人狼物語 ─幻夢─


96 ― Lupus in Nebbia ―

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ro0okie 礼斗

飛河さんっ、
……馬鹿か!

[思わず悪態をついて、相変わらず濃霧のひどい外、彼女がいるであろう空間に呼び掛ける。]

おおーい!
戻ってこーーーいっ!!

[ここで追い掛けられたら良いのだが、ミイラ取りがミイラになるわけにはいかない。

せめて彼女が戻って来るための指針になるよう、声を張り続けるしかなかった。
口に手を当てて囲い、戻ってこいと繰り返し続けた**]

(40) 2014/12/06(Sat) 07:55:02

aquila 聡

─ 浴室前廊下 ─

……あ、ああ。
少なくとも、俺が出る時には、まだ、広間にいた。

[いたはず、だ、と。
記憶をたどり、珠樹>>32に頷く。
広間を出てから、悲鳴が届くまでそんなに時間あったっけ、と記憶をたどるが]

……霧……。

[続く叫びに思い出す。
突然周囲を包んだ真白の霧。
全ての感覚を遠のかせるように包み込んできたあれは何だったのか──そんな思考を遮るように、また、声が上がって。>>33]

(41) 2014/12/06(Sat) 15:41:37

aquila 聡

え? あ、ちょっ……。

[呼び止める暇もなく、珠樹は立ち上がって駆け出していく]

……ぁー……。

[サイアク、との呟きは口の中]

ったなぁ……ああいう状態って、中々鎮まんないんだよねぇ。

[妙に実感籠もった呟きを漏らした所で、ふと、何か音>>30が聞こえたような気がして。
あれ? と思って瞬きひとつ。
振り返った先にはやや遅れてやって来た亘の姿。
通信機器の異常は、まだはっきり確かめていないから、その手のスマホにはすぐに違和感を感じる事はないけれど]

(42) 2014/12/06(Sat) 15:41:41

aquila 聡

……ったなぁ。

あっちもほっとけないけど、こっちもほっとけない、よねぇ、コレ。

[言いながら見やるのは、いろを変えていく紅に染まるひとの姿。
現場維持とか、そういう発想がすぐに出てこないのは状況の異常さがまともな思考をどこかに飛ばしているから。

ついでに、ある種の現実逃避も含んでいるかも知れない。
一気に色々起きすぎて、思考が中々追いついてくれなかった。*]

(43) 2014/12/06(Sat) 15:41:44

juju 珠樹

─ 霧の中 ─

[玄関ホールに誰かが居た>>39など、珠樹は気付きもしなかった。
とにかくこの不気味な館から離れたかった。
そうしなければ自分もあのひとのように殺される、そんな風に思えたから。
濃い霧の中でも、館から離れればきっとどこかに辿り着くと、そう信じて駆け続けて。
やがて、前方から呼びかけるような声が聞こえて来た。
誰かが居る、と頭に滑り込んで来た情報を抱えて更に駆けて。
その声の主が視認出来るまでに近付いた時、珠樹の顔から表情が消えた]


────……なん で 、

 

(44) 2014/12/06(Sat) 19:13:59

juju 珠樹

[目の前に聳えるのは先程まで居た館。
玄関口には声を張り上げる礼斗の姿>>40が見える]

な んで、 真直ぐに 走ってたはず、なのに

[震える声が零れ落ち、駆けた疲労もあって膝から力が抜けた。
ぽす、と珠樹はその場に座り込んでしまう]

いくら周りが見えないって言っても、おかしいよ
Uターンするほどカーブした覚えなんて、無い

[錯乱の次は混乱。
珠樹はここから逃げられないと言う事を、身を持って体験した]

(45) 2014/12/06(Sat) 19:14:04

juju 珠樹、メモを貼った。

2014/12/06(Sat) 19:14:58

ro0okie 礼斗

[いくら声を張り上げても、全て霧に遮られている気がしてならない。それでも止めるわけにはいかずに呼びかけ続ければ、やがて喉は痛む。

ふと霧がゆらぎ、影が見える。
はっとしてその姿を見つめれば、飛河の姿が見えた。>>45

声に気づいて戻ってきてくれたのかと思ったが、そう思うには、彼女の表情はあまりにも冴えなかった。]

「なんで」? 戻ってきたのではないんですか?

