いたと言っているようなものだ。]

…… 無理するな。

[結局そんな当たり障りのない言葉しか言えなかった。
返事があってもなくても、小さく息を吐いてその場を離れる。
その後は集めて貰った薬草を仕分けただけで、いつもより早めに部屋に戻った。**]

(24) 2012/05/12(Sat) 01:57:31

レイス、メモを貼った。

2012/05/12(Sat) 02:00:00

キリル

[部屋は既に、しんと静まり返っていた。
兄の呼ぶ声に応えは返らない。

ただ、先に灯したあかりだけが、
帰りを待ってゆらゆらとテーブルの上に揺れている]

(25) 2012/05/12(Sat) 02:05:07

キリル

[それから先、少しの間沈黙が落ちた。
それを明かりをつけない部屋の中で、ボクは聞く。
ドアを開けるつもりはなかった。

開けるなら容易に開くだろうけれども、
そんな兄ではないことも良く知っている]

 ────…。

[響く声をただ聞いた。
気遣いだろう、それへその場で言葉の返ることはない]

(26) 2012/05/12(Sat) 02:05:25

ミハイル

―篝火前―

[どれだけの時間が経っただろうか。
不意に立ち上がるマクシームに気付き、]

 んぁ?どした?

[「ちょっと」と言うのを聞いて、察する。
家まで戻るのかと思っていたが、繁みの方へと向かって行き。]

 おいおい…。あんま遠くまで行くなよ!

(見えるとこでされても困るが…。)

[暗闇に消えて行くマクシームの背を見送った。
ほんの少しの間だ。

そう思って、一人ロランから借りた本を読み耽った。
あまりに遅いようなら様子を見に行くつもりで。**]

(27) 2012/05/12(Sat) 02:06:08

【赤】 キリル

 …兄貴が、帰ってきた。
 広場はあと──…ミハイルとマクシームだね?

[いっそと思えば、獲物までの距離は近い。
いいや。今日は既に目標をマクシームと定めた。
情ではなく、ただ、それだけを赤く沈む思考の中思う]

(*15) 2012/05/12(Sat) 02:08:03

【赤】 ロラン

[広場を見詰めていた烏色が、人影動くのを捉えた。
鋭く、小さく、囁きを落とす]

  
 動いた。
 今なら、マクシームは一人で…茂みに。

[きゅ、と黒銀の毛を握る。
告げるが早いか、「彼」は前足を少し屈め
捻るようにして身を起こし、
ポイと投げるようにして、ロランをその背へと身を乗せて
窓縁を音も無く蹴っていた]


 キリルも、おイで。

[告げる言葉は、柔らかい]

(*16) 2012/05/12(Sat) 02:09:39

キリル

 …ん。

[窓際に立って見える庭先には、かの白い花。
未だ蕾のその花を、物思いの中じっと見つめていた*]

(28) 2012/05/12(Sat) 02:09:44

キリル、メモを貼った。

2012/05/12(Sat) 02:10:08

【独】 ミハイル

/* 襲撃描写なかったらどうしよう。
発見はあたいがする流れよね…これ。

メ、メモで訊いてもいいのかな…。もうちょっと待つるるるる

(-11) 2012/05/12(Sat) 02:11:58

ユーリー

―― 自宅 ――

[住み慣れた家に戻ると入浴を済ませ清めた。
飴色の髪は湿り気を帯び常より色濃くある。
額に張り付く其れをかきあげて男は寝台に腰掛けた]

――…。

[チラと見遣るは机に置かれたクッキーの包みと
その向こうにある手の平サイズの水晶玉。
今は触れる事せずただ眺めるのみ]

人狼がお伽噺の存在なら
僕もお伽噺になってしまうな。

[あの水晶を扱っていた母もまた同じ。
は、と深いも短い息を吐き出した]

(29) 2012/05/12(Sat) 02:12:01

ユーリー

[自室から広場の篝火は見えない。
外には闇色が広がるばかり。
深い深い森の奥から遠く獣の声が聞こえた気がした]

――…シーマ、大丈夫かな。

[ぽつり零し案じるのは幼馴染の一人。
平気そうに振舞ってはいても
対策として篝火を焚いてみたりと
彼が一番其れを意識しているように感じた]

後で、見に行ってみるか……

[ぽふ、と寝台に身を沈める。
仰いだ天井もまたいつもと変わらない色]

(30) 2012/05/12(Sat) 02:12:09

ユーリー

[少しだけ、と思い目を閉じる。
前日の火の番が堪えたのか眠りが訪れるのは早かった。
す、と落ちてゆくような感覚を覚える]

………、

[目を閉じるだけの心算が
眠りへの誘いは拒みきれなかったらしい。
僅か開かれるくちびる。
それは音を紡がぬまま閉じられて
篝火の番をしているはずの幼馴染には会えぬまま――**]

(31) 2012/05/12(Sat) 02:13:15

ユーリー、メモを貼った。

2012/05/12(Sat) 02:14:54

【赤】 キリル

 ああ…!

