人狼物語 ─幻夢─


21 Himmel welt

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猟師 スティーヴ

−施療院−
[青年の常より鈍い反応に眉を少し顰め、鼻を鳴らす。
 彼の言う通り、病人のいる所で騒ぐつもりはない。
 先生もカレンも怒らせると酷く厄介だ。]

 ……スティーヴだ。と答えたら満足か。
 まあ、それはどうでもいい。
 カレンに届け物と、アヤメ…エリカの様子を見に来た。

[都合の悪い事はまとめて無視し、要件を簡潔に述べる。
 入り口を塞ぐ青年を力ずくで退けるには気力も体力も惜しい。]

(190) 2008/03/23(Sun) 12:41:58

猟師 スティーヴ、メモを貼った。

2008/03/23(Sun) 12:43:17

傭兵 カルロス

ああ、そうか。確かにそんな名前だったかも。
悪いね、どうにも…男の名前は覚えが悪い。

[用件を聞けば、すい、と足を2、3歩後ろに下げ、道を空ける]

…そんな顔だと、あやめサンやカレンちゃんに叱られるよ?
アンタはあやめサンを叱れる貴重な人なんだしさ、倒れられるとホント困る…。

[言葉尻に混ざるのは欠伸。先程までの椅子に膝を立てて座る]

(191) 2008/03/23(Sun) 12:58:01

猟師 スティーヴ

−回想−
[気配を辿り、隠れ潜む少年へと手を伸ばす。
 だが鷹の爪が届くより早く、獲物は自ら飛び込んできた。
 真正面からの突撃を体で受け止める。]

 ……いい根性だ。だが、甘いな。

[襟首を掴み、片手で高く吊り上げる。
 手に布の濡れた感触。覗き込む深紅の瞳は縦に細い。]

 お前。なんだその目は……?

[いぶかしむ声に、掠れた声が耳に入る。
 酷く力を落とした声に眉を寄せると、急に重みが増した。]

(192) 2008/03/23(Sun) 12:58:52

猟師 スティーヴ、限界に達し気を失った様子の少年に、重い息を吐いた。

2008/03/23(Sun) 13:01:17

猟師 スティーヴ

[男の名限定で物忘れの酷い青年に鼻を鳴らし、その後を付いていく。
 忠告と願い、そして欠伸の混じり合った言葉には黙って頷く。]

 ………エリカか。
 お前はここで寝ずの番をしてたのか。

[問いよりも確認の口調で呟き、ベットの側に立つ。
 少女の瞼は閉じられ、金糸雀色の瞳は見えない。]

 …………聞きたい事がある。
 もし意識があるなら、そのままでいいから答えてくれ。

 結界樹に翠流の気配を二つ感じたと聞いた。
 それは虚に近いものだったか…それとも違っていたか?

[問う声は酷く静かに、低く響く。]

(193) 2008/03/23(Sun) 13:10:13

くの一 アヤメ

─回想─

[カレンたちから伝えられた言葉に顔色が変わったのは、複数の理由から。
幼馴染の失踪、結界樹の内に、という話。
それと、翼の疼きを重ねれば、導き出された結論は]

……また……護り損ねた……。

[翼の疼きは、『虚』の力が振るわれた事への反応。
つまりは、ジョエルが『虚』の力により、結界樹に封じられたという事]

(……ダメだ……今のままじゃ……)

[四翼と共に力を抑えている今の状態では、すぐ近くの者に対してしか護りの陣を巡らせられない。
それならば、と考えていた所に投げられたのは、カレンからの苦言と施療院へという言葉>>170]

……嫌だ、って言っても仕方ないね……飛べそうにないし、さ。
ごめん、世話かけるね。

(194) 2008/03/23(Sun) 13:13:31

孤児 オーフェン

違う……?
……そんな……

[瞳は元に戻り、ただ失望の色が深く刻まれ。わずかに流れ込んだ抑えられし負の心に耐えうる力はなく、気を失う。ひらり白い羽が一枚、地へ舞い落ちた*]

