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……カルロスさん、忘れてない?
ほら、旅の傭兵さんの事。
[そう言えば、寝込んでいたせいもあるけれど、話を聞きそびれているな、と。
ふと、そんな事を考えて]
[ディーノの言葉に反応して、シャロンが言葉を連ねた]
バカね!
貴方は、無実の人間を犠牲にしてないとでも言うつもり?
貴方と私が占ったノブは、人狼の犠牲になっているのよ。
私達が、彼を人間だと断定したから、彼は死んだのよ。
それでも貴方は、誰も犠牲にしてないとでも言うつもり?
そんなのは・・・嫌なことから目を背けている子供と同じよ!
〔胸元の煙草を取り出そうとする〕
〔最後の一本だった〕
…ちっ。慌ててたから、仕方ねぇけど…。
しまらねぇな。
〔こんな事なら、あの若造に、ついでに煙草持ってくるように頼めばよかったな、と思いつつ、ゆっくりと味わって吸い切る〕
〔名残惜しそうに灰皿に押し付けると、床に寝転がった〕
〔どうせ眠れはしないだろうが〕
〔それでも休息を、と、目を瞑る〕
[雪崩れ込んで来る自警団たちの手には物々しい得物が握られている。昨夜と同じく、銃を手にする者の姿も見える。それはこの洞穴が土で出来ていて、跳弾を気にせずとも良いためか。]
[違う、そんなことはどうでも良い。
ここから出る、それだけを考えろ。
避けて、走って、すり抜けて、出る。
それだけだ、簡単だろう!?]
何かを手に入れるためには、何かを犠牲にしなければいけないの。
何も捨てないで、全てを手に入れようなんて、寓話の中の英雄だけ。
なら、犠牲にしてでも、前に進むしかないじゃない。
そんな覚悟も無い子供に・・・講釈垂れられる覚えは無いわ。
[人の群れの中をかいくぐる。
その隙に、ディーノの顔が見えた。
冷ややかな表情のシャロンに腕を掴まれて。
驚いたような、泣きそうな顔でこちらの方を見ていた。
あ。と思う。
駄目だ、置いていったら。
殺される、あいつと同じように。]
犠牲にしてないとは思ってない…。
でも!
僕らが手を下さなければならない人数を減らすことは出来る!!
それが僕の役目なんだ!!
事前に、早めに人狼を見つけて、そいつらを駆逐すれば…余計な被害は出さないで済む!
ノブを人間だと言ったから彼が殺された?
そうかもしれない。
だからって、偽の判定をすれば彼は生き延びたのか!?
それこそ皆の手にかかって殺されてしまう!
目を逸らしてるわけじゃない、それを受け止めて進まなきゃいけないんだ!!
[ぶん、と腕を振って掴まれていた手を払う]
いたっけ、って。
んと、仕事で何か面倒な事があって……流れてたら、ここに着いた……って。
そんな感じの話、聞いたけど……。
[詳しくは知らないなあ、と。呟きながら首を傾げ]
[ディーノに腕を払われても、さして気にもせずに、言葉を。
言葉を]
同じことよ。
占いだけで人狼を見つけようとするなら、それだけの時間がかかる。
その間にもどんどん犠牲は増えていくわ。
なら、自分の頭で考えて、人狼だと思うものを殺していかなければいけないじゃない。
それで、人狼を殺せたときに、犠牲がなくなるのよ。
自分の手で人を手にかけるのが怖いの?
間違いだったときのことを思って、先に悔やむの?
言ったはずよ。
犠牲があっても、前に進むしかないって!
ディーノっ!!
[何か考えがあるでもない。
駄目だ、独りにしちゃ駄目なんだ。
それだけが頭を巡る。
名前を叫んで、シャロンとディーノの方へ跳ぶ。
「占い師が!」「襲う気か」「早く」
自警団が素早く動き。
ダンッ…………
重く、響く銃声。]
[洞穴の入り口から奥に向けて。
跳んだパトラッシュの腹部を貫くように、銃弾が撃ち込まれた。
血飛沫が飛ぶ。
目の前が暗くなって、前に進む力を失って、地面に叩きつけられる。]
…ああ、怖いよ。
頭で分かってても、その罪を背負っていかなきゃならないと分かっていても。
実際それはやらなきゃならないんだ。
でも怖いものは怖い!
既にその責を背負ってるから、尚更怖いんだ!
全て受け止められるほど、僕は強くない…!
[ずきりと頭が痛む。両手で頭を押さえて、その痛みを押さえ込む。過去の記憶が頭の中で展開された]
─────っ!!
パトラッシューーーーーーー!!!
[響いた音にハッと顔を上げ、頭の痛みも忘れて。
叫んだ]
ああああああああああああああああっ!!!
嫌だ!! パトラッシュ!!!
[聞こえたのは音だけ。撃たれたのか、無事なのか。それすら分からず。居ても立っても居られず、その場から自警団が居る場所へと駆けてその人ごみを掻き分けようと]
…なんか不思議な人。
居たといわれれば、あーって思うのに…いつのまにか思考から消えてる。
なんっつーか…まるで、隠れてるとか潜んでるとか…そんな風に思っちまう。
…気のせい、だよな?
[その弾を撃った自警団員は、まだ年若い男で。
自分が弾を撃ったのが信じられないというように呆けていた。
「馬鹿野郎、他に当たったらどうするっ!」
叱責する他の団員の声が、洞穴に響く。]
[そんなどうでもよい音ばかりが耳に入って。
肝心の、大切な人の声が聞き取れない。
耳鳴りが煩い。]
うん……あんまり、馴染みがないから、かなあ。
話した感じは、いいひと、なんだけど……。
隠れてる、かぁ。
今は、こんな状況だから、そういう気持ちになりやすいのかもしれない……ね。
ディーノ……
[なんとか、言葉を紡ぐ。]
ごめ……一緒に、いてやりたかっ、んだけど……
[目蓋が重い。腹部が重い。熱い。]
ごめんな……。
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