─ →二階 ─
[照れると言ってはにかむオリガ>>29を見て、やはり僕の表情は緩んでしまった]
その笑い方、可愛い。
[ついつい口に出してしまいながら、エントランスへと足を踏み入れ、二階への階段へと差し掛かる。
一段一段ゆっくりと上っていく僕にオリガも歩調を合わせてくれて。
傍から見ればどっちが付き添われているのだか分からない様相になったりもした。
階段を昇り切れば後は部屋へと向かうだけ。
途中でメイドに会うことは無かったため、毛布は左手に抱えたままとなった]
えーっと、僕の部屋はここだけど…。
確か、プレートが掛かってなければ開いてる部屋だったはず。
[使用されている部屋と未使用の部屋の証明も兼ねて、さりげなく自分の部屋の位置を伝える。
扉には使用中を示すプレートが掛けられていて、一目で分かるようになっていた]