人狼物語 ─幻夢─


91 白花散る夜の月灯

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役者 エーリッヒ

― 回想/五年前 ―

[両親が死んだのは五年前。
俺に会いに町に来たその帰りに、馬車ごと崖から落ちた。
予定より帰りが遅いのを心配した村の人が探して、見つかった時には、遺体は獣に荒らされていた。

父さんは慎重な人だったし、夜とはいえ慣れた道で馬車の扱いをしくじるような人じゃなかった。
恐らくは、獣か何かに驚いた馬が暴れて、制御し切れなかったのだろう、と人々は言った。

俺が対面した遺体は、そんな理由からかきっちりと布に覆われて、顔だけが俺が見えるようにと晒されて。

その顎の下、布で隠れるぎりぎりの位置に覗いた傷跡……まるで、掻き切ったような抉ったような……
これは、野生の獣の傷なのだろうか?

だけど、その時はそれ以上の事は考えられなかった]

(166) 2014/01/15(Wed) 19:31:07

役者 エーリッヒ

― 回想/五年前 ―

[葬儀が終わって、様々な手続きを終えて町に戻って暫く後。

所属している劇団が、いつも世話になっている地元の教会のバザーで劇をすることになった。
それ自体はよくあることで、教会を訪れ話をすることもよくあることで。
その日も、そんな風に話し合いを終えて]

あ、俺、裏庭見ていくから、先に帰ってて。

[教会の裏庭には花壇があって、普段余り人が居ないのに手入れだけはされていて、その花を見るのが楽しみだった。
いつもなら外から裏に回るのに、何故かその日は近道をしようと教会の中を歩いていった。

普段はあまり使われていないその場所を通り過ぎようとして、足が、止まった]

(………え?)

[聞こえてきたのは話し声。人が居るとは思わなかったその部屋から聞こえてきた、両親の名前]

(167) 2014/01/15(Wed) 19:32:15

役者 エーリッヒ

― 回想/五年前 ―

(なんで、こんな所で、父さんたちの話を……?)

[聞くつもりなんかなかった、だけど、足が動かなかった。
聞こえてくるのはあの事故の事と……]

  「人狼」     
           「自己制御ができていない」    
          「探せ」     
「処分しろ」

[何を言っているのかわからない、だけど、両親の事故が「ただの事故」ではないことは、俺にもわかった。
これは聞いてはいけない、知ってはいけない事だと、頭の中で警告が鳴る。

そして……]

「そこで何をしている!」

[鋭く、険しい声に我に返る。部屋の中の気配が変わる]

(168) 2014/01/15(Wed) 19:35:08

役者 エーリッヒ

― 回想/五年前 ―

………あ……

[逃げ出したいのに、足が泥沼に嵌ったように重くて動かない。
部屋の中から出てきた人々の、鋭い視線に射抜かれて声も出せない。

踏み込んではいけないものに踏み込んだのだ、と。
もう、戻ることは出来ないのだ、と、その時思った]


― 回想・終 ―

(169) 2014/01/15(Wed) 19:35:57

役者 エーリッヒ

― 談話室 ―

[かく、と体が傾いで、はっとして目を開ける。
目を閉じていたのはそう長くはなかったろう。

その目の前に突きつけられていた、剣の切っ先>>154]

うわっ!

[慌てて体を引くが、それにも構わずレナーテが同じ事を、この場の一人一人にやっていく。
見かねたマテウスがそれを制する>161が、レナーテは止めるどころかマテウスに反論>>163を始めて

それに対するマテウスの声>>165にも苛立ちが乗って]

………なにやってんだ、レナーテさん、あんた……
酔ってるんなら。外に行って酔いを醒ましてきたらどうだ?

いくらなんでも、放っては置けないな、そんな暴言は。

[椅子に座ってこちらを見回すレナーテ>164にそう返す]

(170) 2014/01/15(Wed) 19:36:42

役者 エーリッヒ

― 談話室 ―

マテウスさんの言うとおりだ。
レナーテ…あんたの一人の意見で動く気はないよ、俺はね。

今、ここの最年長で、責任がある立場を任せられるのは、マテウスさんだ。
あんたじゃない。

[普段なら、敬称を略す事などしない声が、半ば苛立ちと共に落ちる]

これ以上、勝手なことは言わないで欲しい……
これ以上は、いくら俺でも庇いきれない。

なんなら、酔い覚ましに『ブラックカラントのフレーバードティー』でも淹れようか?
昨日、ドライフルーツを見つけたから、ね。

[最後の言葉は、普段どおりに軽かったけれど、視線はレナーテを睨んだままで**]

(171) 2014/01/15(Wed) 19:37:38

役者 エーリッヒ、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 19:39:46

【赤】 旅人 レナーテ

フフフ…酔いもするさ。

これでニンゲンたちは踊り出す。

さあ、お前はどうしたい?

