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音色!
うん、だいじょうぶ。
ありがとう。
[嬉しそうな笑顔を浮かべて答える。
だがその気配はどこか不安定さを抱えているか]
音色もだいじょうぶ?
たすけてくれたのでしょう?
[一度完全に忘れていた矢の存在。
貫かれずに済んだのは単なる幸運ではないのだろうと思って]
[入り口の脇に仔犬を控えさせて、壁際へと歩み寄る]
ん、…と。
[そこに数多引っ掛けられた鍵束から、
目的の物を見つけると、ポケットの中にねじ込んだ。
それから、ふと思い当たって机や戸棚を漁り、
懐中電灯を探し出す。
スイッチを押すと、人工の光が広がった。]
うん。
ウミに殺意を持たれてるけど。
私たちのことは
ふたりの間の秘密にしておこうと思ったのに
勘が良かったみたい。
[わざとらしすぎたかとも思う。]
薄紅に包まれて、桜花は楽しげに笑むのみ。
ほんの一瞬、力ある二人に目を向けて、眩そうに桜色の瞳を細めるか。
しかし、言葉は紡がれず、そこにはただ、笑みあるのみで。
色々って……。
[かつての自分を重ねて投げた言葉。
それが、少女を前向きにした……のなら、喜ぶべきなのだろうが]
…………。
[微かな、違和感。
それは『憑魔』から感じるそれとはまた、異なるものだが]
[桜に視線を戻す。
にこり、と。
口唇がわらった]
こんばんはー。
ねぇ、聞きたいんですけど。
だれが、亘を殺したのか、あなたしってませんかー?
[桜花に問いかけを投げる。
首を傾げて。]
ウミ…ミヅキせんぱい。
ヒミツをしっちゃったんだ。
じゃまするの?
ツカサみたいに?
[顔を歪ませる]
それなら、たべちゃおうよ。
そうすれば、いっしょにいられるよ。
「……?」
投げられた問いに、首が小さく傾げられる。首からかけた鈴が、リン……と鳴った。
「それを聞いて、どうするの?」
逆に問い返す声は、どこか楽しげか。
……ショウ?
[机や、その上に積み上げられた本、スタンドなどが邪魔で姿はうまく見えない。声の様子も変わっていたので確信は無く、語尾が上がる。
子犬に続いてゆっくりと教員室の中に、少しだけ足を踏み入れた。]
「どうするも、それは子らの好きなよに。
それは桜花は与り知らぬ。
子らのみちは、子らしかしらぬ」
歌うように、そう、返して。
「識ってはいるよ。
でも、知らぬ」
続いた問いに対するのは、曖昧な言葉。
「人を喰らう子らがいる。
その子らを清める子らがいる。
桜花はそれしか知らぬもの」
……。
[その呼び方をする人物は少なくて、よくわかった。
仔犬がショウの元に戻って来るのに合わせて、下がる]
…関係、ねぇだろ。
フユっちには。
「だって、告げた所で、子らは信じぬもの」
くすり、と。
楽しげな笑みが浮かぶ。
「自らを慈しむもの。
自らを護るもの。
自らに益するもの。
子らはそれを疑わぬ、疑えぬ。
そうして、真より目を逸らすから」
教えても、つまらない、と、そう言って。
いらない、という言葉にも、楽しげに笑むのみ。
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