─ 玉泉への道 ─[後ろを着いて来る気配>>115には、どうやら誰も気づかぬようで。もし気づいていたら、押し止めようとしたのだろうけれど、それは叶わぬまま]……えっ、と。[どう声を掛けようか、逡巡していたら副長がヨハナの肩に手を触れ、名を呼んだ。こちらを見上げた後、亡骸へと視線を向ける様子>>116に、眉を寄せて]ヨハナさん。……ここにいると、身体、冷えるから。もどろ?[そう、と呼びかける。副長は団員たちの動揺わ鎮めつつ、亡骸を収容するようにと指示を出していた]