― 2階・客室 ―
[返された声>>125に扉を開く。
扉の向こうで彼が肩を跳ねさせたことなど知る由も無く]
……お邪魔するよ。
[礼を受けてひらりと手を振りかえす。
けれどすぐに問われる本題に、少しばかり苦い笑みを零した]
そうだね、話をしてしまおう。
まずはこれを見て貰おうかな。
[腰のポーチを開き、取り出すのは水晶に似た一柱。
ユージーンへ向けて差し出し、手が受け取ろうとするならその上へ]
以前、人狼事件に巻き込まれた人から譲り受けた、という話の石でね。
端的に言うなら、この石には人狼か否かを見極められる力がある。
……失礼とは思うが。昨日、君のことを視させて貰ったよ。