[それに対する彼女の返答は、礼斗の声に答えるというよりは、独り言のような言葉で]

それは、……どういうことですか。

(46) 2014/12/06(Sat) 21:44:58

k710 ワタル

─ 浴室前廊下 ─

は?

[帰って来た答え>>31に、やっぱり思考がすぐには追いつかない。
前髪を掻き上げる聡を見て、叫んで駆けて行く>>33珠樹を呆然と見送って、それからやっと動き出した――浴室の中を覗いた]

…… っ、綾野、さん…?

[死んでる、という言葉通り、到底生きているとは思えない光景だった。
思わず後ずさりして、口許を抑える]

一体、何で…… ッ!

[そう問おうとして、はっと目を見開く]

(47) 2014/12/06(Sat) 21:45:35

ro0okie 礼斗

あなたはここに居てください。

[まだ混乱している彼女の両肩に両手を置いて、その瞳を覗き込む。
それから霧を一睨み、意を決して霧の中へと飛び込んだ。

今の飛河は、とても冷静な思考をしているとは見えなかった。人は平衡感覚を失うとまっすぐに歩けないというし、彼女の「カーブした覚えは無い」という言葉は信じるには少し足りなかった。
その点礼斗は、まだ何が起こっているかを知らないゆえに落ち着いている。
白い視界の中を、なるべく足元を見るようにして走った。

そうして霧の中をゆけば、やがて大きな影がうすらぼんやりと見えてきた。
は、と顔を上げる。

そこには未だ、飛河の姿があった。
彼女の元に再び近寄る。]

これは一体……。
飛河さん、何があったのですか。何を見たのですか。

[なるべく口調が攻撃的にならぬよう、はやる心を抑えながらゆっくりと問う。]

(48) 2014/12/06(Sat) 21:46:32

ro0okie 礼斗、メモを貼った。

2014/12/06(Sat) 21:47:14

k710 ワタル

[そのまま、視線は下に落ちた。
事切れた綾野も、駆け出して行った珠樹も、このままにしてはおけない。
頭では分かってはいるのだが、身体の方はそうは動かなかった]

……。

[手の内で小さな灯りが明滅している。
恐る恐る片手を持ち上げて、スマホの画面を見て、 口を開く]

(49) 2014/12/06(Sat) 21:56:05

k710 ワタル

…… 『鷹津 聡は 人間のようだ。』

[そう呟いてから、顔を上げた]

“占い師”がいる、ってことは。
“人狼”もいる、のか……?

[その場にいる者への問いかけなのか、独り言なのか。
亘の表情は固い]

(50) 2014/12/06(Sat) 21:56:47

k710 ワタル、メモを貼った。

2014/12/06(Sat) 22:03:13

juju 珠樹

─ 玄関外 ─

[問う声>>46に緩く顔を上げる。
けれど、説明をするには頭の整理が追いついていなくて。
答えられないで居るうちに、礼斗はここに居ろと言って霧の中へ飛び込んでいった>>48
両肩に置かれた両手の感覚が、少しだけ珠樹の意識を混乱から引き戻す]

……なによ、これ
逃げられない、逃がさないとでも言うの?

[礼斗が霧へと飛び込んだ後、震える声で呟き、両手で身体を抱き締めるように両腕を掴んだ。
身体が震えているのが分かる。
止めようと思っても止まらない震え。
は、と短く呼吸を繰り返していると、霧の中へと飛び込んだはずの礼斗が再び近付いて来た]

(51) 2014/12/06(Sat) 22:11:40

juju 珠樹

……顔、洗いに行って、お風呂の脱衣所に居たんだけ ど
家の中なのに、急に、霧が立ちこめて、
なにか、物音がしたと思って、振り返ったら……


かっ、香月、さんが 血塗れで、しん で───

[目の当たりにした光景を思い出し、声を詰まらせながらも礼斗の問いに答える。
混乱したままにしては説明出来た方だと思う。
問われるなら一人だったことも答えるが、自分が疑われるなどと言うことは頭に無かった]

(52) 2014/12/06(Sat) 22:11:46

aquila 聡

─ 浴室前廊下 ─

[浴室の中を覗き込み、口許を抑えて後退る亘の様子>>47は、やはり、混乱を伺わせるもの。
そりゃそうだ、と思う。
訳の分からない状況で、訳の分からない形で人が死んだ。
これで落ち着いていられたら、逆の意味で怖い──なんて思考は、途中で途切れた]

……は?

