─ 湖畔 ─
[一方、そんな強硬手段を取らせていた方はと言えば]
あー……うん。
だいじょぶ、へいき。
[自分の周囲をぐるぐると回る姿>>186に、苦笑しながら短く返していた。
いつもなら突っ込む肩の小鳥は、今は同じようにくってりとしている。
共振の結果、こちらも力を出し尽くしていた]
普段、出さないような力、出したから。
……疲れ、ちゃって。
[実際その通りなのだが、疲労の度合いの深さが半端ないのは一目瞭然]
それでも……。
[まだマシな方、と。
棚上げ発言しようとた矢先、力が揺らいですっ飛んできたのは、すみれ色のふわもこ]