人狼物語 ─幻夢─


14 ほしのまつり

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くの一 アヤメ

〔深き森にて風吹きて森のざわめかむ。
 鳥も獣も虫もなくは歌をうたふやうに。

 梢から梢へと跳びて袖の飄揺せしは、
 さながら黒き翼の鳥が飛ぶに似たり。

 其は妖の力を持ちしがゆえか、
 唯人でありし頃の名残ゆえか。

 樹のひとつにて止まり天を仰げば、
 平時より近くに陽ぞ輝きてありける。〕

(12) 2007/07/27(Fri) 13:23:07

くの一 アヤメ、されど、手を伸ばせども、届くことはなく。

2007/07/27(Fri) 13:23:19

学生 エリカ、さくりさくりと草踏み分けて、鎮守の森の祠へと

2007/07/27(Fri) 13:40:03

学生 エリカ

[小さな祠に歩み寄り、静かにそを見下ろして。
ふわり衣翻し膝つけば、舞扇を供へたり。]

やれ、天狗の術は見事なものよ。
雨に濡れたが嘘のよじゃ。

されど既に奉げし舞じゃ。
我の元に留めるはさみしかろう。

[代わりにと言うは不躾じゃろが…そう呟くも応えなし。
鳥と獣と虫の音が、ときおり聞こえ来るだけか。]

(13) 2007/07/27(Fri) 13:52:51

学生 エリカ、メモを貼った。

2007/07/27(Fri) 13:54:35

くの一 アヤメ、樹木の上にて、ゆうらり、白を認め、足を揺らす。

2007/07/27(Fri) 13:56:44

自警団員 ガウェイン、知らぬ間に祠の側に佇んでいようか。

2007/07/27(Fri) 13:56:58

自警団員 ガウェイン、メモを貼った。

2007/07/27(Fri) 13:58:26

くの一 アヤメ、メモを貼った。

2007/07/27(Fri) 14:00:45

学生 エリカ

[白き足が揺れたなら、かさりかさりと木の葉鳴く。
俯き祈る面を上げて、音のある先探そうか。]

[されどその先見つける前に、傍に佇むおのこに気付く。
琥珀きょとりと瞬いて、首を僅かに傾げよう。]

…おや、そなた。いつの間に…。

[紫黒は上から全て見みておるや。]

(14) 2007/07/27(Fri) 14:08:15

学生 エリカ、メモを貼った。

2007/07/27(Fri) 14:11:07

自警団員 ガウェイン

―たった今だ。

[そうとだけ答えて祠を見やる。供えられし扇に気付けば]

―良いのか?

[とのみ聞くか]

(15) 2007/07/27(Fri) 14:12:22

自警団員 ガウェイン、メモを貼った。

2007/07/27(Fri) 14:13:04

学生 エリカ

はてさて、我はそんなに深う祈っておったや。
…もしやそなた、天狗の使いではあるまいな。

[抑揚なけれど、問いつめしものでもなく。
あるいは笑みあれば、冗談とも聞こえたろう。]

…よいのじゃ。
川に流したとて、天狗の里の理なれば何処に往くやわかりゃせぬ。

[ついと指先扇を撫でて、果たせし役目労おう。]

(16) 2007/07/27(Fri) 14:24:31

自警団員 ガウェイン

――もし、そうだと言ったら?

[抑揚もなく、焦りや戸惑いの色もなく、笑みも浮かべず―ただ純粋に問いを返す。
どう受け取られるかは分からねど―]

いや、もう使わぬのかと―

(17) 2007/07/27(Fri) 14:32:08

学生 エリカ

[問い返されれば、しばし静寂訪れて。
琥珀はじいと面を見上げやる。]

…もし、そうであるならば。
何故に還したかを聞こか、何故に呼んだかを聞こか。

――何故にそなたがおるかを聞こか。

[琥珀ゆらりゆらりとゆれて、ふいと扇に移りゆく。]

…役目終われば、休むがよかろ。

[呟けば、撫でる手をそと離しやる。]

(18) 2007/07/27(Fri) 14:48:17

学生 エリカ、されど琥珀は舞扇にあるままで。おのこの面みやりはせぬ

2007/07/27(Fri) 14:49:54

自警団員 ガウェイン

――すまぬがそれには答えられぬ。

[前の二つは既に答えが出ておるし、後の一つは―]

―何故、俺はこのように居るのであろうな―

[伏せし眼は何処を見やるか]

終わったとは―?

(19) 2007/07/27(Fri) 14:59:35

学生 エリカ

……そうか、それは残念じゃ。

[答えが出ておるなど知らぬまま、重く溜息を零す。]

天狗であれどわからぬか、天狗でなくばわからぬか。
そなたがわかりはせぬものを、我がわかるはずもなし。

[琥珀を上げれども、男が何処を見るやは知れぬ。
次いだ問いには、瞼半ば伏せ。]

…そなたが答えぬなれば、我も答えずにおこう。
なに、気に掛けることでもあるまいよ。

[すと立ち上がり、衣を払う。
歩み出すは何処へか。]

(20) 2007/07/27(Fri) 15:15:18

学生 エリカ、ぽつりぽつりと節つけて、

2007/07/27(Fri) 15:18:00

学生 エリカ

七つまでは…神のうち…

いくはよいよい、かえりはこわい…
こわいながらも、とおりゃんせとおりゃんせ…

(21) 2007/07/27(Fri) 15:18:31

学生 エリカ、言の葉散らし、鎮守の森を歩み往く

2007/07/27(Fri) 15:19:38

くの一 アヤメ、りぃん、と軽き鈴の音の鳴る――

2007/07/27(Fri) 15:20:47

くの一 アヤメ

〔音につられて眼は天を仰がむか、
 されども女の姿はそこにはあらず、
 木の葉の静かに風に揺らるばかり。

 音なく枝より舞ひ下りしは蝶の如く、
 祠のありし方に一度眼は向けらるも、
 踵返して歩の進む先は人の住まぬ家。

 *辿り着けば戸を開きて中へと入らむ*〕

(22) 2007/07/27(Fri) 15:25:34

自警団員 ガウェイン

[去り行く琥珀に何も言わず、ただその場に立ち尽くす。
零れる言の葉は紫黒にのみ届くか―]

本当に何故俺が居て――――がいないんだろうな。

―俺なんぞより余程資格があるはずなのに―何故―

(23) 2007/07/27(Fri) 15:27:33

くの一 アヤメ、メモを貼った。

2007/07/27(Fri) 15:28:11

学生 エリカ、*鈴の音にも振り返ることなく*

2007/07/27(Fri) 15:28:50

自警団員 ガウェイン、鈴の音に果たして気付いたか否か―

2007/07/27(Fri) 15:29:18

学生 エリカ、メモを貼った。

2007/07/27(Fri) 15:31:09

自警団員 ガウェイン、メモを貼った。

2007/07/27(Fri) 15:42:09

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