人狼物語 ─幻夢─


75 花を見上げて君はわらう

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カチューシャ

[部屋の中は、趣味でつくったポプリが置かれて、この騒動の中では場違いにも感じられる優しい花の香りがする。
 ベッドへとおろされて、頬に朱をのせたままユーリーを見る。
 昔は兄の幼馴染たちもおにいちゃん、と呼びかけていた。
 それをやめたのが何時だったかはもう覚えていない。
 ただ、懐かしい愛称で呼びかけられて昔に戻ったように]

 ユーリーおにいちゃんまで、なにかあるなんてやだ……

[子供のように答えて、悲しげに視線を落とす。
 人狼はいるのかもしれない。
 誰かが、――知っている人の誰かが、兄を害したのかもしれない。
 それを思えば表情はかげり。

 イヴァンを頼れという言葉にユーリーが彼を信じている事だけは理解したのだった]

(66) 2012/05/12(Sat) 15:19:13

ユーリー

[ふと鼻腔を擽るのは花の香り。
それは長閑だった村の日常を思い出させてくれるような優しさは
カチューシャの部屋にとてもあう気がした]

――…ン。

[懐かしい呼びかけにふと目を細め]

僕もキミに何かあったらと思うと、こわい。
何も、いや、これ以上誰も、
傷付かなければいいと思っているけど

[犯人はこの村に居るだろうと思うのは
彼女もまた同じなのか翳りが見えて眉を寄せる。
カチューシャを疑わぬのは
彼女がマクシームを手に掛けた等と考えもしなかったから]

(67) 2012/05/12(Sat) 15:40:05

カチューシャ

[ベッドの上に座り込んだまま、視線を上げてユーリーを見つめ]

 うん……誰も、いなくなってほしくない……

[こくりと頷きを返す。
 きっと同じような翳りが浮かんでいるのだろうと、ユーリーの花色の瞳にうつった自分を見るかのように瞳をあわせ]

 お兄ちゃんが、襲われたのは火の番をしてたから、なのかな……
 ユーリーさんも危ない事、しないで、ね。

[分からない事ばかりで、疑えない人ばかりだ。
 だから、せめて、信じたいと思う人の無事を願うだけだった]

(68) 2012/05/12(Sat) 15:51:58

【独】 ミハイル

/* イヴァン白なのかー。

あれ?俺…赤じゃないよね?
あ、…でも疑われて死にたい、かも。ぐへへ

(-18) 2012/05/12(Sat) 15:54:37

ユーリー

[カチューシャの声に同意し青い双眸を見詰め返した。
火の番と彼女が言えば少し考え込み]

かもしれない。
けど、火の番をしてたのはミハイルも、で
彼が見つけた時にはすでに……

[状況を整理するようにぽつりぽつりと呟く]

嗚呼。
篝火も効果が無い事がわかったし
これからは火の番も必要ないだろうから危ない事はしない。

だから、カーチャも危ないことはしないように。
キミに何かあったら……

[紡ぎかけた言葉を飲み込む気配の後、軽く身を引き]

シーマに顔向けが出来ない。

(69) 2012/05/12(Sat) 16:08:13

カチューシャ

 ミハイルさんもいっしょにいたの?

[それは知らなかったから首をかしげ。
 何かで一人になったときに、襲われたらしいことを呟きから知り。
 膝の上で手を握り締めた]

 そっか、よかった……

 うん、危ない事しないように気をつける。

[案じる言葉にはこくりと頷き。
 身を引く様子に軽く瞬いて、続く言葉に視線を落とした。
 ふわりとゆれた髪が表情を隠す]

 ユーリーさんがお兄ちゃんに怒られないようがんばるから。
 

(70) 2012/05/12(Sat) 16:20:38

【独】 カチューシャ

/*

ユーリーさんがかっこよくてどうしようかと思います。

そしてイヴァンがさらっと白判定でてた。

え。白。
え。

……そうか、白なのか(残念

(-19) 2012/05/12(Sat) 16:23:18

ユーリー

……ん。
知らせに来たのはミハイルだったよ。

[握り締められたカチューシャの手へと視線を落とす。
少しだけ出来た距離をもう一度だけ縮めて
膝上にある彼女の手の甲へ己の掌を重ねようと伸ばし]

そんなにきつく握ったら
手に爪あとが残ってしまう。

[柔く、緩めるように囁き掛けた]