[スマホの画面に視線を落とした亘が口を開き。>>49
呟かれた言葉>>50に、惚けた声が上がった]

(53) 2014/12/06(Sat) 22:12:37

aquila 聡

な……なに、その。
まるっきり、シスメな文章。

[一拍間を置いて、零れたのはこんな一言]

そりゃ、俺は人間です、けど。
……その言い方って、まるで……。

[占い師のシスメじゃ、と。
言おうとした言葉は、亘の口にした二つの単語にまた途切れた]

……え、なに。
マジで、リアル人狼……で。
香月さんが、初回襲撃された、とか、そーゆーこと?

[思い出すのは、広間のパソコン。
人数的な合致、一人目の死と、自分に対する『占判定』。
合いすぎる符号に、一瞬、眩暈のようなものが感じられた]

(54) 2014/12/06(Sat) 22:12:42

aquila 聡、メモを貼った。

2014/12/06(Sat) 22:13:59

k710 ワタル、メモを貼った。

2014/12/06(Sat) 22:18:08

k710 ワタル

― 浴室前廊下 ―

……『あなたは占い師です』って、メールが来てたんだよ。
だから、多分、そーゆーコトなんじゃねーかな。

[言いながら不意に表情を歪ませ、目を逸らす]

……綾野さんがダミー役ってか?
ふざけてやがる。

[吐き捨てるように呟いた。
滲む憤りは聡>>54に向けた訳ではなく、この“ゲーム”に対してのもの]

(55) 2014/12/06(Sat) 22:27:25

aquila 聡

─ 浴室前廊下 ─

……は。

[疑問に返された言葉>>55に、一つ、息を吐く]

ふざけてるっつか、冗談じゃねぇ、っつか……。

[他に言葉がなくて、どうにかそれだけ零して、それから]

……これがリアル人狼だってんなら。
つまり、人狼見つけてどーにかしないと、終わらない……?

[webサーバー上の『ゲーム』なら、何のためらいもなく言える『吊る』とか『処刑』とか。
そんな単語はすぐには出てこなくて、そこは『どーにか』という言葉に置き換えられていた]

(56) 2014/12/06(Sat) 22:39:17

ro0okie 礼斗

[霧の中を走って、なぜこの場所に戻ってきてしまうのか理由は分からない。
こんなことはフィクションで起こるべき出来事で、礼斗の知る日常からはかけ離れすぎている。
だがここで混乱を表に出してどうする?何も変わりはしない。

飛河が語る言葉を、相づちをつきながら口を挟まずに聞く。
そして彼女が言葉につまれば、もう分かったと首を横に振った。]

香月さんが、何者かに殺されたという事ですね。
僕は、先ほどまで彼女と一緒に大広間にいたはずなんです。
ですが、一瞬意識が飛んだと思ったら……彼女がいなくなっていました。
あれが「霧」だったのでしょうか。
飛河さん、あなたは誰かと一緒にいましたか?

[ずれかけた眼鏡をかちゃりと動かして位置を直す。
最後の答えには「1人だった」との答えが返ってきた。]

(57) 2014/12/06(Sat) 22:42:20

ro0okie 礼斗

[状況を見てみなければ何とも言えない。
言えないが、この時点では礼斗は飛河を疑えない。

加害者が複数いる可能性は、まだ残っているのだから。]


お願いがあります。
僕をその場所に連れて行ってくれませんか。
それに、今……単独で行動するのは止めた方が良い。

酷な事を言っているとは思います。
あなたは目を瞑っていて良いから。

[ここで下手に屋敷内を彷徨って、誰かに背後から――という展開はまっぴら御免だ。
ショックを受けている彼女には悪いと思うが、頼み込む。]