──レアン。

(*18) 2014/01/15(Wed) 19:46:46

行商人 イヴァン

─ 前日 ─

[談話室を出た後、男が向かったのは地下の貯蔵庫だった。
持ち出したのはチーズや燻製の類と、酒。
それを持って客室に閉じこもる。
もっとも、このまま篭りきっているつもりはなく]

……なんとかして、ここからずらからねぇと。

[赤毛の少女から向けられた言葉を思い返す。
このままここに居たら命が危うい。
それは、本能的に察知していた。

とはいえ、その日は結局逃げ出す機を逸して──翌日]

(172) 2014/01/15(Wed) 19:47:34

行商人 イヴァン

─ 客室 ─

[緊張から、浅い眠りと覚醒を繰り返していた男の意識を目覚めさせたのは、外から聞こえた叫び声。

何事かあったか、と、扉に張り付き息を潜める。

とりあえず、男を訪れる者はなく、人の足音や話し声が遠ざかり、静寂が訪れたところで、男は身支度を整えた]

……何が起きたかはわからんが……くずぐすしちゃ、いらんねぇな。

[とにかく、ここから逃げ出す。
道が塞がっている事は聞いていたが、このままここに居るのも危険だ、という警鐘が男を突き動かしていた]

(173) 2014/01/15(Wed) 19:47:41

行商人 イヴァン

─ 聖堂・外 ─

[中を通っていくのは危険だ、と。
そんな思いから、窓をこじ開け外へ飛び出す。

常の狡猾さと慎重さを失した男は、身を隠して進む、という所まで意識は回せず。

ただ、この閉じた場所から逃げ出す術を求めて走り出す。**]

(174) 2014/01/15(Wed) 19:47:46

【赤】 娼妓 カルメン

[レアンとなのった闇の因子もつ者は同胞の聲に応えない。
耳朶と意識の双方に同じ言葉が伝うことから
誰がそうであるかは繋ぐことは出来たけれど。
消去法で理解した仇。
打ち解けきらぬ相手からの問いかけと促しに
うまく同調することは出来ぬまま、黙り込む。]

(*19) 2014/01/15(Wed) 19:48:06

行商人 イヴァン、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 19:49:59

自衛団員 マテウス、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 19:51:38

娼妓 カルメン、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 19:52:57

湯治客 アーベル

―談話室―

[酔い潰れたのか、酒瓶を前に眠る旅人を何とは無しに見遣って暫く。
談話室へとやってくる人にはひらりと右手を振って迎えただろう]

[やがて現れるマテウスの姿に目を留める。
自身もすぐに痛みに崩れてしまったからはっきりと確認できたわけではないのだけれど、雪に蹲っていた姿とオクタヴィアンが自身と同列に挙げて室内へと促していたのとに、何かあったのだろうかと気にはなっていた。
けれど何かに思い悩む様子>>160に声は掛け辛く]

[レナーテと名乗って居た旅人が意識を戻し、その言葉>>152を放ったのは何時頃だっただろう]

[その内容に呆気に取られ、目の前を過ぎて行く切先を眺めるばかりだった鉄紺色が感情のままに強い視線を投げつけるよりも、僅かにマテウスの制止>>161の方が早かった]

(175) 2014/01/15(Wed) 20:08:25

湯治客 アーベル

[棘有る言葉が交錯する場に漸く零したのは]

……そうだねえ。

[その空気に合わない何処か抜けた声。
緩やかに首を傾いで、――肩から小鳥は既に離れていただろうか]

総意にしたいけど、選び辛いって人もいるんじゃないかな。

何にせよ、必要なのは冷静になることだと思うよ。
感情のままに選ぶんじゃ、『人狼』を見付け出すなんてできない。

レナーテさんも苛立ってるのかもしれないけど、さ。
……その物言いじゃあ、他人事みたいだよ。

[決めてやってもいい。なんて。
まるで自分には関係ないが、手を貸してやると言わんばかりだ、と。
暗に秘めて、笑む**]

(176) 2014/01/15(Wed) 20:09:10

湯治客 アーベル、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 20:12:35

編物好き イレーネ

― →談話室 ―

うん、優しい人達。

[エーリッヒの言葉>>151も優しくて反論は止まったけれど、納得は出来なくて。でも、>>150と懸念を伝えた]

……あれば、いいな。

[再び足元を見ながら呟く。ケホと小さく咳き込んで]

寒いね。早く行こう。

[何かを紛らわせるように急ぎ足で談話室に向かった]

(177) 2014/01/15(Wed) 20:32:01

編物好き イレーネ

― 厨房 ―

ライヒアルトさん、オクタヴィアさん、私も手伝う。
手伝わせて。

[談話室の空気もどこか重たく、いつものように座ることなく厨房へ。エーリッヒの呼び方>>0:237を思い出して、カップや小皿などを一緒に出しながらオクタヴィアの顔を見つめた]

…やっぱり綺麗。
カルメンさんも綺麗だけど、オクタヴィアさんも美人。

[普段に化粧をしている人=女性という認識。白粉だけでも娘の中では、やはり女性だとなってしまった。
そんな会話で気を紛らせ、息を整えてから談話室に戻る]

