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― 村内 ―
団長さん。
[巡回中なのか、運良く一人だけだった自衛団長に声をかける。
緊張した顔で周囲をうかがい、内緒話をするように顔を寄せた]
……誰が来るかわからない場所では言えないのですけれど。
選び出す人のことでお話があります。
夜になれば、その対象をもっと狭めることができますから。
[ギュンターは驚いたような顔でこちらを見た。
誰かが近づいてくる足音が響いたので、すぐに身を離して玉泉に続く洞窟の奥を指差した。
一瞬悩む顔をしたが結局はギュンターも頷き、その場では別れた]
やれることをやるしかないかしら?
[別に義理も義務もあるわけではないが、協力しない理由もない。
あれこれをひとつのバッグにまとめ、残ったものを元の荷物へと戻していく。
バッグを肩掛けにすると、自室を出てアーベルか女将の姿を探す。
そこそこの体格と比べれば少し大きめのバッグを肩掛けに、うろつく黒ローブ姿は怪しいとかそんなレベルのものじゃなかった。
一緒に宿屋にいた人たちの目にもすぐにとまることになるだろう]
/*
あなたは、霊能者です。処刑された者や突然死した者が人間か人狼かを知る事ができます。
すごいどうでもいいことだけども、
幻夢って突然死ないんじゃないかしら?
─ 広場/中央樹 ─
袖を……?
パラッシには美味しい果実か何かに見えたのかしら。
[くすくすと楽しそうに笑いリスを見遣る蒼が
掲げられた左袖へと向いて、瞬く。
薔薇があしらわれた青の丸ボタンにふっと細まる双眸。
エーリッヒからの頼まれた其れは大事な思いいれある作品の一つ]
あら、そうなの?
――…億劫、って。
もしかして、具合が悪いの?
[楽しげだった表情は案じるようなものへと変わる]
画家の娘 ロミが「時間を進める」を選択しました。
画家の娘 ロミは、機織師 ヨハナ を投票先に選びました。
細工師 ライヒアルトは、機織師 ヨハナ を投票先に選びました。
― 夜/玉泉 ―
[悲鳴を上げようと思っていたのだが。
岩にかけた服を揺らそうとした時に、水で侵食されていたのか近くの岩がガラガラと音を立てて崩れた]
アッ。
[驚きの声は、静かな洞窟の中でよく響いた。こちらに向かってくる足音が聞こえ、人の姿から漆黒の獣へと変わる]
グルゥッ!
[立ち止まった後から勢い良く突き飛ばす。
警戒はしていたのだろう。泉には落ちなかったが倒れてはくれたので、襟首を咥えて運び、背中に飛び乗って頭を押さえ込んだ]
わ、私が聞いた、で、伝承、では…
ひ、人が、の、呪いを受けて、人狼に、。
その、つ、爪で、ふふふ深いき、傷を負うと…
感染、す、するのだ、と…
[この洞窟に移って来る3年前よりもっと前。
住んでいた村で聞いていた伝承は、古い。
尤も、幾らでも似て非なる伝承もあるのだろうが]
…だ、だから…簡単、には、見つけら、れない。
んー…、わかった。
[相手の瞳に宿る疲れたような色>>21に、察した表情になり。]
うん、空いてるよ。
わかった、はい、鍵。
[ぽん、とライヒが昨日使った部屋の鍵を渡して。]
…やれる事、ですか?
[ベアトリーチェの言葉>>23に不思議そうに数度、眼を瞬かせた。]
彫刻師 カルメンは、機織師 ヨハナ を投票先に選びました。
服飾師 エーリッヒは、機織師 ヨハナ を投票先に選びました。
厨房、となべ、借りてもいいかしら?
[バッグを見せながら]
なべを買い取るお金はちゃんと払うわ。
[つまり無事に戻らないことをすると、バッグの中身も見えるものは料理の食材などではなく、
100人に見せれば100人が黒魔術や魔女という単語を思い浮かべるだろう]
研究者 ベアトリーチェは、機織師 ヨハナ を投票先に選びました。
─地底湖─
……うん。
じゃあ、大丈夫になったら、準備しに行こう。着替えとかもいるしね。
僕もまだだから、ついて来てもらうことになっちゃうけど……
[頷いた彼女>>24に、僕は人差し指を立てて言いました。
女将さんは何人でも大丈夫と言ってくれていたし、1人増えたってきっと問題はないはずです]
……他の人が怖いなら、僕の腕に掴まって、目を閉じてたらいいよ。
ちゃんと、連れてってあげるから。
[そうして彼女が歩けるくらいまで落ち着いたら、僕はもう一つ提案をします。
家の中までは無理でしょうが、もし望まれるなら、住居や宿までの道はそうしてあげる心算でした**]
感染か……。
まるで、黒死の病のようだね。
成る程、それなら確かに、簡単に見つけることは出来ないか。
[人狼がどこから来たのか――それを明らかにする伝承は初めて耳にしたような気がして、小さく瞠目する]
でも、病のようなものなら
治療する方法も伝承に残っていたりしないのかな。
………爆発は、させないでくださいよ。
[少々悩んだ後、ベアトリーチェ>>29に告げたのは、そんなこと。
厨房が爆発したとあっては、色々と死活問題だ。]
[暴れなくなった身体から飛びのいて。
発見されやすいように、洞窟の途中まで引き摺ってきたが]
あなたが、ヨケイなコトを、シなけれバ。
こんなコト、シなくてスンダのに!
[怒りに任せて爪で何度も背中を抉った。岩に血が飛び散る。
痙攣する腕に足に噛み付き、力任せに引き千切って捨てた。
心臓すら食らわずにそこまでしてから、大きく息を吐いた]
ごめんなさい。
やりすぎちゃった…。
[どうにか落ち着きを取り戻して囁く。
見張りをしていたカルメンにも凶行は見えていただろうか。
しょんぼりと落ち込むように尻尾を丸めて遺体の横に座り込み、自分の口の周りを舐めた]
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