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[成る程、というようにダーヴィッドの言葉に微かに頷く]
[翠玉の双眸には未だ困惑が在るものの、そうしてばかりも居られない。
しかし、幾ら考えても埒が明かず――同時に、矢張り何処かで、信じたくないというような心情が働いて]
[帰路に着くイレーネを見送り、少しくだけた仕草で、軽く頭を掻いた]
……取り合えず、……僕も、休むか……
[戻るぞ、と傍に控えている筈のユーディットに声を掛けようとしたところで。漸く、彼女の姿がその場から消えている事に気付く]
[――ユーディット?と、その名を呟こうとして、]
……ええい、撫でるなとっ!
[撫でられる感触に、若干慌てた様子でアーベルの手を払い除けた]
君に心配されなくとも、僕には巻き込まれる要因がない。
だから、大丈夫だ。
[妖精王が如何思っているかは、兎も角として。]
……そだな、エーリッヒも何かしら力があった、と考えていいかもしれねぇ。
[今更のように呟いて。
後に続く言葉には、*ただ、苦笑するのみ*]
……アーベルにぃが連れてかれるのもやだ。
[むぅ、とアーベルの言葉に最早我侭っこ状態。
ただ単に、王のするだろう事が今は総て気に食わないのだろうけど。
むぐ、と手に持った蒸しケーキを頬張りつつ、
ふと、ミハエルの言葉に辺りを見回して]
……あれ?いつもの、お付きの人…居ないね。
一人で戻るの、大丈夫?危なくない?
[随分長い間迷って――結局、言うのは止めた]
[如何して説明したものか分からないし、そもそも自分でも何故少女と“話せる”様になったのかさっぱりだったから。更に状況を混乱させる必要等無いだろうと]
[雪の跡を見ながら、白い*溜息*]
[ミハエルが手を払いのける様にクスリと笑い]
…そうかもな、少なくてもミハエルよりもリディの方が危険だろうし…
[攫われても死なないらしいとは言え、
未知の場所に…………と、いうのは…安全だとは言いきれないわけで]
[寝に戻るイレーネや店に戻るユリアンに手をふり]
その石も、案外妖精王…?とやらにこき使われてるだけの身なのかもな…
[そして続くリディの言葉に、今度はリディの頭をポフリと撫で]
俺も攫われたい…とは思わない。
し、このまま手をこまねいて見ているのも嫌だ。
……妖精王とやらに協力する訳ではないが…
”悪い妖精”って、言うのを見つければ止む可能性は高いから
[けれど、妖精って言うのはどう探したら良いのだろう…と思案しつつ]
……ん。
心配ない、一人でも、戻れる。
[リディの言葉にそう返しつつも、視線だけは辺りに巡らせる。
“妖精”の件に気を取られてばかりで、見る余裕がなかった]
たしかに、見つければ…多分こんなコトも終わるだろうし…。
エリにぃも団長さんも戻ってくる、よね。
[アーベルの言葉に…無言で胸元の石を見つめて。
頭にその手が触れられれば、僅かに目を細めて。]
……けど、やっぱり一人だと危険だよー。
いつものお付きさんも居ないし、真夜中だし、
何かあったらミハ君のおかーさんが心配するだろーし。
[送ろうか?と小さく首をかしげて問い]
[笑われれば、矢張り顔を背けるようにして]
……彼女の言う事が本当であれば、そうだろう。
それに、婦女子を守るのが男の務めだ、僕が守られてどうする。
[そう、端的に返す]
[妖精の話には、未だ実感が湧かなくて、加わる事はしなかった]
問題は…妖精と言うのはどう探せば…だが
[肩を竦めつつ…ミハエルには]
そうだな、婦女子を守るのは男の義務だし
…年下を守るのは年上の義務だ。
[そう言ってから、リディとミリィとミハエルとベアトリーチェに
「送ろう」と、いう]
うーん…妖精って、普通探しても簡単に見つからない存在なんじゃ…。
[アーベルの言葉に眉を寄せて考え込みつつ
自分の胸元に居るはずのソレは、度外視。
アーベルの言葉に、とことこと近寄ってきたベアトリーチェの頭を
そっと撫でつつ、ミハエルの思案する様子にそちらを見つめて]
[少しして、顔を上げ]
いや、いい。
……一人の方が、早く戻れるだろうから。
アーベル、君は、彼女達を送って欲しい。
[端的にそう告げて、それでは――と軽く会釈を。
外套を纏い直すと、彼にしては珍しく若干急いだ様子で、足早に立ち去る]
[足早に立ち去るミハエルを見送りつつ]
[近寄ったベアトリーチェを撫でるリディ…とそれにミリィに
「さ…帰ろう」と、ばかりに頷きつつ。]
[ついでに、まだ残っている蒸しケーキをちょこっと貰ったとか]
[ミハエルが早々に立ち去れば、あ。と小さく声を上げるも。
…急いている様子を見れば、それを引き止めるのも気が引けて。
気をつけてねー?とその背中に声を投げる]
[その場に留まっていた数名も、それぞれ帰路へとついて]
[そうして、催促に答えるようにケーキを分けつつも
アーベルの後を追うように、自宅へと*戻っていった。*
―――――割り箸の墓標はそのままに。]
―回想―
[ミリィとユリアンの(情けない)様子に、
子供は気を取られていたけれど、
光はきちんと見れていた。
銀色と金色。月と太陽。
――エーリッヒが消えた。
コエが届いた。]
[リディの言葉も聞こえたけれど、
王様というイレーナの言葉も聞こえたけれど、
子供は、
自分のコエを聞いて、届けられる人を見る。
驚いているその人。
それから、本当の耳を使う。
――悪い妖精?]
じゃあ悪い妖精がさっさとそっちにいけばいいと思いますけど。
迷惑ですし。
[きっぱり一言言い切った。]
[コエ、コエ。
子供はノーラに見られて、
彼女を見上げた。
コエ。
ノーラのコエは好き。
だけど、妖精の王様のコエは嫌い。
だけど。
その、悪い妖精さえいなきゃ、そんなことにはならないはず。]
本当、迷惑です。
お祭りの時に逃げてこなくたっていいのに。
うっとうしい。
[子供はこんな騒ぎになっているのに、
本当に悪い妖精がいるなら、知らないはずはないと思う。
だから、その妖精が出てこないなら、
その妖精は本当に悪い妖精なのだ。
人が消えたって、
自分が捕まろうとしないんだから。]
自己中。
[そんな妖精が、
きょうだいや母や祖母と一緒の妖精なんて、
考えたくなかったから、子供は言った。]
さっさとつかまってしまえ。
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