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[肩に置かれたラスの手に、抑えきれなくなった涙が零れ落ちる]
……っ……リ……ディ
[立ち尽くしたまま、小さく嗚咽を漏らす。事実を告げる低い声は耳には届くが、頭までは届かず]
うん。そうだよ。これが言ってた金の鳥だよ〜
[とカルロスに答え、手を伸ばすも金の鳥はすり抜けていって。
その行き着く先へと視線を向けて]
あ、エリカだ〜。やっほ〜やっほ〜
エリカ。エリカ。それってなんて名前なの?
[ぶんぶんと手を振りながら楽しげに聞く]
そうか。いえない仲なのか。
[カルロスのパスとの言葉に、特に含むところもなく、そう返した。ネロの森の音楽の話をなるほど、と頷きながら聞いていると、カルロスが何かを見つけ、指差した。目に入ったのは、金色]
……あ。
[くるくると回る光の鳥を、身体ごと回って追いかけながら、目を丸くしている]
リディちゃんはツンデレというか…デレツンのよーな。
[ロザリーにはその様に言葉を返して。相変わらず捉え難いネロの言葉に苦笑を零しつつ、金の鳥の行方を見遣る]
…エリカちゃん?……大丈夫?
[その顔を確認すれば、歩み寄り]
[続いて少年の肩に手を掛けるラスに視線を移し、小さく頷く。
もしオーフェンがリディアに駆け寄れば、巻き込まれていた可能性があった。]
……長老、儀式はこれで終りですか。
……………わかりました。
[儀式を終え、疲れた表情で出て行く長老に目礼し見送る。
涙を零すオーフェンに何も言わず、視線をアヤメへと移した。
天を仰ぐ姿に歩み寄る。]
………どうした。何か気にかかる事でもあったか。
………あ、これが昨日言っていた、とりなのか。
[ネロとカルロスの会話を聞いて、納得していると、鳥がすいと人の輪を離れ。ふわりと舞う。その先に見覚えのある、少女の姿を見て]
……あ。エリカ。えーと、体調はもう、回復したのか?それと、この鳥は……知りあい?
[何を聞くべきか迷いながら、そう聞いてみた]
[スティーヴの言葉には、重々しく頷いた。
オーフェンの肩が震えてその頬を涙が伝っている事に気がつけば、肩に置いた手を頭にずらしてそっと撫でた。]
結界樹。
リディアが、虚に捕らわれていたんですか?
[スティーヴに、問う。]
……っ、
[鳥の名を問う声に答える代わり、
短く息を吸って、吐く。
それだけでも、体力を浪費する気がした。
軽く握った拳を、胸元に添える]
私は、大丈夫、だけれど、
……私じゃなくて、他が――消えた。
[眉がきつく、寄せられた]
[どこか、ぼんやりと天を見上げていたものの。
声をかけられ、はっと我に返る]
……ああ……。
なんか、上手く、いえないんだけど、ね……。
翼が……なんかに、反応してる、みたいな……。
それと、妙に……ここらが、騒いで、さ。
[言いつつ、右手を握って胸元に当て]
……そういや……兄さんの姿が見えないようだけど。
どうしたのかな……?
[こんな大掛かりな儀式にいないというのも、妙な気がして。
ぽつり、小さく呟いた]
[ひとしきり泣き、鼻を啜ると大きく息を一つ吐く。その時初めて、ラスの手が頭を撫でていることに気づいた。長老が出て行った方を睨み]
……
[ラスの問いが聞こえれば、アヤメの元に歩み寄るスティーヴへと視線を向ける]
…そんな様子で、大丈夫と言われても信じられないな。
[普段よりやや強い口調で呟くと、上着を脱いで地面に敷く]
まずは、ここに座ってからにしなよ。
――…誰が、とか、どうして、とか聞きたいし、エリカちゃんも伝えるつもりで此処に来てるなら、言うまで休まないつもりだろう?
[ デレツンと言葉が返ってくれば、難しいと溜め息を。
けれど、金の鳥がネロの見たものと一致すると聞けば。]
そうですか…これが…。
[ カルロスがエリカの名を呼べば、その存在に気が付き。
やはり、この金の鳥がエリカと関係があることにも気付き。]
――――――…。
[ 黙って周囲の会話に耳を傾けた。
エリカの口から予想外の言葉が聞こえるまでは。]
他が消えた――――?
何のお話ですか?
[ 眉を寄せる彼女に問い返した。]
[ラスの問いに振り返る。
首は縦にも横にも振らず、長老の出て行った扉を見た。]
………それはわからん。
長老ですら判らないと言っていた。封じる前も封じた後も。
だが堕天尸が封じられ浄化されたなら巫女が出て来られる。
今出来る事はそれを信じて…疑わしき者を封じていくだけだ。
[ラスの目を見て、静かに告げる。迷いはない。]
あは
[エリカの様子を見て、カルロスに続くように近くまでいった。
手を出すようなことをしないのが、自分の体格では無理と思っているのか。そのような意思がそもそもないのか]
消えたの?…あは。そっかそっか〜。
消えたのはかくれんぼなのかな〜。それとも…堕天尸なのかな〜。でも、どっちにしても…あは
ああ、そうだね。落ち着いて。
[カルロスの休めという声を聞いてこくこくうなずいた。しかし、目は食い入るようにエリカを見つめている]
なに、それ……
……リディアさんが、堕天尸かどうかなんて、わからずに封印……したって、こと?
[こみ上げる怒りに肩を小刻みに震わせ。視線を向けるスティーヴを睨み返し、肩に力がこもる。アヤメの様子に気を配る余裕もなく]
疑わしき者…ですか。
[スティーヴの真っ直ぐな迷いの無い目を少しの間見返したが、脇のオーフェンが泣き止んだのを見ればその肩にそっと手を置く。
少し、スティーヴとオーフェンの関係には昨日のことがある為に、その手に緊張が走る。]
[ふるる、と小さく震えるように首を振り]
……恐らく、巫女と同じように、捕らわれて、結界樹に。
でも、もうひとつは…… 違う要因、だと思う。
[ぽつぽつと落とす言葉はちぐはぐで、
半ばうわごとのよう。
他者から聞けば、意味は取り辛いに違いない。
けれど、今は、詳細を説明する意識は回らず]
フィオーラじゃない……
両方とも、翠流のちから。
翠と、萌黄――
少し前まで、さっきまで、共に、居たのに。
[普段よりも白さを増した手を伸ばす。
ふわり、金の鳥は、その手の内に。
包み込むと同時に、ひかりは消えた]
[二人から視線を外しアヤメを見た。
その言葉を聞き、考え込む。
隠された四翼。宿る守護の力。それを口には出来ないが、]
……女の勘と言うヤツか。
ジョエルはどうした。誰か姿を見ていないか?
[別の意味に摩り替えて、周りへと問う。
儀式の準備中、姿を見たものはいないとの答えが返った。]
あの責任感の固まりがいないだと。
………何かあったな。探すぞ。
[荷を片隅に置いたまま、大股で扉へと足を向ける。]
[ひとの気配はない。
下にもいない。
狐はわらって、上から小さなしずくをたらした。
どくりどくりとあふれ出す、やみを。
虚の残滓のように、すこしだけ、たらした。
狐の面を外した男は、すぐにふたたび蓋をして、その場に痕跡を残さずに飛び立った。
向かう先は、広場。]
[堕天尸がまだいると、人にしらしめるためか――
それとも、堕天尸に立場をおしえるためか――
こたえは、狐の口から語られることはない。]
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