(195) 2008/03/23(Sun) 13:13:34

くの一 アヤメ

[短い謝罪は、一度ならず二度までも背を借りる事になった幼馴染へ向けたもの。
彼とて、カレンたちからの報せには衝撃を受けているだろうに、と思いつつ。無意識、掴まる手には先ほどよりも力がこもったやも知れず]

[施療院にたどり着き、カルロスから話を聞き>>181、こちらの知る事も伝える。
さすがに、ここではラウルも大人しく、その点では安堵されていたかも知れないが]

……そう、かい……。
まったく……自分が悪いワケでもないだろうに、あの子は……。

[エリカが自分に謝っていた、という話に、苦笑して。
寝てる間にちょっかいかけたら承知しないよ、と突っ込みを入れつつ、具合を診るから来い、という育ての親である薬師の言葉に従い、病室の一つへ]

(196) 2008/03/23(Sun) 13:13:46

くの一 アヤメ

……やっぱり、このままだとマズイ……かねぇ、せんせ?

[病室で、疼く翼胞を診せつつ、問う。
こちらの事情を知る、数少ない人物はそうだね、と言い切った。
せめて、普段から四翼を用いなければ、との言葉に、零れ落ちるのは嘆息]

ま、今のまんまじゃどうにもなんないし……わかったよ、使うようにする。

[今は、両親の言いつけを守る事よりも大事な事があるから、との言葉に薬師は無言で頷いたろうか。
無理をおしでないよ、との言葉を残して出て行ったその気配が切れると、背を診せるためにずらしておいた小袖を直し、小さくため息をつく]

……兄さん、ローディ、頼むよ。

[言うまでもないだろうけどね、と呟きつつ。
包み込む疲労に導かれるまま、*眠りへと落ちた*]

(197) 2008/03/23(Sun) 13:13:57

くの一 アヤメ、メモを貼った。

2008/03/23(Sun) 13:14:27

学生 エリカ

[眼が開きかけるも、眩しいか、また閉じた。
 さらにその上から、覆うように、
 ゆるりと持ち上がった腕額に乗せられる]


―――……、

[違う、と否定の言葉は短く。
 先を続けようとして、咳が出た]

(198) 2008/03/23(Sun) 13:21:43

傭兵 カルロス

ん、まあ…そう言うことになる、のかな。
起きた時に一人だと、また無理をするんじゃないかって。
…そう、思ってさ。

[エリカを見る眼差しには、庇う様な色を混ぜ。
静かに、低く響く声には、微か咎める視線を向けど、口を挟むことは無い]

(199) 2008/03/23(Sun) 13:23:26

猟師 スティーヴ

−回想−

 ………面倒な。

[短く呟き、気を失った子供を横抱きに抱える。
 このまま放置して海風に当てておくのは流石に気が引けた。
 そのまま小屋に入り、ベットに転がす。
 出されたままのましろの翼が目にまぶしいくらいに白い。
 それに反して、背の布はうす汚れ濡れた色をしていた。]

 …………。

[無言のまま古びたシャツを出し、翼をこちらに凭れさせて着替えさせる。四翼用のスリットは大きく、出したままの翼もなんとか通す事が出来た。
 もう一度ベットに転がし、汚れた服を手に外へ出る。簡単に洗い、外へ干した。海風が朝までに乾かすはずだ。]

(200) 2008/03/23(Sun) 13:33:37

くの一 アヤメ、メモを貼った。

2008/03/23(Sun) 13:33:38

傭兵 カルロス

リディちゃんと、…ジョエル、か。

[翠流の言葉に、二人の顔を思い出す。初めて、ジョエルの名を口にしたのが今ということに気付き、表情は渋い]

…まさか、アンタさ……。あの2人、疑ってんの?
朝から、冗談キツイな…。

(201) 2008/03/23(Sun) 13:36:33

かぶき者 ケイジ

―回想―


リディア嬢を疑った理由――

[カレンに問われ>>132、狐は彼女を見た。]

