─ 生徒玄関 ─[柄の長い熊手を両手で掴み、ぐるぐる回してみたりと使い勝手を試してみる。廊下では少し狭かったため、用務員室から近い開けた場所である生徒玄関で熊手をぶん回していた]重心さえ間違わなきゃなんとかなっかな。[熊手は竹製であるためそこまで重くない。片手での取り回しも何とか出来そうだった]結構いーかもな。[右手で柄の中心辺りを握り、柄の先端を右脇の後ろへと通して支え、鉤の広がった部分を外へと払って一時停止。に、と笑って呟く様子は満足げだった]