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??? はし? おちた?
[告げられた言葉>>*20に瞬くような気配。
コエに疑問の色が乗る。
感覚は共有しているものの、この場所が橋によって麓と繋がっていると言う認識が全く無かった。
今まで眠っていたのだから仕方の無いことなのだが]
みつかったら だめ
わかった みつからない
[本当に理解しているのか怪しい返答だった]
─ 3階・父の寝室前 ─
[靴音が遠ざかって、今度は慌てた足音が近付いて来る>>92。
かけられる声に涙で濡れた瞳を開くと、特徴的な緑色が目に入った]
…っく……ひっく…… ネ リー、
おと、さま……… し、しんじゃ…っ
[嗚咽は止まらず、声は途切れ途切れ。
怪我の有無を聞かれると、無い、と言う代わりに溜まった涙が零れるくらいに大きく頷いた]
そう、橋。
この場所と、外をつなぐ、唯一の道だな。
それが、なくなっちまった。
[コエに宿る疑問>>*21に、そういや外の事とか知らないんじゃ、と思い至って説明を付け足す]
うん、俺も気をつけるから、ハーノも気をつけろ。
[怪しい返事に更に言葉を重ねておく。
と、言っても、閉ざされた環境にこんな少人数がいる、という状態では、いつまでも隠れてはいられまい、との思いもある]
(……とはいえ、さすがにこの人数一度に相手取るのはなぁ……)
[さすがにそれは、ちょっと厳しい。
そうでなくても、ずっと自制して糧を得ていない状況では、全力を出し切れるかも怪しいもので]
(生き残るためにも、喰っとかんとまずいか……)
[そんな思考を巡らせる間は、自然、コエも沈黙する]
はし
そと つなぐ ……でられない?
[唯一の道>>*22と聞いて、ようやく合点がいったらしい]
はぁい きをつける
[重ねられた言葉にも素直に返事をして、見つかってはいけないのだと理解する。
とはいえ、この幼仔が出来そうなのは、文字通り見つからないことしか無さそうだが。
意識が別たれているために自然と偽ることは出来ているが、ハーノが表に出て居る時に誰かと接触したなら、偽ることは難しいだろう]
[フォイユと会話していても、その思考までは読み取れない。
伝わるものが無ければ問うことも無く。
沈黙が長いことについても、今までも会話しなかったことは多かったため疑問には思わなかった]
─ 3階・館の主の寝室前 ─
[>>94頷くばかりの幼い主の体をざっと見る。痛がる様子がなければ怪我もないだろうと判断すると、小さな体に手を伸ばして落ち着けるように抱きしめた。]
ええ、聞きました。
でもお嬢様がご無事で、旦那様は安心していらっしゃるでしょう。
[言葉に上手く労わりを込められたか解からなかったが、そう言い背中をゆるゆると撫でた。
ゆっくりと息を吐く。
視線を主からはずし、寝室の方へと向ければ、腕の中の赤よりもっと赤く見覚えのある色が見えてまた目を細めた。]
(あーあ、こういうのからは足をあらったはずなんだけどねぇ)
[胸中はやはり表には出さずに、背を撫でる手は極穏やかだった。]
─ 3階・父の寝室前 ─
[何にも支えられず震えていた身体が抱き締められる。
触れたネリーにもその震えは伝わったことだろう。
抱き締められて、ほんの少し震えは緩んだようだった]
おと…さま……グスッ
[背を撫でると共に紡がれる言葉>>95。
喩え父がそうだったとしても、ヘンリエッタの心中は穏やかならざるもので。
ただただ、ネリーの腕の中で泣き続けていた]
ああ、何とか道は探してみるけどな。
[橋が再度かけられる可能性はあるかどうか。
逃げ出した使用人たちがどんな話をするかにもよるだろうが、今のままでは難しいだろう。
仮に再建されるとなっても、一朝一夕でできるものではない。
あー、やっぱり手間だ、とは思えど、それを表に出す事はなく]
うん、いいこだ。
[素直な返事>>*23に、自然、コエは柔くなる。
危惧は多いが、考えても仕方ない、と割り切ればそれを投げ出すのは早かった。
変わりに巡らせるのは、糧として誰を狙うか、という現実的な思考。
現状、御しやすそうなのは、客人の女性……では、あるのだが、即断するには至らない]
─ 三階 ─
[階段上って進んでいけば、やがて、大気に混ざる異臭に気づく。
ほんの少し眉を潜めて歩み進めれば、泣き続ける少女を支える姿が見えて]
……主殿は、中?
