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……まいったな。
[蒼花を食べ終え、いつものように毛布を遺体に被せた後。
左手で右手の手首を抑え、手の甲の傷を見る。
思いの他深く、人間よりは早いとは言え、完全な治癒には時間が掛かりそうだった。]
なんとか、誤魔化すしかないか。
[呟いて、その部屋を後にした。]
―― 宿泊施設・広間 ――
[後から思えば、明らかに自分が自分ではなくなっていたとわかる。
『聖花』に囚われた今、うちにある「ユリアン」の声は聞こえず
リディの戸惑う声も正しく届かない。
証拠はない。>>+25
だけど疑いを晴らすものもない。否
疑わしきものは殺すべきだと言う意志が、正しい判断を無くさせていた。
嫌だ、と呟くのは、恐らくは純粋な戸惑いで
だけど、それすらも今は「ユリアン」には届かない。
悲痛な声で名を呼ばれても。>+26]
リディ!
[呼ぶ声は強い意思を持って、ナイフに意思を込めて踏み込む。
向けられた火掻き棒は、それを止めるにはあまりにも弱く
それを避けた勢いのまま、胸元へとナイフを向けて
緋色が、散った。]
っ!!
[嫌な感触が手に伝わるのに息を詰め、力を込めた刃は
あまり大きくないとはいえ命の源を傷つけるには充分すぎて。
傷ついたリディが目を見開き声にならない声をあげても、その力は緩めずに。
力を失くしたその体が崩れ落ち、ナイフが抜けて緋色が流れ落ちる。
シスターの嘆く声>>5に、はっとして緋色に染まった自分の手を見た。]
/*
>>+27見た時点で書き始めていたので、単に遅筆なだけなのでした。
進めすぎちゃったかな、と言う気もしつつ。
[ともあれ廊下に出て、現場の方へ向かおうとしたが、]
ん。
[ふと足を止める。]
2人?
……3人、じゃなくて?
[ナターリエの力の事は未だ知らない。
ふと零した疑問は、当人の耳には届いたか。**]
─ 宿泊施設・廊下 ─
[ここまで聞こえてくる悲鳴>>73に、ほんの僅か、目を伏せる。
あー、これだけは慣れないわー、なんてぼやきは心の内に落として]
……まあ、そういう事、だよねー。
[出てきたゲルダの言葉>>81に頷いて。
その手に巻かれているものに気づいてひとつ瞬いた。
昨日、別れた時にはなかったはずのそれは、何を意味するのか。
先のシスターの叫びからして、彼女はまだ、見つけられてはいないと読めるのだが]
(ちょい、ヤバいかもなー……)
[仮に見出されていなかったとしても、綻びになるかも知れない、と。
そんな考えがふとね過った。**]
─ 宿泊施設・客室 ─
[ノーラが入って行った部屋から慟哭>>74が聞こえて来る。
廊下にまで響くそれ。
ナターリエまで、ぐっと唇を噛み締めた]
リディさんではなかったのだと思います。
襲われた人達は共通して毛布を被せられています。
それに、ユリアンさんの傷の付き方が、団長さんの傷の付き方に似ていました。
『人狼』が2人いたことも考えられますが…恐らくは同一人物によるものかと。
[ゲルダの疑問>>81にはそんな風に答える]
[現場へ向かおうとしたゲルダが何かに気付いたように足を止める>>82]
2人、です。
アーベルさんは『ひと』です。
『人狼』ではありません。
だから、ノーラさんか、ゲルダさんのうちの、どちらかです。
[躊躇いなく発した言葉。
隠している場合ではない、保身を考えている場合でもない。
残った『ひと』を護るために、『見出す者』として出来うる限りをしようと。
ゲルダを見詰める表情は恐慌のいろを孕んでいたけれど、瞳には意志の強さを示すひかりが宿っていた**]
シスター ナターリエは、宿屋手伝い ゲルダ を投票先に選びました。
シスター ナターリエが「時間を進める」を選択しました。
シスター ナターリエが「時間を進める」を取り消しました。
―― 宿泊施設・広間 ――
[自分が何をしたのか理解した途端に、周りの音が景色が戻ってくる。
威嚇するような猫の鳴き声、崩れ落ちるシスター>>5とそれの駆け寄るゲルダ>>10
倒れたリディの名を呼ぶノーラ>>25を呆然と見詰め
掛けられた声にゆっくりとそちらを見た。>>7]
アーベルさん……俺……
あ、うん、大丈夫。
[そう返したのはいつもの自分。
さっきまで囚われていたモノが薄れたのは、人狼を殺したからだろうか?
気持ちが高揚しないのは、最後まで怯えていたリディの姿が離れないせいだろう。
終わるといい、と言う言葉に頷くのは弱い
彼女が人狼なら、というのは希望でしかないとわかっていた。]
[自分で思う以上に顔色が悪かったのか
休んできた方がいい、と言うアーベルの声に頷く。>>12
責める色が無い事が少しだけ嬉しいと思った。]
アーベルさんやみんなに色々任せちゃうけど、ごめん。
[何より今は、ここにいない方がいいかもしれないと思った。
ノーラやシスターに掛けられる言葉を、今の自分は持っていなかったから。]
[広間を出て、一度浴室に向かう。
血に染まった手を洗う。手の緋色は消えても殺めた事実は消えない。
リディに謝るのは欺瞞だ。自分は自分の意思でこうしたのだから。
(ほんとうに?)
誰も殺したくないと思っていた、だけど、抗えなかった。
あの日のギュンターを思い出し、それが聖花の影響だと気付くとぞっとした。
まだ、殺す事になるんだろうか? そう考えて首を振った。
終われば、そうはならないはずだ……リディが本当に人狼だったなら。]
―― 客室 ――
[それからは使っている部屋に戻りベッドに転がっていた。
食事に呼びに来たかもしれないけれど食べる気にはならなくて。]
どうして……
[リディが人狼だったなら、どうして力で抵抗しなかったんだろうと。
月のいとし子が昼間は力も何も人と変わらないと知らずに呟く。
本当に終わっているなら、どうして聖花はまだ鮮やかなままなんだろうか。*]
/*
遅筆はこちらの方が余程なので…!
表もドンドン進んでいますし、正しいと思います。
ここまでありがとうございました!
今宵はこれにておやすみなさいませ**
宿屋手伝い ゲルダは、未亡人 ノーラ を投票先に選びました。
/*
こちらこそありがとうございました。
キリングは一方的になりがちなので、こうして対話で動けてよかったです。
ざくと表追いかけたけど、襲撃は明日にしよう……
おやすみなさいです。**
[どうして、とは思わない。
花だと言ったからか、
或いは宣言のなくとも、月のいとし子に分かる‘何か’があるのか。
詩の内容がこの騒動を指しているとすれば
彼が‘そう’であると知られたから殺されたのだろう。]
…っ、けほ、
[激情のままの慟哭。
声の調整をする事は出来ず、声が枯れて初めて叫ぶのを止める。
軽く咳き込みながら、
涙でぐしゃぐしゃになっていた顔を袖で拭って。]
…ユリアンを殺したのは、だれ。
殺さなきゃいけないのは、だれ。
[紡ぐ言葉は呪詛のよう。
リディは無実だった。
月のいとし子に加担する人、という可能性はなくはない――が、己の感じた範囲で判断するなら彼女は只の人だ。
特別な力を持たぬ女からは犯人の手掛かりは己の手で掴むしかない。
――けれど、最悪、此処にいる全員を殺してしまえば仇は討てるだろう。
そんな思考ですらあった。**]
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