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サーシャは、 メーフィエ を心の中で指差しました。
─ 三階・書斎前 ─
[点々と続くそれを視線で辿り、緩く腕を組む。
それが何を意味しているかの思考は、短い]
……誰かいて、そっち行った。て、ことだぁね。
[それが誰で、何故紅い足跡を残す事となったのか。
それを深く考える心算はなく。
そちらへ歩みを向けたのは、状況に対する興味が半分]
…………。
[愛用の短剣は、ここに来た時と変わらず忍ばせてある。
長く使い込んだそれは、自身にとっては何よりも頼れる『牙』。
その存在を確かめるのと、気配>>89を感じたのは、どちらが先だったか]
……おんや。おにーさん、お散歩?
[問いかける口調は、ごくごく軽いもの]
……性にあわない、ね。
そこまで言われちゃ、敵わないねぇ。
[言い直された言葉>>*22に、ゆるく肩を竦める。
死ぬわけにはいかない、と。
示された意思は同じものだから、同意を示すように頷いた]
……裏返すと、そういう生き方しかできなかった、とも言うんだけどね。
[緩い笑み向けるメーフィエ>>*27に笑み返す。
紅散らしてから後の様子から、彼女が『なりきっていない』のははきと感じたが、それをどうこういう事はない。
つまらぬ拘りで、仲間を失うのは愚行、と知るから。
だから、それ以上は言葉を尽くさず──手に残る紅の鼓動が失せぬ内にと、喰らい尽くした]
……さて、と。
やることやったし、長居は無用、と。
ここから先が、本気の勝負だからねぇ……気合、入れないと。
[そう、告げる様子は。
紅に彩られた一部を除いて、常と変わらぬ青年のそれを織り成していた。*]
/*
とりあえず、下に行くとろくおんされてしまいそうなので、上で捕まえる試み。
さて、ここから襲撃相談間に合わせねば……!
― 地下/武器庫 ―
[地下室に足を踏み入れれば、二つの部屋の扉。
どちらが件の武器庫であるかは、その扉に掲げられたプレートで容易く知れた。
開いた扉にずしりと重みを感じた気がしたのは、きっとこの扉奥にある何かで、誰かを「殺す」のだと意識した所為。]
何にしても。
ただ殺し切れないだけじゃ、いられないもの――。
[武器の扱いには決して詳しい訳では無かったが、それでも何か自分に扱えそうなものを探さねばと。
そのうちに目は自然と、装飾の施された真っ直ぐな剣に。
こういう時でも美しい細工物を選んでしまうのは職業柄かもしれない。
は、と息を吐いて、その剣の柄を握りしめた。
扉が開く音>>86に気付いたのは、その時だった。]
――――…、だれ?
[思わず手放しそうになった柄を、改めて強く握りしめ、静かに振り向いた。
自分でも、己の顔が強張っているのが、判った。]
オリガは、 プラーミヤ を心の中で指差しました。
― →三階 ―
[下へ降りる階段の方に誰かの姿を見つけた]
……サーシャさん?
[後姿がそれっぽかったから呼び掛けてみたけれど、聞こえなかったみたいだ。
まぁ別にいいかと、ボクは目的通り三階を目指す事にした。
誰かさんたちのように自前の武器なんて持たないし、ボクは丸腰だ]
/*
んむ、これ以上引きずるの良く無いか…良く無いな…
オリガ嬢には、エピで改めてごめんなさいしますので、なんとか動いて頂けますように…
目的は、同じみたいですね。
[先程とは違い、どうにか敬語を紡ぐことが出来た。
けれど心の内には多少の焦りが生まれる。
相手の手には何かが握られていた。
もし武器なのだとしたら、彼女にその気があるのなら、何も持っていない僕は、危険に晒されていることになる。
僕は止めていた足をそろりと動かし、メーフィエとの距離は余り縮めないような位置を歩いて並ぶ武器の一部へと手を伸ばした]
/*
・ありそうな武器
短剣、長剣、手斧、鉈、棍棒、珍しいところで短銃?
棍棒微妙かなwwww
棍棒抜いて左から番号振り、6出たら任意。→{1}
─ 前日 ─
[広間にいたキリルとリディヤに展望室で見た光景を伝えた後。
常であれば、キリル>>71やリディヤの様子を気にしたり、展望室へ向かうなら付き添いを申し出る所。
けれど収まり切らぬ動揺と震えにそんな気は回らず、とにかく身体を休めようと早足で客室に戻っていった。
扉に鍵をかけ、しっかりと閉じていた首元を緩めるだけで寝台に倒れ込む。
シャツの下、きつく巻きつけた包帯が息苦しくはあったけれど、それを解ける程気を休められない。
『ゲーム』の始まり告げられる前から不可解な点は幾つもあって、不審を募らせてはいたけれど。]
……なんで、こんなことに。
[小さく言葉零した後、瞑目し毛布に潜りこんだ]
─ 客室 ─
…何で。
[零す疑問は、主人が『鬼』に喰われたという事、ではなく。
まるで何も感じていないような、メイドの様子に対して。
他のメイド達も、変わらないままなのだろうか。
無表情さは、人間らしさを全く感じさせないもので。
気味悪さだけではない、震えが走った後]
……あぁ。
遅かった、か。
[眠り落ちる前、展望室であの紅い月見た時に始まりは認識していた。
冷静さがあれば、こうなることは解ったはずなのに、という呟きを零し]
─ 客室 ─
[一時、瞑目した後、顔を上げる。
過ぎたことを考えるよりも、今のことを考えなければいけない。
自分の命は、自分だけのものではないのだから]
…武器庫を開放したって、言ってたな。
[メイドの言葉を反芻し、ベルトに括ったままのナイフに手を添える。
掌に隠し切れぬ程度の大きさのナイフは、常の護身としては充分。
けれど、この『ゲーム』においてはあまりにも心許なく感じられて。
シャツの襟元をきっちりと閉じ、簡単に身嗜みを整えてから部屋を出た。]
─ →廊下 ─
/*
うん、結局ベルナルト頼みか、すまんーー。しかし、やっぱ武器持ってる人っていう条件もあってね!うん!まじごめんっ><
……何となく、ヤバ気だとは思ってたけど。
こいつ、野放しにしとくのヤバイわ、ホント。
[異国の男と相対しつつ、ぽつり、意識にコエがおちる]
……ま、こっちはどーにか捌く方向に持ってってみるとして。
次の『役回り』、どーすっか、ねぇ。
[『人』を堕として数を減らしていかねばならぬのが、『鬼』の『役回り』。
対峙しつつ、どこを『喰らう』かの思案も巡らせる。
地下墓地のやり取りで、ジラントに思う所はあれど。
今すぐ事を起こす、という思考には至っていない]
……どっか、『喰らい』たい、アテ、あったりする?
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