(178) 2014/01/15(Wed) 20:32:58

娼妓 カルメン

―回想―

[カルメンにとって老尼僧は良心。
彼女が居たから彼女を見習い清くあろうと思った。
注がれた愛に応えるように慕い続けた相手。
喪ってなお、深い部分に彼女の存在はある。

だから、エーリッヒの同意>>146が嬉しくて
向けた表情はイレーネに向けたと同じやわらなかもの。

談話室へと続く廊下を歩きながら
イレーネの潤んだ眸を思い出す。
彼女が父親に向ける想いと
自身が老尼僧に向けた想いを何処かで重ねて
――泣かせたくない、と密やかに思った。]

(179) 2014/01/15(Wed) 20:34:28

【赤】 旅人 レナーテ

だんまりか、それもいい。

だが邪魔はするなよ。

そして忘れるな、お前も私と同じだということを

どう取り繕おうとも、お前はすでに受け入れたのだからな。

(*20) 2014/01/15(Wed) 20:34:50

編物好き イレーネ、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 20:38:12

旅人 レナーテ、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 20:39:30

役者 エーリッヒ、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 20:43:05

司書 ライヒアルト

─ 厨房 ─

Ich bete und drehe es
Wenn kann es schwächlich schützen…….

[願い歌を紡ぎきり、は、と息を吐く]

……『力なくとも護れるようにと』……か。

[ふと零すのは、最後の一節の意味する所。
ここに落ち着いてから五年、ずっとそう、思い続けていた、けれど]

……力、か。

[呟いて、引き出すのは藍玉を抱いた銀十字架。
起き抜けの不可解な現象が過ぎり、それを振り払うように首を振って]

(180) 2014/01/15(Wed) 20:48:28

司書 ライヒアルト

……あ。

[ようやく、やって来ていた奏者>>159の姿に気づいて、とぼけた声を上げた]

え、と、どうか、しました……か?

[歌声に足が止まっていたとは思いもよらず、投げかけたのはこんな問いかけ。
返されるのは、手伝いの申し出で]

あ……はい、お願いします。

[最初に示したのは躊躇いだったけれど、昨日言われた事は覚えていたから、すぐに淡い笑みとともに頷いて。
カップや、軽く摘めるクッキーの準備を頼んだ]

(181) 2014/01/15(Wed) 20:48:38

司書 ライヒアルト

……え?

[準備の中、不意に向けられた謝罪。
言わんとする所が図れず、天鵞絨がゆるく瞬く]

いえ……お気になさらずに。
どちらにしても、あのままには出来ませんでしたし。

[間を置いて、軽く首を横に振りながらこう返して、それから]

……気の利いた仲裁でもできれば良かったんですけど……そういうの、あんまり、得意じゃないから、俺。

今だって、お茶淹れるくらいにしか、役に立ってませんしね。

[冗談めかして言えば、それは違う、と何かが囁く。
力あるもの、成すべきを成せ、と。
それが聞こえた瞬間、拒むように頭を左右に振っていた。
唐突な仕種の意を問われるなら、何でもないです、と笑って。
無意識、銀十字架を握り締めた]

(182) 2014/01/15(Wed) 20:49:41

司書 ライヒアルト

……それより、急ぎましょう。
あんまり、お待たせするとまずいですし。

[しばらく銀十字架を握ってから、手を離してこう告げる。
イレーネの訪れ>>178はそれと前後してのこと]

ん、ありがとう。

[礼の言葉と共に少女に向けるのは、柔らかい笑み。
少女が奏者に向ける言葉は、素で聞いていた。
奏者の事は老尼僧から聞いていたし、綺麗、という言葉自体は否定する要素を持ち合わせていなかったから。

ともあれ、支度が整った所で、二種のお茶と共に向かうのは、談話室]

(183) 2014/01/15(Wed) 20:50:02

司書 ライヒアルト

─ 談話室 ─

[準備整えやって来た談話室にあったのは、どこか張り詰めた空気。
空気は暖かいのに、どこかひやりとしたものを感じさせるそれに自然、眉が寄る]

……なに……か?

[あったのか、と。
誰に問うでなく、小さく呟く。
天鵞絨はぐるりと室内を見回し、アーベルの肩に留まる蒼に目を留めて。
こきゅ、と首傾ぐある意味では暢気な様子に、ほっとしたように小さく息を吐いた]

(184) 2014/01/15(Wed) 20:57:04

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生存者 (6)

マテウス
150回 残9956pt
ライヒアルト
137回 残9381pt
エルザ
39回 残13912pt
アーベル
77回 残11656pt
イレーネ
93回 残10736pt
オクタヴィア
58回 残12068pt

犠牲者 (3)

ギュンター(2d)
0回 残15000pt
エーリッヒ(3d)
91回 残11230pt
ミリィ(4d)
64回 残12594pt

処刑者 (3)

イヴァン(3d)
0回 残15000pt
カルメン(4d)
83回 残11549pt
レナーテ(5d)
94回 残12033pt

突然死者 (0)

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