[寝室の方をちらりと見て、問いかける]
とりあえず、ヘンリエッタ嬢、ここから離した方がいいだろ。
……主殿も、そのままってわけにはいかんだろし。
[自身が恩人に紹介されて身を寄せた教会は、普通の教会ではなく。
いわゆる、人狼など「人ならざるもの」に対抗する手段を持つ「組織」でもあった。
だが、自身が争いを好まなかった故に、それらを身につけることはしなかったのだけれど]
……だとしても、これは使えるでしょうね。
あまり使いたくはありませんが、そうも言っていられない。
[言いながら、一度鞘から引き抜いて、刃に光を反射させて、そうして鞘に収めて]
……ですが、私たちの中で、誰がそうなのか……
奴らの性質を考えるなら、誰も信用できない事になります、ね。
[だから、せめて自分の身は守らなければ、と、
そう心に刻み込んで、短剣を元あった場所に隠すように仕舞い込む]
……弔うのに、必要な準備をしなくてはいけませんね。
せめて、少しでも血は拭って差し上げたいですが……
それが難しければ、清潔なシーツで包んでしまいましょうか。
それと、一握りの灰、ですね…暖炉の物でいいでしょうか。
[誰かの参列を望むわけではなく、それは、ただアーヴァインへの恩義の為に。
何より、誰かを疑う事から目を逸らしたくて**]
─ 三階/主の寝室 ─
……か弱いって、誰がですかと。
[そこだけは流しちゃいけない気がして、さらっと突っ込みを飛ばしつつ。
ヘンリエッタに呼びかける様子>>101に、こっちは任せればいいか、と自分は寝室へと踏み込んでいく。
嫌でも目に入る赤い色、けれど、取り乱す様子はなく、僅かに目を細めるだけ。
傷の検分などには手を出す事はせず、ベッドにかけられていたシーツを手にとった]
どうするにしろ、このまま野ざらしにはできねぇしな。
[そういって、白のそれを亡骸の上にふわりとかける。
白にはやがて、異なる色が滲んで行くか。
そのいろを見ながら、ふ、と目を伏せて]
……こうなると。
やられる前にやるしかねぇ、かね。
[こぼれた呟きは、ごくごく小さな声によるもの。**]
― → 廊下 ―
[着替えを済ませ、小さなポーチを腰に据え。
再び廊下の、その窓辺に視線を送った時には誰も居らず。
細く空気を裂いていた少女の泣き声も途切れていた]
気付いて向かってくれたのかな。
……私が行くより、その方がいいだろう。
[赤に染まる自身から必死に視線を背けようとする姿が過ぎる。
今行けば、また思い出させてしまうかもしれない。
少しだけ時を置いて。――なんて]
……ただの言い訳、だね。
[彼女の為のように繕った、怯えられたくないだけの自己擁護。
細く息を吐き、窓辺に寄った、先]
……、ッ!?
[黒々と染まる焼けた跡。
炭化した支柱だけを残して、吊り橋は消え去っていた]
何故、……、
[疑問を零しかけて、悟る]
……嗚呼。
もう、逃げ場はないのか。
[窓の向こう、広がる朝の空を鳥が翔け抜けていく。
視線は其れを捉えず、思考の只中を揺らめくばかり]
[迷い子の思考を収めきれず殊更にゆっくりと目蓋を下ろす。
今、やらなければならないとすれば]
……ユージーンに、頼まなければな。
アーヴァインをあのままには、したくない。
[既に彼が準備を始めようとしているのは知らぬまま。
彼の姿を探して視線が周囲を巡る]
[……孤島と化したこの館の中で。
一柱が示した、唯一人の信じられる人物を**]
─ 3階・父の寝室前 ─
[ややあって、周囲に人が増えてきても泣き止むには至らず。
ネリーに促されて>>101、一つ頷きを返す。
休む場所は自室ではなく2階の客間にすることにした。
手を引かれるならどうにか歩いて行くことは出来るはずだ]
………グスッ
[しばらくの間は嗚咽が止まらず、話すことも上手く*出来そうにない*]
わたし ここから でたことないから わかんないけど
おにいちゃ でられないと こまるんだよ ね
ハーノもさがすー
[やはり危機感は少し薄いかもしれない。
それでもフォイユ>>*24のために頑張ろうと、やる気だけは*出ていた*]
― 客室→二階/廊下 ―
[荷物の中から、聖書と祈祷書を取り出し、必要な物を揃えるために部屋を出る。
と、誰かを探すかのようなヒューバートの姿が目に入った>>108]
どうしました?
[声を掛けるとこちらに急ぎ歩み寄り、探していたのだと告げられて]
私をですか?
[そう聞き返す。
アーヴァインの事について、このままにしておけないと言うのに頷いて]
私もそう思いまして……
私は司祭ではありませんから、正式な葬儀を行う事は出来ません。
なので、魂を慰める程度のことしか出来ませんが……
正式な葬儀は問題が解決すれば執り行われるでしょうから。
[そう言って]
[ヒューバートの話はそれだけではなかった。
誰もいない所で話したいのだ、との言葉に、常とは違う物を感じはしたけれど。
何より、今、彼を信じていいのかと悩みはしたけれど。
それ以上に、何か、真剣なものを感じたから]
……承知いたしました。
アーヴァイン様の事が終わりましたら、部屋に戻りますので、その時にでも。
[そう言って一礼を。
何か手伝える事はないか?と問われたなら、少し考えて]
それでは、お湯を用意していただけますか?
アーヴァイン様の体を拭いて差し上げたいので。
[それだけを頼んで、自身は一度台所へ。
小さな木の器を探し、そこで薪が使われていれば竈の、無ければ広間の暖炉から少しの灰をそこに移す。
その後で、清潔なシーツを二枚ほど探してから、主の寝室へと]
― 三階/主の寝室 ―
[荷物を抱えてその場へと訪れれば、先に訪問した人々はまだそこにいるだろうか?
もし居たのなら、一礼して、アーヴァインの弔いの準備をすると告げる。
そこに、先ほどヒューバートに言った言葉も忘れずに加えて。
手伝おうという申し出は、今度は固辞して]
汚れてしまいますから、大丈夫です。
[そう返して、そう言えば、皆は立ち去るだろうか。
いずれにせよ、部屋の中へと歩み行って]
……失礼いたします。
[そう頭を下げてから、掛けられていたシーツを剥がし、血で染まったアーヴァインの衣服を剥ぎ取る。
そのうち、湯が届けられれば礼を言って、剥がしたシーツを使って体を拭き清める]
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