人狼物語 ─幻夢─


107 月光夜曲

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風来坊 アーベル

─ 教会・図書室 ─

[確かめるような言葉への肯定と取れる言葉と共に、一歩分、距離が詰められる]

まあ、俺の方にも色々と事情があってね。
……君が生きる事を望むなら、裏切る事はしない。
そこは絶対だから、信じてもらっても構わないよ。

[確認の言葉>>63に返すのは、肯定]

……ま、過度の期待されると、困っちゃうけどねー。

[一転、いつもの軽い調子に戻ってあっけらかん、と言い放ち、それから]

とりあえず、話したかった事は、それだけ。
……君は、君の思うままに。

[静かな口調でそう告げて。
他に問われる事がないならば、そのままくるり、踵を返す。*]

(64) 2019/01/16(Wed) 22:48:15

宿屋手伝い ゲルダ

─ 教会・図書室 ─

 そう。
 なら、お願いするよ。

[信じてもらっても良い、との返事。>>64
信じろ、と言われるよりも信用できるような気がしたから、そう言葉を返した。]

 ……肝に銘じとく。

[そして一転、調子が変われば瞬きしつつも。
警戒は解かれ、護身用にと抱えていた本は足元に降ろされる。]

 言われなくても。

[最後の言葉にはそれだけ返して。
彼の姿が見えなくなれば、椅子に凭れるように座って、大きく息を吐いた。]

(65) 2019/01/16(Wed) 23:02:20

未亡人 ノーラ

[>>59ノックの音とシスターの声で浅い眠りから目覚める。
ユリアンが人狼に、との言葉に女はベッドから飛び起きた。
2人、の意味は分からないが。]

…ユリアン、が…?

[人狼に――殺されたのだろうか。
そう考えが至れば、心臓は拍動を増し、痛い程に締め付けられる。
けれどいてもたってもいられずに、部屋の扉を開けた。]

シスター!
ユリアンは何処に?

[問えば、教えて貰えただろうか。]

(66) 2019/01/16(Wed) 23:04:39

未亡人 ノーラ、メモを貼った。

2019/01/16(Wed) 23:05:45

シスター ナターリエ

─ 翌朝/宿泊施設・客室 ─

[ナターリエがいくつかの客室を渡り歩く間、白猫はナターリエの後ろを付かず離れずついて行く。
白猫に気が回らないナターリエの足の動きの邪魔にならないように、踏まれそうになるとするりと身をくねらせ避けていた]

ユリアンさんは、彼が使っている客室に。
あっち。

[ノーラからの問いかけ>>66には、場所を指差しながら伝える。
そちらへと向かえば直ぐに分かるはずだ。
扉は開け放ったままだったから*]

(67) 2019/01/16(Wed) 23:09:57

風来坊 アーベル

─ 教会・聖堂 ─

[最後に向けた言葉に返る一言。>>65
それに対し浮かべた笑みは、背を向けていたから見えなかったろう。
図書室を出た青年の歩みが向くのは、施設の方──ではなく、聖堂]

……ったく、さぁ。

[色とりどりのステンドグラスを見上げつつ、ぼそ、と呟く]

なぁんで、こんな田舎の平和を、わざわざかき乱すのかね、あのひとらは。
……それで得られるものなんて、微々たるもんでしょーに。

[ここに集められた発端は、中央の教会からの書状と聞いた。
それがなければ、こんな事にはならなかった……というのは、察しが付く。
中央が何を意図していたかはわからないが、それなりに穏やかな日々を送っていたこちらとしてはいい迷惑と言うもので]

(68) 2019/01/16(Wed) 23:16:36

風来坊 アーベル

……ま、どっちに転ぶにしても。
あんたらの思うようには、運ばせねーから。

[聖堂の奥に飾られた像を睨むように見つつ、独りごちる。
遠いとおい昔には、敬虔なる祈りを持って見上げていたものと同じ意匠のもの。
それを見上げる蒼は、今は酷く冷えていた]

……さて、と。
んじゃま、そのために何ができるか、考えてみますかね。
時間、あんまりないだろうしな。

[蒼が氷を宿したのは刹那、一度閉ざされた後、開いたそこには落ち着いた色。
そのままゆっくりと踵を返して宿泊施設へと戻る。

戻ってからやるのは、常の日常──食事の支度やら何やら。
食欲があるとは言い難いが、生きるためには必要な事、と。
そこは、きっちり割り切っていた。*]

(69) 2019/01/16(Wed) 23:16:45

風来坊 アーベル

─ 翌朝 ─

[食事とその片付けの後は部屋に戻り。
あれやこれやと思考を巡らせていたものの、朝から動き回っていた事もあって、眠りに落ちるのは早かった]

……ん……んん?

