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─ 診療所 ─
テレーズは影響を受けていない…?
[どういう理屈かはわからないが、彼女のみが察知出来るものがあるのだろうとはその言葉で解る。
が、そもそも逸話すらうろ覚えな男にポラリスからの疑問に答える術も当然無く、ただ彼女の話を受け止めて]
俺には今何が起きているかも、今から何が起きるのかも解らん。
解るのは、何か起きるかもしれないと思って構えておくべきだと言う位だ。
ポラリス。
お前の今出来ること、しなきゃならんことは何だ。
どうしよう、ではなく。どう、出来る?
[焦りや不安で狭まった思考を少しでも広げられる様に、問いかける。
自分にも出来る事があるなら、助力は惜しまないとも付け加えて**]
[家に戻ると、まだヒューゴは来ていないと言う。どうやら村の中で、他にも倒れて眠ってしまったものがいるらしく、なかなか手が回らない様子だった]
そうか...先生も大変だね。
[伝染病ではないのか?とおろおろしているテレーズの両親を見ると、小さく溜め息をつく。一度大病を患って視力を失った娘への心配は人一倍強いものだから、無理もなかった]
伝染病じゃないと思うよ。睡蓮の泉の、封が解かれたせいだと思う。
心配しないで、だって、祈り子も魔も、人を傷付けることを望むようなものじゃないんでしょう?
[それでも落ち着かぬ二人に]
とにかく二人とも少し休んで、テレーズ姉さんには僕がついてるよ。
[心配性だと思われてしまうだろうか。
少し前に会ってきたはずの恩人二人が気になって
何もなければ良いと思いながら医師の実家を目指した。
皿の破片で傷ついた膝がじくじくと痛むけれど
そんなことよりも安否を確認することが大事]
――…、は。
[少しだけ息があがる。
それでも駆ける足はゆるむことなく。
目的の場所に辿りつけば扉を強めに叩き、反応を待つ]
―自宅―
[首をかしげたまま自室へ戻って本棚を漁った。
読み聞かせ用の伝承本を小さいころに貰ったような記憶があって
それを探していたのだ。
そして今はベッドに転がって本棚の奥の底の底から見つけたそれを読んでいた。
平和を望み、祈り続けた『祈り子』と、人を護るために自ら封された『魔』。
そのどちらもがあの睡蓮の咲き誇る泉に封印されていたのかと、ようやく思い出した]
ふーん、『蝕』の日の出来事か…。
なるほどねえ…けど、ボクにはよくわかんないや。
どうしてその封印が解かれたら怖いの?恐れてるの?
…どっちも、他の人を助けようとしてたんでしょ?
[さっぱりわからない。
と、そこで考えることをあきらめて、立ちあがった。]
いってぇ!
誰だよ、こんなとこに百科事典置いたの…は、ボクだ。
[本棚から抜き出して床に転がした本の角を踏んでばたばたしたまま』
おふくろー、ボク出かけてくる。
[キッチンへ声掛けて靴をはいた。
返事がないのは出かけているのだろうと、深くは気にせずに外へ]
― 医師の実家 ―
[もう一度扉を叩いた。
声は返らない。足音も聞こえない。
ノブに手を掛ければそれは難なく開いた]
……ねぇ、いないの?
[鍵をかけ忘れたまま出掛けてしまったなら、と
そんな風に考えてしまうのは倒れた姿をみたくないと思うから。
杞憂であればと思いながら、リビングへと向かう]
おじさん、おばさん……?
[声には不安げな色がのる]
― 診療所へ向かう途中 ―
[診療所へと走る途中、声を掛けられて>>71立ち止まる]
あ、アルビーネお姉ちゃん
[振り返ればそこには宿屋でよく見かける女性の姿
行き先を問われたなら頷いて]
うん…パパとママが倒れちゃって……ヒューゴ先生のところに行けば何かわかるかな、って。
[簡単に事情を説明したなら、宿でも同じ様なことが起きたことを告げられた]
同じ、みたい。
どうしちゃったのかな、みんな……
え?…うん、わかった、先生に宿屋の人の事も話しておくね。
[気になることが出来た、と戻って行くのを少し見送ってから、再び診療所へ向けて走り出す]
………『封』を、解き放たれたものをこのままには出来ない。
もし、何かが起きるのだとしたら、それは止めなきゃならない。
睡蓮の『封』は、まだ力を残してるから……止めることは出来る、と思う。
[『封』に関わった血筋の使命とも言えるような、そんな感覚がポラリスの中にある。
落ち着かせてもらい、順序立てて思考を引き出されたお陰で頭の中が整理され、やるべきことを見出すことが出来た]
解かれたものがどこに居るのかは、分からない。
けど…。
テレーズちゃんが影響を受けてないって判ったんだから、誰か他の人に宿ってる可能性は、あると思うの。
止めるには、今のところその人ごと封じる……眠ってもらうしかないわ。
[それは祖父が書き残してあった万一の場合の方法。
ヒューゴには睡蓮を使った『封』の方法も伝えておいた]
眠ってしまった人、他にもいるみたいだね。
[冷たい手を握りしめて、ぽつりとコエを零す。意識して力を使った時以外は、どこで何が起こっているのかは、はっきり判らなかった]
...もしかすると、眠らない人が疑われるようなこともあるかも。エリィゼちゃんは、大丈夫だと思うけど...気をつけて。
[いきなり少女を疑ってかかるような村人はいないだろうと思いつつ、忠告だけは口にする]
……何なんだよ、ほんとに……。
[こんな時は、言葉を交わせぬのが少しもどかしいな、と思いつつ]
……んー……一度ウチ、戻るかなぁ。
採取籠持ったままだと、ちょっと邪魔だし。
[そう、呟いて、足を向けるのは自宅の方]
そういえば...クレイグも来ないなあ...
いつも居眠りしてるけど、まさかあのまま眠っちゃったり?
[窓辺からは村への道が良く見える。テレーズ自身は目にする事ができないけれど、誰かが尋ねてきたりすれば、いつも自分が彼女に報せていた]
―広場―
[ふらっと広場までやってはきたが、見かける人影が少ない気がした。
もうそろそろ日が陰り始める頃合いだろうが…]
気のせい?かな?
[通りの真ん中に立って、あたりを見回す。
言葉では言い得ない不安がじわじわと広がっていく]
ちょ…言い伝えの何かが本当の話でさ…
封印が解かれてやばいのが出てきたとか、ないよね…
[ぞくり。
冷や汗が背を 伝う]
― →診療所 ―
[診療所に着いたなら、ドアを叩いて]
ヒューゴ先生、います、か?
[他に誰か来ているかも知れないから少し遠慮がちに、だけどはっきりと呼びかけて
中へと通されたなら、くるりと見回して、ポラリスがいるのを見つけたなら、ぺこりと頭を下げてから、自分の家族と宿屋で起きた出来事を話す]
苦しそうじゃ、なかった、かな…なんだか、眠っているみたいに見えるの。
[自分がみて、感じたことを伝えて、だけどそれ以上はどうしていいかわからなくて]
……あの、『蝕』の日から…夢を見てから変なことばっかり……
[小さく呟いた声は、誰かに聞こえただろうか
もし、ポラリスが話す言葉>>81が耳に入ったなら、表情は無意識に固くなったかもしれない]
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