――…気をつけてくれるだけで十分だ。
カーチャは一人で頑張りすぎる所があるから
もう少し、大人を頼っていいんだよ。

(71) 2012/05/12(Sat) 16:38:33

ユーリー

長居してしまったね。

[自分が居てはゆっくり休めないだろうと
男はカチューシャの顔色を窺ってからそう切り出す]

僕は広場をみてくるよ。
また、後であおう。

[彼女がマクシームに会いにくるなら
其のとき顔をあわせることもあるだろう。
姿がみえなければ、様子をみにくる心算で
男は静かに踵を返した]

(72) 2012/05/12(Sat) 16:39:33

カチューシャ

 ミハイルさんは無事だったんだね……

[そっか、と微かな吐息とともに呟き。

 握り締めた手に優しく重なる手の大きさを見つめ]

 あ……はい……

[こくん、と頷いて温かさに促されるように手の力を緩めた]

 だって、あたしは何も出来ないし……
 せめてがんばるぐらいしないと。

[頼っていいといわれて軽く頭を振り、無理やり笑みを作った]

(73) 2012/05/12(Sat) 16:49:55

カチューシャ



 知らせに来てくれて、ありがと……
 うん、また、ね。

[広場を見てくるというユーリーをどこか心配そうに見やる。
 すこし血色は戻ったけれど、まだ動くにはどこか頼りないから、ついていくとは言い出さず。
 踵を返す背を見送り]

 ……気をつけて。

[そっと、小さく呟いた]

(74) 2012/05/12(Sat) 16:50:00

ユーリー

[カチューシャに頑張るなとは言わなかった。
彼女の性格は知っていたから
言うよりもそれとなく気を配ればいいだけの事。
背に掛けられた小さな呟きに飴色の髪が一度上下に揺れて
振り向かぬまま手を掲げて、わかった、と合図を送る。
外へ行けば掲げていた手を下ろし、拳を握る。
触れたぬくもりを思い、留めるような、動き。

男は広場へ向かう前にもう一人の幼馴染の家に寄った。
イヴァンにマクシームの訃報を伝える。
彼もまた信じられぬといった様子だったが
カチューシャの時のほど言葉は選ばず状況を伝え、
走り出した彼を追うように広場へと向かった]

(75) 2012/05/12(Sat) 17:04:05

ユーリー

―― 広場 ――

[去り際にすれ違ったロランの姿も其処にあるか。
マクシームの傍らで彼の愛称を呼び続けるイヴァンの声に
男は苦さを覚えるのか柳眉を寄せ眼差しを下げた]

――……。

[言葉をなくしたように立ち尽くしていたが
イヴァンが“ごめん”と謝る声が聞こえて怪訝な顔]

イヴァ……、
如何してキミが謝る。

[問う言葉ではあるが其の響きは
謝る必要はないだろうという考えが滲むようだった]

(76) 2012/05/12(Sat) 17:10:09

カチューシャ

[ユーリー>>75が立ち去るのを見送った後。

 白々とした夜明けの光が差し込む部屋の中で]

 ……お兄ちゃんのばか。
 しなないって、いったのに。

[両親が亡くなってしばらくしてから。
 家族がいなくなることに怯えたカチューシャにそう云って兄は笑った]

 ―― っ 〜〜っ

[一人きりになって、張り詰めた気が緩む。
 手に残ったぬくもりと、静まり返った家。

 もう、兄が帰ってくることはないのだと思うと、
 ただ、涙が流れた**]

(77) 2012/05/12(Sat) 17:12:54

カチューシャ、メモを貼った。

2012/05/12(Sat) 17:13:30

ユーリー、メモを貼った。

2012/05/12(Sat) 17:17:38

イヴァン、メモを貼った。

2012/05/12(Sat) 17:28:18

ユーリー

―― 広場 ――

[白かった敷布は赤黒くなっていた。
幼馴染が流したものと思えば嫌悪はないが
其処に漂う血臭が鼻についた]

――…ン。

[噎せるような息遣いが漏れる。
既に朝を迎えた其処。
広場の木陰へと視線を移し思案し]

木の近くに、移した方がいいかもしれない。
手伝ってくれるかい?