[その眠りを破ったのは、ドアをノックする音とシスターの声。>>59]

……いや、二日連続、この起こされ方は、ないわ。

[もそり、と身を起こしつつ漏らしたのはこんな呟き。
ともあれ、身支度は最低限整えて。
上着の懐に、これまでは入れていなかったもの──精巧な装飾の為された短剣を忍ばせてから、扉を開ける]

(70) 2019/01/16(Wed) 23:30:32

風来坊 アーベル

[扉を開けて、目に入ったのは、ノーラとシスターのやり取り。
先の声から、何が起きていたかは推察できていたから、動揺はあまりなく]

……まだ、おわらない、って事か……。

[ぽつり、と小さく呟いた後。
零れ落ちたのはため息、ひとつ。*]

(71) 2019/01/16(Wed) 23:30:41

未亡人 ノーラ

─翌朝/宿泊施設・客室前─

[>>67聞けば、シスターは彼の寝室を指差す。
冷静でなさそうなのは、普段の落ち着いた言動から外れている事から分かる。

どういった事情で彼の部屋の扉を開けたのかは分からないが、そのままなのだろう。
部屋の扉は開け放たれていた。]


…ありがと

[女はそれだけを言って、眩暈を堪えながら彼の部屋へと近づいて行った。*]

(72) 2019/01/16(Wed) 23:31:49

風来坊 アーベル、メモを貼った。

2019/01/16(Wed) 23:32:15

未亡人 ノーラ

―翌朝/宿泊施設・ユリアンの部屋―

[部屋に近付くにつれ、血の臭いがする。
昨日のリディの姿を思い出し、女の顔は蒼褪めた。
昨晩には触れなかった扉を潜れば、毛布が捲れた状態のユリアンの遺体が其処にはあっただろうか。
喉と首筋には引き裂かれた痕。
そして服の肩の部分には大きな損傷がある。
彼が生きていない事は素人目にも明らかだ。]


…ぅ、あ、あぁ、ぁぁぁ

[ふらふらと歩み寄り、ベッドの傍で座り込む。
服に血が付くのも構わないで。
彼に向かって両手を伸ばす。]

(73) 2019/01/16(Wed) 23:32:40

未亡人 ノーラ

[触れた指先に伝わる温度は冷たかった。
――夫の時と同じだ。
思い出して、感情が決壊する。]

ユリアン、ユリアン…っ!

いやだ、いやあぁぁぁ…っ!

[幼馴染に取り縋った女の慟哭が室内に、廊下に届く程に響いたか。*]

(74) 2019/01/16(Wed) 23:33:59

宿屋手伝い ゲルダ

― 真夜中 ―

[人の動く気配が途絶えてから、“月のいとしご”の時間は始まる。
そうと自分の部屋を抜け出して、別の部屋の前へ。
ノックもせずに扉を開けて、中へいた青年に飛び掛かった。]

[扉を開くまでは人間のまま、飛び掛かった瞬間には白銀色の獣。
果たしてそのバケモノの正体を、彼が認識する暇はあっただろうか。]

(75) 2019/01/16(Wed) 23:54:14

宿屋手伝い ゲルダ

[彼が襲われた理由は2つ。]

[団長と対になる、蒼い花を宿していた事。]

[もう一つは、朝の出来事。
昼間の人狼の力は、人間のそれと大差がない。
あの時疑われていたのが彼女でなく自分だったなら、女の力では抵抗もできず殺されていたかも知れなかった。
もう一人の青年が“こちら側”と知れた今、
今残っている人間の中で、彼が一番の脅威だった。]

[だから、今。
月の加護がある間に、倒してしまおうと考えた。]

(76) 2019/01/16(Wed) 23:54:48

宿屋手伝い ゲルダ

[まずは大きな声を上げられないように、口元と鼻を片手で塞いだ。
今ならば暴れられても抑え込むのは容易い。
息が出来ないことで少しずつ抵抗が弱まっていくのを感じながら、
鼻を使って匂いを辿り、蒼い花の場所を探していた、その最中、]

 ―― ぐッ 

[右の手の甲と言うべきか、今は前足と言うべきか。
赤い線が走り、血が零れる。遅れて痛みが来た。
その横で小さな音を立ててナイフが床へ転がる。]

(77) 2019/01/16(Wed) 23:55:10

宿屋手伝い ゲルダ

[一瞬の間。
月によく似た色の獣の目が、彼を捉えた。
傷ついていない方の腕を振り上げて、その喉と、首に走る太い脈を、一気に切り裂いた。]

(78) 2019/01/16(Wed) 23:55:29

宿屋手伝い ゲルダ

 ……まいったな。

[蒼花を食べ終え、いつものように毛布を遺体に被せた後。
左手で右手の手首を抑え、手の甲の傷を見る。
思いの他深く、人間よりは早いとは言え、完全な治癒には時間が掛かりそうだった。]

 なんとか、誤魔化すしかないか。

[呟いて、その部屋を後にした。]

(79) 2019/01/16(Wed) 23:56:43

宿屋手伝い ゲルダ

― 翌朝・客室 ―

[翌日の朝も騒がしくなる事は予想はしていた。
ノックの音と呼び掛ける声>>59に、瞬きをする。]

 シスターなんだ、意外。

[てっきり最初に気付くのはこちら側に泊まっている誰かだと思っていたらしい。
ともかくベッドから降りて、部屋の扉を開けた。]

(80) 2019/01/17(Thu) 00:03:04

宿屋手伝い ゲルダ

 ユリアンさんが……?