[やっと。と思うと歓喜に朱の瞳が輝いた。
ことりと窓をあけ、紅い月明かりをいっぱいに受ける。
気持ち良く夜風を吸い込んでから、飛び出した。
常ならぬ脚力が、軽々と窓から庭へと越える]


 今、いく。

[返す言葉はごく短い。
軽やかに走る向こうに見えてくるのは、黒銀のしなやかな狼と]


 ───ロラン。

[狼に跨る同胞の姿]

(*17) 2012/05/12(Sat) 02:15:13

【赤】 ロラン

[キリルの姿を、広場見える茂みに見着ける。
口を耳元まで引っ張るようにして、笑みを浮かべた。
視線で、茂みに向かうマクシームを示す。
時間は無い。音立てればミハイルに見つかってしまう。
月灯りの下に遠く響く狼の遠吠えは小さく、
雑音としてはあまりに頼り無い]


 …浚って、しまオうか。

[用を足すのだろう、その完全に油断した一瞬を狙って]


 口を覆って、奥ニ…?
 …齧って生かスのは、無理かモ。

[理性吹っ飛んだ今、目の前の血詰まる肉に興奮しか無い。
冷静に見下ろす自分が苦笑を形作っていたけれど、
気にする事すら出来なかった]

(*18) 2012/05/12(Sat) 02:18:11

【赤】 キリル

[ニイ。と笑み浮かべる姿に、同じく笑み返した。
ひどく愉しい気分だ。こんなに浮き立つことはない]

 浚ってしまおう。
 ミハイルの銃は、面倒くさい。

 …ならばやっぱり、仕留めてしまう?
 騒がれたら邪魔だから。

[齧って生かせないという同胞に、事も無げに口の端を上げてみせる。
茂みに向かったマクシームが足を止めた。
それへと朱に染まる目を細める]

(*19) 2012/05/12(Sat) 02:25:23

【赤】 キリル

 …いいよ、ロラン。
 ”これ”はあげる。ロランのものだよ。

[未だ熱い血潮滴る獲物にありついてない同胞へと囁いた。
獲物の柔らかな喉に牙つき立てる時の愉悦。
その悦びを思えば、喉が鳴る]

(*20) 2012/05/12(Sat) 02:25:32

【赤】 ロラン

 そう?
 俺は遠慮しナいよ?

[言葉の侭に。
狼はロランの意の侭に、マクシームへと踊りかかった。
だがその爪も牙もかの男に掛けられる事は無く、
ただ押し倒すだけにとどまる。

人の身が草に倒れる大きな音がした。
ミハイルが気付くかもしれない、そう、思う事は既に無く。
狼の背から身を投げるように彼の口へと爪添えた手を突っ込み
もう片方の手は肩へと掛けて――大きく、口を、開いた]

(*21) 2012/05/12(Sat) 02:34:40

【赤】 ロラン

[顔を倒して、大きく開いた口は喉へと教えられた通りに>>*126
マクシームの表情は、恐怖というよりは驚きが先に立ったようで。
見開かれた瞳が、ゆっくりとロランを見下ろす。
口に突っ込んだ手を、ぐい、と奥へと押しこむと、
暖かい口蓋垂が指に触れ。
そのまま爪でぐいと押して、息を奪った]

(*22) 2012/05/12(Sat) 02:35:01

【赤】 ロラン

[めり、と歯から骨を伝わる音がする。
めり込んだ牙の隙間から、暖かい血が勢い良く咥内を潤す。
マクシームは声ひとつ、上げられなかった]

(*23) 2012/05/12(Sat) 02:35:35

【独】 キリル

/*
惚れ惚れする

(-12) 2012/05/12(Sat) 02:36:58

【赤】 ロラン


[その場に居続ければ、ミハイルが来るかもしれない。
それを考える事も出来ず、夢中で暖かい赤を啜る。
ごくり、ごくりと喉が何度も鳴る。
口を離すと零れてしまうから、それが勿体無くて嚥下し続ける。

マクシームの口に突っ込んだ手は、喉奥の柔らかい肉を破り
奥へと更に押しこまれ、内を抉る。
糸引く手を引きぬいて、爪の間に挟まる桃色を口に運ぶ。
恍惚とした表情で、その柔らかい肉を何度も食んだ]

(*24) 2012/05/12(Sat) 02:38:35

ミハイル

―篝火―

 おせぇ…。

[本を読み耽っていて、どれだけの時間が流れたかは把握していなかった。
けれどあまりにも遅いので、マクシームが消えた方向へと足を運べば。]

 お、………い…ッ

[まだ辛うじて体温を残していた彼の姿を見つけたか。
茂みから引きずり出すと、しばしの間、…篝火の前で放心する。

我に返ったなら、一人住まいで歳の近い男、ユーリーの家へ報せに走っただろう。**]

(32) 2012/05/12(Sat) 02:39:11

ミハイル、メモを貼った。

2012/05/12(Sat) 02:46:11

【赤】 キリル

 ──いいよ。減っているんでしょう?

[飢餓は無論、裡にあれども、恐らくは彼の方が強い。
そう思うのは既に先日、旅人を喰らったからこそ。
狼たちが、乱れぬ動きでしなやかに獲物へと飛び掛る。
それを制して、ロランがその牙をマクシームにつき立てる。

鮮やかな狩りの光景に、笑みが零れた。
その匂いに惹かれるように、身軽な動作で獲物へと寄る]

 …分けて。

[紅い瞳に笑みかけて、獲物の腕を取る。
がり。と、腕のやわらかい内側へ牙を突きたてた]

(*25) 2012/05/12(Sat) 02:48:14

【赤】 キリル

[ ぐちゃり ][ ずる ][ ぴちゃり ]

[獲物を咀嚼する音が響く。
浚うと言いながら、血の匂いに抗えなかった。
ぴちゃりと飛んだ血を、舌でぺろりと舐め拭う。
甘かった。うっとりと味わって、もう一度口に含む]

 ……は、

[満足の息が零れる。
狼たちに目をやれば、頃合を見て足に喰らいつくようだった]

(*26) 2012/05/12(Sat) 02:51:28

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