― 三階/主の寝室 ―
[荷物を抱えてその場へと訪れれば、先に訪問した人々はまだそこにいるだろうか?
もし居たのなら、一礼して、アーヴァインの弔いの準備をすると告げる。
そこに、先ほどヒューバートに言った言葉も忘れずに加えて。
手伝おうという申し出は、今度は固辞して]
汚れてしまいますから、大丈夫です。
[そう返して、そう言えば、皆は立ち去るだろうか。
いずれにせよ、部屋の中へと歩み行って]
……失礼いたします。
[そう頭を下げてから、掛けられていたシーツを剥がし、血で染まったアーヴァインの衣服を剥ぎ取る。
そのうち、湯が届けられれば礼を言って、剥がしたシーツを使って体を拭き清める]