(58) 2014/12/06(Sat) 22:42:56

juju 珠樹

[礼斗はこの状況でも冷静だ>>57
お願い>>58に、ぅ、と短く気まずげな声を零したけれど、一人で居るのは確かに嫌で]

…わ、わかっ た。

[躊躇いながらも礼斗の願いに諾を返す。
案内は彼の後ろからする形にして、現場に着いた時に直接遺体が目に入らないように心掛けた]

(59) 2014/12/06(Sat) 22:54:27

ro0okie 礼斗

[道中ふと思いついて、後ろから案内をしてくれる飛河を振り返り、口元に笑みを浮かべながら眼鏡を外して手渡す。]

良ければ、かけます?
魔法の眼鏡ですから。

[ただのPC用眼鏡だ、かければ視界が黄色がかって見えるがそれ以上も以下も無い。
礼斗にとっては日常と非日常―オンオフを切り替えるためのスイッチではあるが。]

それにしても、僕は「juju」さんのことを高校生さんかと思ってたんですけどね。
どうもお世話になってます、「ro0okie」です。

[ついでに正体も明かしておいた。
これが彼女に取って何の判断材料になるかは知らないが。]

(60) 2014/12/06(Sat) 23:17:32

ro0okie 礼斗

―浴室前―

[飛河に案内されるままに目的の場所へたどり着けば、そこには既に駆けつけていた人たちの姿がある。]

失礼、僕にも見せていただけますか。

[そう言って間をすり抜け脱衣所に至り、香月の遺体を見る事に。

それは、想像していたよりもショックの大きなものだった。
は、と息をのむ。

映画やドラマでみるような作りものではないと眼前に突きつけられた。
血のにおい。
とても長くは見てられない。死因など探っていられる余裕は無い。

どう見ても香月は死んでいる。その事実は変わらない。
口元を押さえて吐き気を堪え、廊下に飛び出した。]

(61) 2014/12/06(Sat) 23:20:59

k710 ワタル

─ 浴室前廊下 ─

人狼を見つけて、処刑するか……
さもなければ全員食われる、って事だ、な。

[やや躊躇いはあったものの、亘はその言葉を口にした]

聡くんは違う、らしいのは分かったけど。
他はな、何を元に判断したら良いのか……

[ゲームのように発言を一覧で見れるわけでもない。
裕樹は未だその場にいたか、悩むように視線を巡らせる]

(62) 2014/12/06(Sat) 23:32:53

juju 珠樹

へ?

[渡された眼鏡>>60を両掌に乗せて、珠樹は瞳を瞬かせる。
魔法の眼鏡、と言われたが、ただの眼鏡にしか見えない。
まじまじと眺めてから眼鏡をかけてみると、視界がやや黄色がかって見えた]

魔法って、どうい───  はい?

[「juju」「ro0okie」。
覚えのある単語に先ず返したのはきょとんとした表情。
眼鏡越しに見た礼斗もまたやや黄色がかって見えたが、それよりも言葉の方に意識が向く]

はぁ!? るーきーさん!?

[この時ばかりは今起きていることを忘れて驚きの声を上げた]

(63) 2014/12/06(Sat) 23:35:32

juju 珠樹

─ 浴室前廊下 ─

[正体を明かされてからは、どこか距離を取りながら礼斗を現場まで案内した。
一度抱いた苦手意識は簡単に消えてくれない。
礼斗が冷静で居続けているのも、ro0okieの人となりを思えば納得出来た。
けれど、それはきっとまだ状況を把握し切れていないせいじゃないかと思うところもある。
ひとまず現場まで案内して、珠樹は中には入らず廊下で待った]

………あ、

[眼鏡を返し忘れたと気付いたのは礼斗が中に入ってからのこと。
外して丁寧に折り畳んでいると、口許を押さえて飛び出してくる礼斗>>61が見えた。
不安げにその様子を見遣る]

(64) 2014/12/06(Sat) 23:35:38

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29回 残12574pt

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0回 残13500pt
ワタル(3d)
23回 残12747pt

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裕樹(4d)
19回 残12822pt

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