[演技は得意ではない。
先に部屋の遺体を見たらしいノーラの悲鳴>>73を聞きながら、精々眉根を寄せるくらいだ。
まあ普段が普段なので、過剰に嘆いて見せたところでそれはそれで余計怪しまれたかも知れない。]

 リディは、違ったって事?

[同じ表情のまま、そんな風に続ける。
その右手には包帯が巻かれていた。
血は既に止まり包帯に滲んではいないが、その下にはまだ昨夜の傷が残っていた。]

(81) 2019/01/17(Thu) 00:11:29

宿屋手伝い ゲルダ、メモを貼った。

2019/01/17(Thu) 00:13:49

未亡人 ノーラ、メモを貼った。

2019/01/17(Thu) 00:14:25

宿屋手伝い ゲルダ

[ともあれ廊下に出て、現場の方へ向かおうとしたが、]

 ん。

[ふと足を止める。]

 2人?
 ……3人、じゃなくて?

[ナターリエの力の事は未だ知らない。
ふと零した疑問は、当人の耳には届いたか。**]

(82) 2019/01/17(Thu) 00:26:01

宿屋手伝い ゲルダ、メモを貼った。

2019/01/17(Thu) 00:26:55

風来坊 アーベル

─ 宿泊施設・廊下 ─

[ここまで聞こえてくる悲鳴>>73に、ほんの僅か、目を伏せる。
あー、これだけは慣れないわー、なんてぼやきは心の内に落として]

……まあ、そういう事、だよねー。

[出てきたゲルダの言葉>>81に頷いて。
その手に巻かれているものに気づいてひとつ瞬いた。
昨日、別れた時にはなかったはずのそれは、何を意味するのか。
先のシスターの叫びからして、彼女はまだ、見つけられてはいないと読めるのだが]

(ちょい、ヤバいかもなー……)

[仮に見出されていなかったとしても、綻びになるかも知れない、と。
そんな考えがふとね過った。**]

(83) 2019/01/17(Thu) 00:35:39

風来坊 アーベル、メモを貼った。

2019/01/17(Thu) 00:36:42

シスター ナターリエ

─ 宿泊施設・客室 ─

[ノーラが入って行った部屋から慟哭>>74が聞こえて来る。
廊下にまで響くそれ。
ナターリエまで、ぐっと唇を噛み締めた]

リディさんではなかったのだと思います。

襲われた人達は共通して毛布を被せられています。
それに、ユリアンさんの傷の付き方が、団長さんの傷の付き方に似ていました。
『人狼』が2人いたことも考えられますが…恐らくは同一人物によるものかと。

[ゲルダの疑問>>81にはそんな風に答える]

(84) 2019/01/17(Thu) 00:43:27

シスター ナターリエ

[現場へ向かおうとしたゲルダが何かに気付いたように足を止める>>82]

2人、です。

アーベルさんは『ひと』です。
『人狼』ではありません。

だから、ノーラさんか、ゲルダさんのうちの、どちらかです。

[躊躇いなく発した言葉。
隠している場合ではない、保身を考えている場合でもない。
残った『ひと』を護るために、『見出す者』として出来うる限りをしようと。
ゲルダを見詰める表情は恐慌のいろを孕んでいたけれど、瞳には意志の強さを示すひかりが宿っていた**]

(85) 2019/01/17(Thu) 00:43:31

シスター ナターリエ、メモを貼った。

2019/01/17(Thu) 00:45:55

未亡人 ノーラ

[どうして、とは思わない。
花だと言ったからか、
或いは宣言のなくとも、月のいとし子に分かる‘何か’があるのか。
詩の内容がこの騒動を指しているとすれば
彼が‘そう’であると知られたから殺されたのだろう。]

…っ、けほ、

[激情のままの慟哭。
声の調整をする事は出来ず、声が枯れて初めて叫ぶのを止める。
軽く咳き込みながら、
涙でぐしゃぐしゃになっていた顔を袖で拭って。]

(86) 2019/01/17(Thu) 07:43:33

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アーベル
74回 残15018pt
ゲルダ
61回 残15944pt

犠牲者 (3)

ギュンター(2d)
0回 残18000pt
ユリアン(3d)
42回 残16399pt
ナターリエ(4d)
45回 残16575pt

処刑者 (2)

リディ(3d)
35回 残16755pt
ノーラ(4d)
26回 残17042pt

突然死者 (0)

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