巫女殿が一人でいたといえ、そうそう遅れをとることなど考えにくいと、聞いてみたのさ。
付き人殿は、長老殿の信頼が厚いみようでね。

――それでリディア嬢を疑ったんだろう。

(202) 2008/03/23(Sun) 13:37:18

かぶき者 ケイジ、己はただ聞いただけ、と、なんでもないことのように。

2008/03/23(Sun) 13:39:06

傭兵 カルロス

[微かな、本当に微かな声を耳に、勢い良く立ち上がる。
咳き込む様子に眉を顰め、上体を起こして背をさすった]

大丈夫か…?あんまり、無理して喋るな。
何か、飲む物持ってくるから…。

[スティーヴに視線でその場を任せ、早足で部屋を出て行く]

(203) 2008/03/23(Sun) 13:41:24

かぶき者 ケイジ

[そうして二人は飛び立ち、狐は問いかけ>>178にスティーヴを見る。]

さァ。

[己を疑っているのかと、狐は問うことをしなかった。]

すべてを知っているかもしれない。
そしてすべてを知らないのかもしれない。
鷹目殿はどちらとお思いか?

[わらう狐]

虚などに色を変えられる――そんなわけはありませんよ?
鷹目殿にとっては、ざんねんかもしれませんが。

(204) 2008/03/23(Sun) 13:44:20

猟師 スティーヴ

−施療院−
[ベットに横たわる動きを黙って見下ろす。
 否定の声は掠れて細い。だが確かに耳に届いた。]

 ……そうか。
 もういい、ゆっくり休め。

[咳き込む様子にそう告げて、カルロスに目を向ける。
 咎める視線をまっすぐ見返した。]

 …なるほどな。
 だがそんな顔で側にいられたら安堵して休めまい。
 …………お前も少しは休むんだな。

[皮肉か忠告かわからぬ響きで告げて、扉へと向かう。
 だが出て行く直前、振り返ってカルロスを見た。]

 ……ケイジを、お前の【主】を、どう思う?

(205) 2008/03/23(Sun) 13:45:55

かぶき者 ケイジ

まァ……

俺は、なにも、しりませんよ?
付き人殿が封じ込められたことも、いま初めて知ったくらいですからね


[飛び立つ姿を見送った。狐の下に笑みを引いて。]

(206) 2008/03/23(Sun) 13:46:11

かぶき者 ケイジ、メモを貼った。

2008/03/23(Sun) 13:47:21

かぶき者 ケイジ、猟師 スティーヴに話の続きを促した。

2008/03/23(Sun) 13:47:46

猟師 スティーヴ、問うより早く消えた背に、流石だと苦笑い。

2008/03/23(Sun) 13:47:49

猟師 スティーヴ

[エリカの答えを待つ間、カルロス>>201に返したのは視線だけ。
 頷く事も首を振る事もせずに、再び視線を戻す。

 大切なのは己が誰を疑っているかより、二人の事を知る事。
 先へ進む為の手掛かりを掴む事だと、言い訳は口にせず。]

(207) 2008/03/23(Sun) 13:53:35

傭兵 カルロス

[休めとの言葉には、視線を逸らし答えない]

動き続けていた方が、自分は楽だったりするからね…。

[呟く言葉は自嘲にも似て。冷たい水を注ぎ、部屋の近くへ。
問われた言葉に、酷く不快さを顕にした]

どう…って。だ、い、き、ら、い。としか言えないが。
そう言うことを聞きたいわけじゃないだろう?

(208) 2008/03/23(Sun) 13:55:07

学生 エリカ

……へいき。
喉が渇いた、だけ。

[腕を下ろして、瞼を上げる。
 その顔には、いつもの如く感情は薄い]

…………迷惑、かけた。

(209) 2008/03/23(Sun) 13:56:26

傭兵 カルロス、メモを貼った。

2008/03/23(Sun) 13:56:49

猟師 スティーヴ

−回想−
[小屋の外を回り、地に残された白い羽根に手を伸ばす。
 折れも毛羽立ちもしていない、ましろの一枚。]

 …………。

[無言のまま懐に入れ、小屋へと戻る。
 椅子に腰掛けたまま目を閉じ、*浅い眠りに付いた*。]

(210) 2008/03/23(Sun) 13:59:28

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