[力仕事に向きそうな者へと視線を向けた**]

(78) 2012/05/12(Sat) 17:54:18

キリル、メモを貼った。

2012/05/12(Sat) 18:19:34

【独】 キリル

/*
おお、イヴァン占いか…!
じゃあ吊られないな、そういうことか。では私が(ry
wwwどうかな。

(-20) 2012/05/12(Sat) 18:39:57

キリル

─ 昨夜 ─

 …。兄貴、心配かけてごめん。

[案ずる色を乗せて、低く静かに響く声>>24
何と言っていいか分からなかったから、こたえは返せなかった。

笑顔の苦手な兄だ。
いつだか、作り笑いが怖いと言われてより一層笑わなくなった。
けれどボクは知っている。兄はとても優しい人だった。

両親を亡くしてからは、兄妹二人で生きてきた。
その頃から、うちの庭には薬草が増えていった。
メーフィエを亡くしたあとの、兄の様子を今も覚えてる。
酷く悔やんだようだった。

───あなたのせいじゃない、と。

イライダとの遣り取りは知らないけれど、
ひどく、悔いていたことを聞かずともボクは知っている]

(79) 2012/05/12(Sat) 19:00:55

キリル


 …ごめんね。

[ぽつりと落とした声は、誰も聞かぬ夜闇に落ちた]

(80) 2012/05/12(Sat) 19:01:12

【赤】 キリル

 …、ん。

[響く、少しきつい響き>>*39に眉を寄せる。
暗闇の中、いかに人ならざる目をもってしても
小さな花のピンを探すことは難しい]


 なんでもない。違うと思うから。

[大丈夫だろう、と。
それは半ば、願望であると自覚はしていた]

(*43) 2012/05/12(Sat) 19:05:19

キリル

─ 自宅 ─

[その知らせを受けた時、ボクは朝食の支度をしていた。
朝の遅い兄貴は、まだ寝ていたろうか]

 んー…、今度はレパートリーかな。
 サンドイッチのコツを聞こっかな……

[カチューシャのサンドイッチは絶品だ。
思案しながら、二人分の皿を並べていく]

(81) 2012/05/12(Sat) 19:06:46

キリル


 ────…、え?

[ガタリ。と、音がした。
よろめいた自分が立てた音だと、あとから気付いた]



 マクシーム、お にいさん  が…?

[まさかと問い返す、口の中がからからになる。
こくりと唾を飲んで、その知らせの中に嘘を探った。
嘘のはずがなかった。冗談のタチが悪すぎる]

(82) 2012/05/12(Sat) 19:07:38

【赤】 キリル

[そう、嘘のはずはなかった。


  ───彼は、昨夜自分たちが喰らったのだから]

(*44) 2012/05/12(Sat) 19:07:47

キリル

 ……兄貴 …っ
 あにき、マクシームが、マクシームのにいさんが、

[家の中に、兄を呼ぶ。
身体が一気に冷える心地がして、カタカタと震えた]


 …ううん、ううん。
 だって獣なんでしょう?そうでしょう?
 やだ…ボクも確かめる。だって……、カチューシャが、
 カチューシャの、代わりにも、

[行かなくては。と、止められても言い張った。
広場へと赴く。───白い敷布を染める、夥しい赤を見た]

(83) 2012/05/12(Sat) 19:13:10

ロラン、 ユーリーの姿、キリルの姿

2012/05/12(Sat) 19:15:38

ロラン、に、ゆるゆると視線を向ける。

2012/05/12(Sat) 19:16:03

キリル

 …っ……!

[その光景に、思わず口を覆う。咽るような濃い血の匂い。
がくがくと震える身体を、自ら抱くように強く掴んだ。
それでも震えは止まらずに、地面が揺れているような心地すらする]

 こんな…、本当に……?

[独り言のように呟く、それへ返る声はあっただろうか。
あるにせよ、縫い止められたように広がる血の赤から目が離せない]

(84) 2012/05/12(Sat) 19:17:49

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生存者 (3)

カチューシャ
167回 残8880pt
ミハイル
70回 残11410pt
ユーリー
104回 残10148pt

犠牲者 (3)

マクシーム(2d)
0回 残13500pt
イライダ(3d)
109回 残10042pt
レイス(4d)
98回 残10714pt

処刑者 (3)

イヴァン(3d)
14回 残13105pt
キリル(4d)
157回 残8633pt
ロラン(5d)
232回 残7470pt

突然死者 (0)

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