人狼物語 ─幻夢─

91 白花散る夜の月灯


編物好き イレーネ

だって、団長さんはそう望んでいるでしょう。

[中へ入ろうと動き出しながら紡ぐ声は冷たい]

おばあ様も、団長さんと長くお話してたのだから。
もしかしたらこうなる可能性を知っていたかも。それなら。

『故人の意思を尊重しなければ浮かばれない』

[無表情で結んだ言葉は、冷ややかを通り越した機械的な硬さを持っていた]

(143) 2014/01/15(Wed) 01:19:54

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